英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『BG ~身辺警護人~』 第3話 【追記あり】

2018-02-02 23:36:34 | ドラマ・映画
“キムタク劇場”となりつつあるなあ……
 第1話第2話でも感じていた主人公以外の登場人物の精彩のなさ。3話になれば、光を放ち始めるかと思ったが、依然低迷したままだった。
・嫌味を言ったり難癖をつける通行人と化しつつあるSP・落合義明(江口洋介)
・自分本位で自意識過剰の目立ちたがり屋の議員・立原愛子(石田ゆり子)、
・能力はあるが、自信過剰で協調性のないBD・高梨雅也(斎藤工)
・使えない、さらに、使えないことを自覚していないBD・菅沼まゆ(菜々緒)
・全く使えないBD・沢口正太郎(間宮祥太朗)

・依頼人も“雇い主”を笠に着る“嫌な奴”が多く、中学生の息子までやたら生意気……

 つまり、上記のような嫌な奴の要求や嫌味を受け止めたりかわしたりしながら、任務の難題をクリアしていく主人公のストーリーなのである。
 主人公・島崎(木村拓哉)は、運動能力は勿論、洞察力や推理力、機転も利くというスーパーなポテンシャルを備え、しかも、優しく忍耐強く気配りも欠かさない人格者。(『南極物語』を思い出した)
 他のキャラクターは主人公の引き立て役としか思えない。主役級の俳優さんたちというのに…
 主人公だけがスーパーマンより、他のキャラクターも魅力的な方がドラマとしては面白いと思うのだが。



【今回の依頼……現金一億円の警護】
 “人気タレントに支給する”という名目だったが、実は人気タレント・かのんの身代金だった。しかも、狂言誘拐が本当の誘拐に発展という厄介な状況に。(詳しくは文末のストーリー)
 最終的には、島崎が橋の下に落ちかけた身代金(偽物)を飛びついて、橋の欄干からぶら下がり状態に作意的に自ら陥り、身代金目立ての犯人たちをおびき出し、確保!という離れ業を成し遂げた。(誘拐犯との交渉も島崎、狂言と気づいたのも島崎)
 それにしても、手錠を利用した命綱で安全を確保したが(とてもそんな暇があったとは思えない)、もっと他に策があったように思うのだけど……

【追記】
ドラマ冒頭にクライマックスシーンを流すのはやめて欲しい!
大まかな筋が想像できてしまう。



第1話第2話

【ストーリー】番組サイトより
 深夜に緊急の警護依頼が舞い込み、招集をかけられた島崎章(木村拓哉)ら日ノ出警備保障・身辺警護課のメンバーたち。一度は身辺警護課を辞めた高梨雅也(斎藤工)も復職する中、彼らに命じられた任務は『人気タレント・かのん(三吉彩花)に支給する現金一億円の警護』というものだった。
 急に「引退したい」と言い出し、姿を消したかのんを連れ戻すための金だ、と説明する芸能事務所社長の坂東光英(西村まさ彦)。現金輸送の経験もある高梨を責任者とし、かのんに会うため車で出発するが、行き先もはっきりしない任務に高梨は不信感を募らせ…?

 ようやく現金一億円の運び先を明かし始めた坂東。なんと、かのんは「引退する」と言い出し姿を消したのではなく、誘拐されていたのだ! 警察には知らせないで欲しい、と懇願する坂東の意思を尊重し、誘拐犯の要求した場所に金を運ぶことに。しかし、犯人との通話に成功した章は、ある違和感を覚え…?

 その頃、警視庁SPの落合義明(江口洋介)は、厚生労働大臣の立原愛子(石田ゆり子)から“民間の警備会社の章に警護を依頼するつもりだ”と言われ、驚がく。落合は、章を探して日ノ出警備保障に現れ…!?


坂東光英(西村まさ彦)
人気タレント・かのんが所属する芸能事務所の社長。

かのん(三吉彩花)
CMから映画主演までこなす人気タレント。

脚本:井上由美子
監督:七高剛
コメント
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