カンボジア経済

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2022年05月23日 | 一般
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新型コロナ カンボジアの状況 5月23日 日本は6月から規制緩和

2022年05月23日 | 経済
 カンボジアの新型コロナウイルスの感染状況は、ワクチン接種の進展に伴い市中感染は大幅に減少していました。2月に入ってオミクロン株の市中感染が拡大しましたが、3月中旬以降ピークアウトし、死亡者数・新規陽性者数はゼロに近いレベルとなっています。5月22日の保健省の発表によれば、死者は累計3056名(5月15日からゼロ名増)です。累計陽性者数は13万6262名(同ゼロ名増)となっています。治癒数は13万3201名(同7名増)です。5月7日から5月21日まで15日間連続で新型コロナ新規陽性者はゼロとなっています。PCR検査数が大幅に減少しているため、ゼロ名という数字が正確かについては議論のあるところですが、死者数はここ4週間ほどゼロ名を続けており、新規陽性者数、重症者数等が大幅に減少しているのは確かなものと見られます。
 5月20日、日本政府は6月1日から入国規制を緩和すると発表しました。国別の感染状況、ワクチン接種状況等に応じ、入国時の抗原検査や自宅隔離を不要とするとしています。また、報道では、入国者数上限を一日当たり1万人から2万人に引き上げることを検討中としています。他方、日本の非科学的入国規制については、内外から更に批判が高まっています。国際航空運送協会(IATA)は、日本と中国を名指しで批判し、日本政府に対し入国者数上限の撤廃等を強く求めました。日本旅行業協会も関連業界と連名で日本政府に提言書を提出し、入国規制の即時緩和を求めました。
 5月20日、フン・セン首相は、ワクチンの5回目接種を6月9日から開始すると発表しました。4回目接種から3カ月以上経過している医療関係者等が対象となります。
 5月14日・15日にインドネシア・バリ島で開催された第15回保健大臣会合で、各国のワクチン接種のデジタル証明書の相互認証メカニズムを早期に検討することが合意されました。ASEAN地域での人の往来や観光回復に重要な役割を果たすものと期待されます。
 カンボジアでのワクチン接種については、世界的に見ても早いペースで接種が進んでいます。既に、5歳以上~成人についてはほぼ接種を完了していると言ってもよい状況と見られます。5月21日現在で、1501万9392人への第1回接種を完了しています。これは、カンボジアの人口(約1600万人)の93.9%に相当します。成人(18歳以上約1000万人)への接種について見ると、既に目標の103.1%に第1回接種を、99.6%に2回目を完了しています。また、世界に先駆けて、3歳~4歳児への接種を2月23日から開始しました。39万8595人への第1回接種を完了しています。
 ブースター接種(3回目)も実施が進められ、5月21日現在909万6721人(うち成人645万3043人)が接種を完了しています。1月3日以降、12歳~18歳に対しても3回目接種を行っており、148万6886人が接種を完了しています。更に、6歳~11歳についても2月21日から3回目接種が開始され、120万1031人が完了しています。また、オミクロン株対策の一環として、4回目の接種を1月14日から開始しました。5月14日現在で234万3585人が接種済です。
 カンボジアでは、感染拡大に歯止めをかけるために2021年はプノンペン等のロックダウンに踏み切る等、厳しい規制を行ってきましたが、秋以降、大幅緩和となっています。なお、入国規制を含めて各種規制が頻繁に変更されていますので、大使館等のサイトで最新情報をご確認ください。カンボジアは、医療体制が脆弱という弱点があり、いわゆる医療崩壊の懸念がありますので、引き続き密を避けるといった基本的な対策の継続が必要と見られます。
(写真は、プノンペン北部の高層ビル群。5月21日撮影)

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在カンボジア日本国大使館のサイト
https://www.kh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html



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