カンボジア経済

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2022年05月09日 | 一般
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新型コロナ カンボジアの状況 5月9日 日本は6月に入国規制緩和へ

2022年05月09日 | 経済
 カンボジアの新型コロナウイルスの感染状況は、ワクチン接種の進展に伴い市中感染は大幅に減少していました。2月に入ってオミクロン株の市中感染が拡大しましたが、3月中旬以降ピークアウトし、死亡者数・新規陽性者数はかなり低いレベルとなってきています。5月8日の保健省の発表によれば、死者は累計3056名(5月1日からゼロ名増)です。累計陽性者数は13万6262名(同10名増)となっています。治癒数は13万3181名(同86名増)です。先週の新規陽性者のうち、市中感染は10名、海外帰国・入国者の新規陽性はゼロ名でした。
 5月5日、岸田文雄首相は、英国の金融街シティーで講演し、日本入国時の水際対策を6月に緩和すると表明しました。「主要7カ国(G7)諸国並みに円滑な入国が可能となるようさらに緩和していく」と述べたとのことです。ゴールデンウイーク後の感染状況を見極め、6月にも専門家の意見も踏まえて水際対策を含め新型コロナ対策を段階的に見直すとしています。しかし、報道によりますと、外国人観光客の新規受け入れを再開すると言っても、まずは旅行会社などが管理しやすい団体旅行から認める案や、現在の1日1万人から当面2万人に入国者数の上限引き上げる案等が出ており、小手先の改善に留まる懸念があります。
 4月27日から、羽田空港、成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港、福岡空港で運用が行われているファストトラック(入国時の検疫手続の一部の事前登録)について、これまでは「日本到着予定時刻の16時間前」までに事前審査の申請を行う必要があったものを、「日本到着予定時刻の6時間前」に短縮する改善が行われました。
 フン・セン首相は、5月7日に新型コロナ新規陽性者がついにゼロとなったと発表しました。2021年2月20日に中国人が賄賂を使って隔離を抜けだし、感染を広めた2月20日事件以来、初めてゼロとなったとのことです。PCR検査数が大幅に減少しているため、ゼロ名という数字が正確かについては議論のあるところですが、死者数はここ2週間ほどゼロ名を続けており、新規陽性者数、重症者数等が大幅に減少しているのは確かなものと見られます。フン・セン首相は、密を避ける等の基本的対策を引き続き継続してほしいと訴えるとともに、3回目、4回目、5回目のワクチン接種を続けていくと表明しました。
 5月3日、米国が寄贈したファイザー製ワクチン200万回分が到着しました。カンボジア政府はワクチンの調達努力を続けており、これまでに合計5113万回分(人口の3.2倍)の調達に成功しています、内訳は、シノバック3442万4800回分、シノファーム780万回分、アストラゼネカ516万5500回分、ファイザー248万9730回分、ジョンソン&ジョンソン106万4600回分、モデルナ18万8160回分となっています。
 カンボジアでのワクチン接種については、世界的に見ても早いペースで接種が進んでいます。既に、5歳以上~成人についてはほぼ接種を完了していると言ってもよい状況と見られます。5月7日現在で、1497万2740人への第1回接種を完了しています。これは、カンボジアの人口(約1600万人)の93.6%に相当します。成人(18歳以上約1000万人)への接種について見ると、既に目標の103.0%に第1回接種を、99.5%に2回目を完了しています。また、世界に先駆けて、3歳~4歳児への接種を2月23日から開始しました。37万7425人への第1回接種を完了しています。
 ブースター接種(3回目)も実施が進められ、5月7日現在877万5065人(うち成人631万7983人)が接種を完了しています。1月3日以降、12歳~18歳に対しても3回目接種を行っており、134万4728人が接種を完了しています。更に、6歳~11歳についても2月21日から3回目接種が開始され、108万9034人が完了しています。また、オミクロン株対策の一環として、4回目の接種を1月14日から開始しました。5月7日現在で192万692人が接種済です。
 カンボジアでは、感染拡大に歯止めをかけるために2021年はプノンペン等のロックダウンに踏み切る等、厳しい規制を行ってきましたが、秋以降、大幅緩和となっています。なお、入国規制を含めて各種規制が頻繁に変更されていますので、大使館等のサイトで最新情報をご確認ください。カンボジアは、医療体制が脆弱という弱点があり、いわゆる医療崩壊の懸念がありますので、引き続き密を避けるといった基本的な対策の継続が必要と見られます。
(写真は、活況を取り戻しているセントラルマーケット。5月6日撮影)

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