さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

株価のコメンテーターには外国人がふさわしい?

2013-06-06 20:24:22 | ダイアリー
日経平均がとうとう13000円を下回って引けた。昨年暮れから天井知らずで上げていた株価がこの実働11日間で2か月前の水準にまで戻ってしまった。

この大きな下げは
・先月最終週に海外投資家が10兆円ほど売った(過去40年間で3番目に大きな売り)ため
・上げ過ぎた反動安
・米国経済の一部の指標に景気先行き不安が見えたため
・円高傾向が出てきたため
・アベノミクスの成長戦略に目新しさがなかったことなどが理由と挙げられている。

しかし、
・大概の反動安は過去一か月の平均値(25日移動平均値)で収まるものだが今は75日移動平均値さえも下回って、下げすぎ
・米国経済は年末には金融緩和を収束させるほど回復基調にあるとFRBが判断している
・円高といっても企業の採算レート($=90~95円)よりまだ4円ほど安い99円/$

確かに、
・6月は大量の売りを仕掛けた欧米のヘッジファンドの決算期で+年初から膨らみ続けた買い残の返済時期にあたっていた
・昨年まで自民党が主張していた法人税の引き下げや外国企業が問題視する日本の雇用の硬直性にアベノミクスは触れていなかったが

国内経済は回復基調にあることから
・外国投資家も簡単に儲けられる日本市場にまた買いから入ってくるに違いない
・安倍政権の副大臣が、この株価の下げは大したことはないと発言しているほど株価の下げを気にし始めているので、少なくとも法人税の引き下げは参院選後には具体化するに違いない

今年末までにまた日経平均15000円程に戻ってほしいものですね…
コメント