英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

相棒 season15 第2話「チェイン」

2016-10-19 22:50:29 | ドラマ・映画
題材となったシガーの煙のように、モヤモヤした話だった。
 捜索を依頼した羽賀(音尾琢真)と桜子(大谷みつほ)
 殺人事件を起こし逃亡し、死体で発見された野中(原田健二)
 姿をくらました工藤(青山勝)

 エピソードの主要関係者が4人もいて、シガーのブレンドの隠しテイストも絡んだので、4人の人物像が描き切れておらず、ただ事実関係を追っただけの話になってしまった。
 キャラが掴めていないせいなのかもしれないが、4人の行動が不可解に思われ、シガーの風味をドラマに漂わせようとしたが、ドラマとしては味気なく感じた。


脚本の真野勝成氏は、『相棒』においては、風変わりな視点や捌き方が多く、微妙な作品も多い。“要注意脚本家”候補に昇格?

真野氏の過去の作品……「右京さんの友達」「死命」「サイドストーリー」「ストレイシープ」「苦い水」「ファンタスマゴリ」「英雄~罪深き者たち」「陣川という名の犬」 

【ストーリー】番組サイトより
特命係に配属された亘が“最初の事件”に挑む!
煙のように消えた男と傷害致死事件の関係とは!?

ある日右京(水谷豊)は、幸子(鈴木杏樹)の紹介で、羽賀(音尾琢真)という男から人捜しを頼まれる。対象は、シガーバーで偶然出会い、特徴的な香りを放つ自家製シガーを吸っていた“工藤春馬”という男。その香りに魅せられた羽賀は、一本分けてもらったことをきっかけに交流を持つようになったのだが、工藤は1年程前に突然、煙のように姿を消してしまったという。いっぽう、亘(反町隆史)も桜子(大谷みつほ)という女性から、工藤を捜してほしいという依頼を受けていた。別ルートから同じ人物の捜索依頼を受けた2人は、その捜索過程でばったり遭遇。“手掛かりはシガーの香りだけ”という雲を掴むような難題に対し、行動を共にすることに。同じ頃、伊丹(川原和久)たち捜査一課が1年前から追っていた傷害致死事件の被疑者の遺体が山梨県の山中で発見される。遺体は、一課が追っていた野中(原田健二)という男と思われたが、伊丹たちは現場の状況から事件性なしと判断。しかし、遺体のかたわらには、羽賀と桜子の2人がそれぞれ所持していた“ある物”が落ちていた。

右京と亘が追う工藤春馬という謎の男の正体は?
捜索を依頼してきた男女と傷害致死事件にも繋がりが…!?
特命係が香りだけを手掛かりに連鎖する事件の真相を解き明かす!

ゲスト:音尾琢真 大谷みつほ

脚本:真野勝成
監督:兼﨑涼介

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« “連続テレビ小説”考 | トップ | 2016秋ドラマをいくつか… »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ドラマ・映画」カテゴリの最新記事