カンボジア経済

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2022年01月10日 | 一般
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新型コロナ カンボジアの状況 1月10日 オミクロン株 初の市中感染

2022年01月10日 | 経済
 カンボジアの新型コロナウイルスの感染状況は、ワクチン接種の進展に伴い市中感染は大幅に減少しています。しかし、初のオミクロン株市中感染が確認され、今後の感染拡大が懸念されます。1月9日の保健省の発表によれば、死者は累計3015名(1月2日から2名増)です。累計陽性者数は12万621名(同111名増)となっています。治癒数は11万7014名(同74名増)です。先週の新規陽性者のうち、市中感染は1名、海外帰国・入国者の新規陽性は110名でした。
 12月14日、カンボジアで初のオミクロン株の陽性者が確認されました。1月9日発表で180例(1月2日から111例増)が確認されているとしています。これまでは、全て海外からの入国者でしたが、1月8日の保健省の発表によりますと初の市中感染が確認されたとのことです。陽性者は、プノンペン在住の23歳のカンボジア人男性で、オリンピックスタジアムの隔離施設に収容されているとのことです。1月5日、フン・セン首相は、オミクロン株の感染者が自宅で療養することを禁止すると発表しました。理由として「軽症であっても、感染力が強いため、自宅療養を認めることはできない」と説明しています。
 カンボジア政府は、3歳~5歳対象の幼稚園について1月10日から再開を認めると決定しました。ワクチン接種の対象となっていない4歳以下の幼児については、感染拡大の懸念があるため、これまで再開が許されていませんでした。
 カンボジア政府によりますと、新型コロナの影響を受けた貧困・脆弱世帯向けの現金支援について、2020年6月の開始以降、これまでに約70万世帯に総額5億3100万ドル(約610億円)を支給したとのことです。貧困・脆弱世帯向け現金支援と、返済が困難になった個人・中小企業向けの金融支援は、新型コロナによる経済的影響の緩和に重要な役割を果たしています。
 カンボジアでのワクチン接種については、世界的に見ても早いペースで接種が進んでいます。既に、5歳以上~成人についてはほぼ接種を完了しており、未接種は0歳~4歳の幼児のみと言ってもよい状況と見られます。1月8日現在で、1428万2017人(うち12歳~17歳181万2409人、6歳~11歳199万9241人、5歳30万8543人)への第1回接種を完了しています。これは、カンボジアの人口(約1600万人)の89.3%に相当します。成人(18歳以上約1000万人)への接種について見ると、既に目標の101.6%に第1回接種を、98.1%に2回目を完了しています。なお、中国製ワクチンの効果が不十分であることから、ブースター接種(3回目)を実施しています。1月8日現在389万332人が3回目接種を完了しています。これまでは成人のみが対象でしたが、1月3日以降、12歳~18歳に対しても3回目接種を行っており、8万3731人が接種を完了います。また、オミクロン株対策の一環として、医療関係者や軍関係等については、ファイザー製のワクチンで4回目の接種を行っていく方針です。
 カンボジアでは、感染拡大に歯止めをかけるために2021年はプノンペン等のロックダウンに踏み切る等、厳しい規制を行ってきましたが、大幅緩和の方向となっています。ただ、オミクロン株の動向次第で規制が変更される可能性もあることから、十分ご留意ください。日本大使館は、「カンボジアへ入国する際や日本へ帰国の際に、入国後又は帰国時の日程に影響が及ぶ措置が導入されることも想定し予定を計画することをおすすめします。」との注意喚起を発出しています。なお、カンボジアは、医療体制が脆弱という弱点があり、いわゆる医療崩壊の懸念がありますので、引き続きマスクやアルコール消毒といった対策の継続が必要と見られます。
(写真は、プノンペンのオールドマーケット。活気が戻っています。1月9日撮影)

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