カンボジア経済

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外務省海外在留邦人実態調査2018 カンボジアの在留邦人数は大幅増加続く

2018年06月07日 | 経済
 5月31日、外務省は、「海外在留邦人実態調査」の結果を発表しました。この統計は、在外公館が2017年10月1日現在で、それぞれの管轄区域内に在留する邦人数、進出している日系企業数(拠点数)を調査した結果を集計したものです。2017年10月1日時点で海外に在留する邦人総数は135万1970人で、前年より1万3493人(約1.0%)の増加となり、過去最多を更新したとのことです。国別では、米国に在留邦人全体の約32%(42万6206人)、中国に約9%(12万4162人)がそれぞれ在留していて、両国で在留邦人の4 割以上を占めています。3位以降は、オーストラリア9万7223人、タイ7万2754人、カナダ7万25人、英国6万2887人、ブラジル5万2426人、ドイツ4万5784人、フランス4万2712人、韓国3万9778人、シンガポール3万6423人の順となっています。これら上位11か国で全体の約8割を占めます。増加傾向にあった中国では、2012年をピークに在留邦人の減少が続いています(前年比で2012年は約10%、 2014年は約0.9%、2015年は約2.0%、2016年は約2.3%、2017年は約3.1%減少)。
 カンボジアの在留邦人は、30位の3518人となりました。前年は、32位3049人でしたので、15.4%の大幅増加で、上位50カ国では最大の伸び率となりました。これまでの増加を見てみると、2012年1479 人(前年比23.2%増)、2013年1793人(21.2%増)、2014年2270人(26.6%増)、2015年2492人(9.8%増)、2016年3049人(22.4%増)と毎年大幅増加が続いてきています。2012年と比べると、5年で2.4倍になっています。なお、日系企業拠点数で見ると、カンボジアは、25位309拠点でした。前年は28位270拠点でしたので、こちらも14.4%の大幅増加となりました。
(写真は、2017年10月の日本人会盆踊り大会)

外務省の新聞発表
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_006071.html


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