
11月11日~13日のASEANサミットで、カンボジアのカオ・キム・ホン氏(H.E. Kao Kim Hourn)が次期ASEAN事務総長となることで、加盟国が合意しました。2023年1月1日に就任する見込みです。任期は5年間となっています。ASEAN事務総長は、原則として加盟国のABC順で輪番に各国から推薦されることとなっています。
カオ・キム・ホン氏は、現在、首相付大臣です。ポルポト時代を生き延びて、1981年に15歳でアメリカに渡り、ハワイ大学やオハイオ大学で学びました。1993年にカンボジア帰国した後、カンボジア政府の様々な部署での経験があるとのことです。特に、1999年のカンボジアのASEAN加盟の際に活躍しました。また、現在、最高国家経済評議会(SNEC)のメンバーでもあります。
カンボジア日本人商工会も加盟しているASEAN日本人商工会議所連合会(FJCCIA)は、ASEAN事務総長と毎年対話を行っています。今年も8月10日に対話が実施され、今回の対話では、ポスト・コロナ時代に向けて日本企業のASEANでの事業・投資活動を再活性化させるべく、ASEAN進出日系経済界からの提言書を基に議論を行いました。具体的には、ASEANの目指すASEAN包括的復興枠組み(ACRF)に基づき、ASEAN域内市場とより広範な経済統合の潜在性最大化、包括的なデジタル・トランスフォーメーション、より持続可能で強靭な未来、人的資本の開発という4つの柱について日本側から提言を行いました。
日系企業の要望をこうした形で提言し、ASEAN各国の様々な改善に結び付けていくことは、大変に意義のあることです。今後の継続的な対話実施と提言のフォローアップが期待されます。
(写真は、AKPより)
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カオ・キム・ホン氏は、現在、首相付大臣です。ポルポト時代を生き延びて、1981年に15歳でアメリカに渡り、ハワイ大学やオハイオ大学で学びました。1993年にカンボジア帰国した後、カンボジア政府の様々な部署での経験があるとのことです。特に、1999年のカンボジアのASEAN加盟の際に活躍しました。また、現在、最高国家経済評議会(SNEC)のメンバーでもあります。
カンボジア日本人商工会も加盟しているASEAN日本人商工会議所連合会(FJCCIA)は、ASEAN事務総長と毎年対話を行っています。今年も8月10日に対話が実施され、今回の対話では、ポスト・コロナ時代に向けて日本企業のASEANでの事業・投資活動を再活性化させるべく、ASEAN進出日系経済界からの提言書を基に議論を行いました。具体的には、ASEANの目指すASEAN包括的復興枠組み(ACRF)に基づき、ASEAN域内市場とより広範な経済統合の潜在性最大化、包括的なデジタル・トランスフォーメーション、より持続可能で強靭な未来、人的資本の開発という4つの柱について日本側から提言を行いました。
日系企業の要望をこうした形で提言し、ASEAN各国の様々な改善に結び付けていくことは、大変に意義のあることです。今後の継続的な対話実施と提言のフォローアップが期待されます。
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