国家統計庁から発表された2012年8月の物価上昇率(対前年同月比)は、2.2%の上昇となりました。物価上昇率は、ここ1年ほどは5%前後で安定的でしたが、5月、6月、7月と大幅に低下しています(2011年7月の上昇率は7.1%、8月6.4%、9月6.7%、10月5.2%、11月5.7%、12月4.9%、2012年1月5.8%、2月5.4%、3月5.4%、4月4.8%、5月2.2%6月1.8%、7月1.3%)。
8月の物価上昇率が落ち着いた理由としては、世界経済の減速傾向があります。しかし、国際マーケットでの石油価格は一旦下落した後、上昇に転じています。ニューヨーク市場ではWTIは80ドルを切るところまで下落した後、最近は95ドル前後まで上昇してきています。プノンペンのガソリン価格も5350リエル程度に上昇してきました。国際市場では、アメリカでの干ばつの影響もあって穀物価格も上昇してきています。これらの国際市場の動きがカンボジアにも早晩影響してくるものと懸念されます。
国際通貨基金(IMF)は2012年の物価上昇率予測を3.5%に引き下げました。カンボジア政府は、2012年の物価上昇率をこれまでの5.5%から3.6%に引き下げています。アジア開発銀行は、3.0%と予測しています。
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8月の物価上昇率が落ち着いた理由としては、世界経済の減速傾向があります。しかし、国際マーケットでの石油価格は一旦下落した後、上昇に転じています。ニューヨーク市場ではWTIは80ドルを切るところまで下落した後、最近は95ドル前後まで上昇してきています。プノンペンのガソリン価格も5350リエル程度に上昇してきました。国際市場では、アメリカでの干ばつの影響もあって穀物価格も上昇してきています。これらの国際市場の動きがカンボジアにも早晩影響してくるものと懸念されます。
国際通貨基金(IMF)は2012年の物価上昇率予測を3.5%に引き下げました。カンボジア政府は、2012年の物価上昇率をこれまでの5.5%から3.6%に引き下げています。アジア開発銀行は、3.0%と予測しています。
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