OSACでは通常の岩登りではなく、バリエーションルートに出てくる、岩場を比較的簡易な装備で登ることが有ります。
通常の岩登りでは、確保の為のATCと懸垂下降用にエイトカン(8環)を持参するのが普通ですが、ハーネスに対しプルージックで確保して登る方法で、世間では沢登でも使うようです。
このような場合で登山者が滑落した時ハーネスに掛かる荷重とロープの安全基準を考察しました。
ここで重要なことは、トップはロープの補助無して登り、確実にロープを確保しなければなりません。
そのロープを頼りに同伴者が登るのですが、基本的にはトップと同様に、自力で登ることが出来なければなりません。
もし滑落した場合の安全策として、プルージック等のフリクションノットで確保します。
そして少しづつプルージックを引き上げて登るので、もし滑落しても、プルージックが直ぐに効けば、滑落距離は多分1m以下になると思います。
その場合、図を見て頂きますが、ハーネスとロープには500kg位の荷重が掛かります、そしてロープの安全基準から見ると、まだ余裕が有ります。
もしプルージックが直ぐに効かず、滑って止まらなかったら終わり!、1m以上滑って止まる場合、衝撃が増えたり、プルージックが摩擦熱で溶け大変危険です。
厚生労働省は作業用ハーネスの安全基準を見直すそうですが、体には大変ダメージが掛かり、宙吊り状態になり、プルージックが固着すると、そこから脱出するにはかなりの体力とスキルが必要です。
今後OSACで岩登りをしたい方にはで宙吊りからの脱出訓練が必要と思います。
通常の岩登りでは、確保の為のATCと懸垂下降用にエイトカン(8環)を持参するのが普通ですが、ハーネスに対しプルージックで確保して登る方法で、世間では沢登でも使うようです。
このような場合で登山者が滑落した時ハーネスに掛かる荷重とロープの安全基準を考察しました。
ここで重要なことは、トップはロープの補助無して登り、確実にロープを確保しなければなりません。
そのロープを頼りに同伴者が登るのですが、基本的にはトップと同様に、自力で登ることが出来なければなりません。
もし滑落した場合の安全策として、プルージック等のフリクションノットで確保します。
そして少しづつプルージックを引き上げて登るので、もし滑落しても、プルージックが直ぐに効けば、滑落距離は多分1m以下になると思います。
その場合、図を見て頂きますが、ハーネスとロープには500kg位の荷重が掛かります、そしてロープの安全基準から見ると、まだ余裕が有ります。
もしプルージックが直ぐに効かず、滑って止まらなかったら終わり!、1m以上滑って止まる場合、衝撃が増えたり、プルージックが摩擦熱で溶け大変危険です。
厚生労働省は作業用ハーネスの安全基準を見直すそうですが、体には大変ダメージが掛かり、宙吊り状態になり、プルージックが固着すると、そこから脱出するにはかなりの体力とスキルが必要です。
今後OSACで岩登りをしたい方にはで宙吊りからの脱出訓練が必要と思います。