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医療の将来に不安

またしても妊婦さんのたらい回しで不幸なことが起こってしまった。




医師不足と言われて久しいが、特に産婦人科医は訴訟リスクの高さで敬遠
されているようだ。

更に麻酔科医も極端に少ないらしく、その為に緊急手術以外の手術が延期
されている、という話しも身近で聞く。



どの職業でも「激務」はつき物だが、命を預かる、という性質上、「訴訟」
も加わって、「医師」は特別な意味合いを持つのだろう。




すっかり医療先進国になった日本でさえこんなあり様なのだから、薬さえ
満足に無い、発展途上の国では「健康」でいることだけが唯一の生きる道
なのだ。



そうとは言え、しっかりと「病人」の仲間入りをしてしまった身としては、
今後の日本の医療体制がとても不安だ。

いざという時、まさか麻酔無しで手術するわけにもいかないし・・・




「自分の身は自分で守れ」って言っても、今の自分にはその力が無い。


今はまだいい。本当に心配しているのは10年後、20年後。(生きていら
れたとして)



なんかこう、社会構造を根底から変えていくような、そんな強力なリーダー
シップを取る人が現れてくれないものか、と願うのであります。




自分が産んだ子供の顔さえ見られず死んでいく母親を増やさない為にも。
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