エルダーBP

登山 写真撮影等多趣味ですが最近は卓球で登山のためのトレーニングして 山岳写真撮影に励んでいます。

アルカイダ系、ISISの勢力拡大に思うの巻

2014-07-15 | 日記
以前から書きたいと思っていた、イラク情勢に対する私の考えです。
関連情報を画像で集めましたが、根底には第一次大戦後イギリスとフランスが支配していた範囲に沿い民族や宗教の分布とは関係が少ないところに国境ができたことが紛争要因になっています。
今勢力を広げイラクのマリキ政権と米国にとって脅威になっているのはアルカイダ系のISISです。
彼らはシリアの政府軍と戦いながら、さらにイラクの北部に勢力を拡大しました。
イラク北部のモスルやキルクークの戦闘ではISISの勢いに恐れを感じたイラク政府軍兵士が軍服を脱いで逃げたというので戦いになりません。
ISISの中には米国を含む西洋諸国の若者義勇兵が含まれ、米国は大変憂慮しています。
彼らが帰国しテロ集団となることを恐れています。
また多くの米軍兵士命の犠牲でイラクを安定に向かわせたことに対しこれが根底から崩れているのです。
私は今の状況からフセイン政権が保有していた範囲の国境を維持できないと考えています、少なくともクルド人自治区はこの機会に独立を目指すはずです。