カンボジア経済

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2020年08月10日 | 経済
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新型コロナ カンボジアの状況 8月10日

2020年08月10日 | 経済
 カンボジアでの新型コロナウイルスの国内感染による新規感染者数は4月12日以降ゼロの日が続いています。しかし、海外帰国者の感染者が空港での検査や2・3回目の検査等で発見されており、先々週までに帰国者のうち103名が陽性と確認されていました。先週の海外帰国者の新規感染は8名で、8月9日の保健省発表によれば、累計感染者数は248名となっています。死者は引き続きゼロとなっています。また、治癒数は217名です。なお、新規感染者は、マリの国連平和維持活動から帰国のカンボジア軍人1名(5回目検査)、パキスタンからマレーシア経由で帰国したカンボジア人4名(2回目検査)、カザフスタンから韓国経由帰国のカザフスタン人1名、米国人1名(3回目検査)、ウズベキスタンからドバイ・韓国経由で入国したカナダ人1名等でした。なお、8月3日に隔離中のカンボジア人2名が逃走するという事案がありました(翌日に発見・確保)。
 インドネシア及びマレーシアからの航空便での陽性者数が多数であったため、8月1日から両国からの航空便は休止となっています。また、空港での検査を免除されていた外交官等についても、米国大使館で陽性者が複数確認されたため、8月4日、カンボジア政府は外交パスポート所有者についても空港での検査を義務付けると決定しました。
 8月4日、カンボジア保健省は、外国人に対する入国規制を緩和しました。入国時のデポジットの金額は3000ドルから2000ドルに引き下げられました。従来の5万ドルの治療費をカバーした保険証書の代わりに、新型コロナウイルス治療費をカバーする90ドルの保険を購入することも可能となりました。また、外国人投資家、外国企業の従業員およびその家族に対しては、さらに入国規制が緩和されました。カンボジアで登記済の企業等は、カンボジア政府発行の支払い保証書を事前に取得することにより、社員やその家族は90ドルの保険と入国時の2000ドルのデポジットが不要となります。これ以外にも様々な規制がありますので、その詳細や実際の運用状況につきましては、日本大使館、日本人会等のサイトを十分にご参照ください。
 8月4日、全日本空輸(ANA)は、成田~プノンペン直行便の運休をこれまでの8月末までから9月末までに延長すると発表しました。ANAの2020年4~6月期の営業赤字額は1590億円と過去最大となっており、今後国際線の路線削減も検討するとしています。
 カンボジア教育省は、新型コロナ対策が十分と認められる学校20校について、第1陣として8月からの再開を許可する方針です。日本人学校及び日本人補習校もこの第1陣に含まれています。8月6日にカンボジア日本人会は、教育青年スポーツ省との間で、プノンペン日本人学校及びプノンペン補習授業校の再開に関する覚書に調印しました。
 8月3日、カンボジア郵政公社は、EMS(国際スピード郵便)の日本を含む26カ国・地域向けの発送を再開しました。新型コロナウイルス感染症の拡大で航空輸送がほぼ全面的に停止したことを受け、4月18日から、国際郵便の受付は停止されていました。
 8月7日から、これまで営業停止を求められていた映画館の営業が再開が許可されました。観客数を制限する、3密を避ける、体温をチェックする等の対策を取った上での再開となります。
 8月3日、カンボジア政府は、新型コロナの影響が厳しい観光・航空業界の免税措置をこれまでの7月末までから9月末まで2カ月間延長すると発表しました。
 カンボジアでは、新規感染者の数が落ち着いていることから、プノンペン等では経済活動が復旧してきています。ただ、引き続き、3密を避けることや、マスク、手洗い、アルコール消毒等の対策を続ける必要があるものと見られます。なお、カンボジアの入国規制については、度々変更されており、運用も確定していません。日本大使館のサイトやカンボジア日本人会のフェイスブックで最新情報をご確認ください。
(写真は、再開直前のプノンペン市内の映画館。体温を感知するカメラも設置されています)

カンボジア日本人会のフェイスブック
https://web.facebook.com/Jacambodia/

全日本空輸の発表
https://www.anahd.co.jp/group/pr/202008/20200804.html



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