4月21日、カンボジア南部カンポット州で建設していたカンポット国際観光港が完成し、開港記念式典が開催されました。式典には、フン・マネット首相他多数が参加しました。この観光港は、カンボジア南部からベトナムやタイ湾の観光地等へのゲートとなることが期待されています。また、ロン島、サンレム島、スデック島などカンボジア沿岸部の観光振興にも重要な役割を果たすことも期待されています。運営は、民間のAZグループが行うとしています。
カンポット国際観光港では、アジア開発銀行が支援して新客船ターミナル等が建設されてきました。アジア開発銀行は、2014年11月に、フェリー埠頭の建設や関連道路の建設のため、1800万ドル(約26億円)の借款を供与しました。当初2019年末頃の完工を目指していましたが、新型コロナの影響もあって、ようやく完成したものです。
カンボジア経済にとって、観光は主要なエンジンの一つですが、新型コロナで厳しい影響を受け、ようやく回復しつつあるところです。これまで、観光客がアンコールワットに集中してきたため、カンボジア政府としては南部沿岸部のビーチリゾートやメコン川沿いのエコツーリズム、カンボジア第2の世界遺産であるプレアビヒア等の地方部への観光客誘致を進めています。観光客誘致は引き続き重要な施策であり、観光のためのインフラ整備等の継続的な努力が期待されます。
(写真は、クメールタイムズ紙より)
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カンポット国際観光港では、アジア開発銀行が支援して新客船ターミナル等が建設されてきました。アジア開発銀行は、2014年11月に、フェリー埠頭の建設や関連道路の建設のため、1800万ドル(約26億円)の借款を供与しました。当初2019年末頃の完工を目指していましたが、新型コロナの影響もあって、ようやく完成したものです。
カンボジア経済にとって、観光は主要なエンジンの一つですが、新型コロナで厳しい影響を受け、ようやく回復しつつあるところです。これまで、観光客がアンコールワットに集中してきたため、カンボジア政府としては南部沿岸部のビーチリゾートやメコン川沿いのエコツーリズム、カンボジア第2の世界遺産であるプレアビヒア等の地方部への観光客誘致を進めています。観光客誘致は引き続き重要な施策であり、観光のためのインフラ整備等の継続的な努力が期待されます。
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