剣御前 前岳付近でビバーグの巻

５月連休はJAPA会員のHさんと剣岳の撮影山行に出かけました。
19年には剣御前小屋泊で行きましたが気象条件に恵まれず今回リベンジです。
週間天気予報は全日晴れでしたがMounteinForercastの直前予報は2日午後雪これが当たりました。
小雪の中室堂から雷鳥沢に下り、風が有る中ﾃﾝﾄ設営しました。
翌日曇り濡れたﾃﾝﾄをたたみ出発を後らせ先行者のトレースを辿り剣御前小屋まで、ここで休憩し撮影ポイントを探しました。
ﾃﾝﾄから撮影できるポイントで新雪を１ｍ位掘り下げてテン場を作成1時間以上必要でした。
夜風が強くﾃﾝﾄのバタバタ音で眠れない1夜を、翌日晴れ剣岳には傘雲が出て良い条件になりました。
別山往復の後下山ですがHさんの要望でロープを出し途中まで、コンテ（2名はロープで連結状態）で下山しました。
私は都岳連方式で何時でも滑落を止める体制です。
細い尾根の縦走で先行者が滑落した場合、後続者は反対側の谷に入れば必ず止まります。
その状況を想定し何時も身がまえることが大事です。
4日夜は無風快晴で星景写真撮影日和でした。