カンボジアでは、日本大使館(Embassy of Japan)、NGO、JICA、カンボジア日本人商工会(JBAC)が集まって、オールジャパンでの協力を行っていくための協議会があります。4者の頭文字をとって、ENJJと呼ばれています。
5月27日にENJJ農業・農村開発分科会が開催されました。今回は、最高国家経済評議会(SNEC)のメイ・カリヤン次官が「カンボジアの米政策、進捗と課題」、カンボジア水資源・気象省の平岩昌彦JICA専門家が「農業のための水資源開発・管理」について講演されました。カンボジアの「ライスポリシー」では、2015年までに精米100万トンの輸出を目指しています。そのためには、灌漑、生産技術、精米、流通、輸出等といった様々な課題に取り組んでいく必要があります。2012年には、米は籾ベースで930万トンを生産し、余剰は473万トンに達しています。しかし、様々な問題から、2013年の精米の輸出量は40万トンに留まっています。メイ・カリヤン次官は、一番に取り組む課題として精米所の運転資金の確保が必要と述べられました。この他でも、土地集約化、機械化、商業化、多様化等をキーワードとして農業の生産性向上に取り組む必要があるとしています。
カンボジアは、水、土地、気候といった点では、農業に有利な点も多く、高いポテンシャルを持っていると言われます。主要作物の米の輸出を通じて、様々な問題に取り組み、農家が儲かる仕組みを作っていくことが重要と考えられます。
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5月27日にENJJ農業・農村開発分科会が開催されました。今回は、最高国家経済評議会(SNEC)のメイ・カリヤン次官が「カンボジアの米政策、進捗と課題」、カンボジア水資源・気象省の平岩昌彦JICA専門家が「農業のための水資源開発・管理」について講演されました。カンボジアの「ライスポリシー」では、2015年までに精米100万トンの輸出を目指しています。そのためには、灌漑、生産技術、精米、流通、輸出等といった様々な課題に取り組んでいく必要があります。2012年には、米は籾ベースで930万トンを生産し、余剰は473万トンに達しています。しかし、様々な問題から、2013年の精米の輸出量は40万トンに留まっています。メイ・カリヤン次官は、一番に取り組む課題として精米所の運転資金の確保が必要と述べられました。この他でも、土地集約化、機械化、商業化、多様化等をキーワードとして農業の生産性向上に取り組む必要があるとしています。
カンボジアは、水、土地、気候といった点では、農業に有利な点も多く、高いポテンシャルを持っていると言われます。主要作物の米の輸出を通じて、様々な問題に取り組み、農家が儲かる仕組みを作っていくことが重要と考えられます。
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