エルダーBP

登山 写真撮影等多趣味ですが最近は卓球で登山のためのトレーニングして 山岳写真撮影に励んでいます。

欲望の資本主義を見て感想の巻

2018-01-12 | 経済動向
NHKの番組「欲望の資本主義」を見た感想をまとめました。このシリーズ前の分でも、感想を書きましたが米国の場合、私が駐在していた1970年頃から半世紀たった今でも低所得者の生活は改善されていません。
最低賃金ではアパートにも入れないのです。(不動産高騰、昔は入ることができたので後退かも・・)
こんな不平等社会は長続きできず、変革が起きると私は推測しています。
そして労働者の新しい脅威はAI化により仕事が無くなることです、産業革命の時は農業労働者が工場で働くことができたのに今度は仕事が消滅してしまいます。
それに関連し、ベーシックインカムは今スイス等でまじめに検討されていますが、昔ニクソンさんが具体的に法案を提案していたということは知りませんでした。
追記
日本では今雇用が安定していますが、米国では低賃金の仕事は主に移民が従事、スキルの少ない白人は失業し、トランプさんの支持基盤の一つになっています。
また中国、韓国などは教育熱心で大学卒が多いのですが日本とは異なり中々良い仕事(大学卒の資格を活かした)につけません。
そして中国は偽りの共産主義社会と思いますが、米国の移民と同じように都市戸籍の無い人が低賃金労働を支えて、今の政策の恩恵を受けるのは一部の金持ちだけです。
中国も国民の経済的格差拡大と言う意味では米国と同じ課題(爆弾)を抱えています。