さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

ツバキ

2024-03-30 11:17:41 | ダイアリー


一昨日からの嵐で急に温かくなってきました。
寒の戻りが長かったため嬉しさはことさらです。

急に盛り上がると言えば、

昨年は空席が目立っていた野球場も、大谷人気がプロ野球にも波及して、昨夜のプロ野球開幕戦はどこの球場もいっぱいでした。各試合とも接戦だったので、これからも人気は続くでしょう。ただ試合時間が長い(ヤクルト対中日戦やDena対広島戦)ので、大リーグのピッチクロック制度の導入も欲しいところです。

負の盛り上がりでは 小林製薬の紅麹サプリでしょう。
青黴から出るプベルル酸が検出されたという。プベルル酸は、赤血球に入り込む原生生物マラリア原虫を殺す薬(抗菌剤)に使われますが、非常に毒性が強いもののようです。この酸が腎臓や尿道管にどのように作用するかまだ分からず、プベルル酸の腎臓・尿道管への影響の解明とともに、紅麹に入っている他の悪い物質の検出を続けるという。紅麹サプリの影響はサプリ需要を減少させるでしょう。特に中小企業の出すサプリは健康リスクへの検証も十分ではないと推定され、敬遠されるでしょう。機能性表示食品の規制問題に発展するでしょう。

また28日に発表された政府による電気・ガス代軽減策は5月末までは、今夏の冷房代の急増を招くでしょう。ガソリン代の補助は続けますので、政府が急にばらまき政策を見直したとは思いませんので、企業は救っても市民は救わないという政策の一端でしょう。選挙で見ておれよ!

新入幕の尊富士の春場所優勝も相撲解説者をもブッ飛ばした快挙でした。24歳ですので超若者ではありませんが、下積みが一気に花開いたのでしょう。下剋上が好いのは旧態依然とした階級制度の見直しにつながるからで、見直しが新しい(相撲等の格闘技の)世界を切り開くきっかけになるからです。要は今後「ショーから(ルールに基づく)真の力量争い」に変貌して当競技を盛り上げて欲しいものです。

日本株価の高騰もビックリの一つです。海外投資家がアジアへの投資先を中国から日本に切り替えたこと、米国株が高金利下にもかかわらずIT企業や半導体企業を中心に業績期待が高まり株価を引き上げていること、日本企業への円安を背景とした業績期待と、日本企業の株価を意識した改革の取り組みと、新NISAによって個人株主が増えたこと等が、背景にあります。株価は売り買いの世界ですので波形を描きますが、上値はともかく下値は切り上がってくるでしょう。

では暖かい春を、花粉や黄砂に気を付けて、楽しみましょう!

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