書見の邪魔だ。

「信長の野望 Online」と日ごろのつぶやき。メインは陰陽師。

MO。

2011-12-23 01:34:31 | Weblog
「信長の野望Online」で、「新星の章」よりも更に前、ゲーム情報メディアのインタビューで、渡辺プロデューサーが「このゲームは最近はMOの様になってしまっている」と言う発言をした事があります。
プロデューサーとしては、元々MMOとして開発されたのだから、MMOらしくあるべき、と言うのがある様です。
ただ、私としては、MO化はプレイヤーの要望を取り入れた結果、そうなった訳で、この流れを無理に変える必要はないと思うのです。
最近のMOは、日本では「ギルドウォーズ」が土台を作り、「モンスターハンターフロンティアオンライン」が発展させました。
パーティーを組む所だけ、MMOと同じく多数のプレイヤーが集まり、狩りの舞台はプライベート空間なので、他のプレイヤーの事を気にせずにプレイに集中出来ると言う、ある意味MOとMMOの良い所だけを取ったシステムです。
「信長の野望Online」の場合は、「トライアルダンジョン」が一番最初ですね。
その後、「陸海空」「九州三国志」「凶神の冥宮」と新しいプライベート空間が追加されましたが、その一方で、「妖魔陣」「伊勢路の戦い」「一門ダンジョン」等、MMOの特徴である、大人数での攻略要素も追加はされました。
結局、プレイヤーはどちらを取ったか、です。
ならば、プレイヤーが望む方向に進むべきです。
もちろん、プロデューサーには、全く新しい、プレイヤーが期待する以上の要素を作成すると言う仕事もありますが、まずは基礎からです。
で、「ギルドウォーズ」等を参照すると、「信長の野望Online」はMMOとして無駄な機能が山の様にあります。
広いフィールドを走って目的地まで行く、と言うのも十二分に無駄です。
オンラインゲームではないですが、「ロマンシングサガ」の様に、地図で目的地を指示すれば、すぐにそこにたどり着く等、いくらでも変えられます。
おそらくは、開発当初の設計とは全く違うゲームになると思いますが、MMOに固執するよりは、プレイヤーがプレイしやすい設計にして欲しいと思います。