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カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

雨季の豪雨2022

2022年10月09日 | 社会・風土
 カンボジアは5月~10月が雨季です。この間には「バケツをひっくり返したような」スコールに襲われることもたびたびあります。特に、8月後半~10月はプノンペンも集中豪雨に見舞われます。傘も全く役に立たないような激しさです。そんな時はちょっと雨宿りするしかありません。通常、豪雨は30分から1時間ほどで終わります。プノンペンでも町のあちこちはすぐ水たまりと化します(日本政府が支援している排水事業で洪水被害は大幅に減少しているようです)。バイクに乗っている人たちの中には、ビニールポンチョをかぶって走っていく元気な人たちもいます。トゥクトゥクは、雨除けのカバーを出して走ります。プノンペンの街中は、洪水で通行できなくなるところも出て、道路は大渋滞となります。最近は、元は湿地や遊水地だったところが次々に埋め立てられていて、思わぬところが洪水被害にあうこともあるとのことです。しかし、この時期の雨は、農家には本当に大切な恵みの雨でもあります。
 なお、プノンペン等の都市の洪水の際は、下水やごみ等が混入している可能性も高く、病気の思わぬ原因ともなりますので、なるべく洪水(水たまり)に入らない・触らない等の注意が必要です。



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早起きはお得 朝の割引 レインツリー

2022年10月01日 | 社会・風土
 プノンペン北部、カナディアタワーの隣のレインツリーは、オフィスと店舗の複合ビルです。1階に入居しているカンフーキッチンでは、朝ごはんの半額キャンペーンを実施中です。7時から10時までは、朝食メニュー5品目が半額です。今回は、スパイシーヌードル(Spicy Beef Mushroom Soup Noodle)をお願いしました。ほろほろのお肉とシイタケがたくさん入っていて、美味しいです。麺もつるつるしていていい感じです。通常価格3.5ドルが半額で1.75ドル(約250円)というのは嬉しい価格です。なお、半額になるのは、この他、ライスメニュー2種類とサイドメニュー2種類です。メニューにはどれが割引なのか書いてないので、店員さんにご確認ください。小さなお店で、ランチ時は満員の盛況ですが、さすがに朝は空いています。これはお勧めです。お試しください。
 また、カンフーキッチンの隣の台湾系のフルーツティー屋さんの「一芳(Yi Fang)」でも、8時から10時半までは、全品20%割引です(夜18時~20時も)。私は最近、桃がたくさん入っているピーチフルーツティー(Lサイズ通常3.5ドル→2.8ドル)に嵌っています。お試しください。

Kungfu Kitchen
https://www.facebook.com/KungFuKitchenkh

一芳 Yi Fang
https://web.facebook.com/YiFangCambodia/

カンフーキッチンのスパイシーヌードル。ピリ辛で目が覚めます。


一芳の割引。



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カンボジア特別法廷 ポル・ポト派幹部に最後の判決

2022年09月29日 | 社会・風土
 9月22日、ポル・ポト政権の罪を問う特別法廷が開かれ、唯一存命する元最高幹部に対し、終身刑が言い渡されました。これまでに、5人の元最高幹部らが起訴され、このうち4人はすでに死亡し、元国家元首のキュー・サンパン被告(91歳)が最後の被告となっていました。特別法廷は2審制で、キュー・サンパン被告に対し大量虐殺の罪などで最も重い終身刑を言い渡した、1審の判決が今回の2審でも支持されました。これによってキュー・サムファン被告の刑は確定しました。
 カンボジアでは1970年代、ポル・ポト政権下の大量虐殺や強制労働によって国民の5分の1を超える170万人以上の命が奪われたとされ、カンボジア政府と国連は、2006年に、ポル・ポト派の政権幹部らの罪を問う特別法廷を設置し、裁判を進めてきました。キュー・サンパン被告以外の最高幹部は全員、すでに死亡していることから、特別法廷は設置から16年を経てその役目を終えることになりました。
 長年に渡り特別法廷を支援してきた日本政府は、外務大臣談話を発表しました。談話では、「クメール・ルージュ裁判は、カンボジア和平プロセスの総仕上げであり、同国における正義の実現及び法の支配の強化に資するものです。この観点から、我が国は、本裁判を重視し、国際社会による本裁判への支援において主導的役割を果たしてきました。本裁判の意義が、裁判プロセス終了後も継続予定の普及啓発・教育活動等を通じ、広くカンボジア国民に共有され、次世代の人々や国際社会のための遺産として引き継がれ、法の支配の強化に資することを期待します。」としています。日本は、2006年の裁判開始以来、国際支援の約30%に当たる約8867万ドルを支援してきました。
(写真は、AKPより)

外務省の発表
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/page6_000666_00004.html


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プチュンバン2022

2022年09月24日 | 社会・風土
 プチュンバンはカンボジアのお盆です。今年は9月24日から26日までプチュンバンの3連休です。多くの人々が田舎に帰って家族で集まるので、セントラルマーケット近くのミニバス乗り場も稼ぎ時で、お土産を抱えて地方に戻る人たちで賑わいます。今年は、新型コロナの感染状況が改善したこともあって、3年ぶりにプチュンバンの各種行事が解禁されました。
 プチュンバンは、仏教徒のカンボジア人にとっては、重要な宗教行事で、日本のお盆ととても似ています。お祭りは15日間続きます。この間、人々は地元のお寺だけではなく、遠くのお寺まで出かけて、お布施をします。先祖の魂と再会するために、少なくとも7か所のお寺を回らなければならないとされています。先祖の魂は、プチュンバンの15日間の間だけは自由に動き回ることを許されると言われ、食べ物等を供えてお迎えします。
 お寺にお参りする際には、男女ともに白いシャツを着てお寺に入り、まずご本尊に蓮の花とお線香を差し上げてお祈りします。その後、お坊様にお経をあげていただきます。また、ご先祖に捧げる食べ物は、お坊様に食べていただくことでご先祖様に届くということで、ご飯とおかずをお渡しします。お寺の中には、多くのごちそうがずらりと並びます。ご飯は、外に並べてあるたくさんのツボに少しずつ分けて入れます。最後に、砂で山を作ります。これは、パゴダを作ることを意味しています。
 今年は、新型コロナ前と同様に、にぎやかに行事ができたようです。
(写真は、2018年のプチュンバンのお寺の様子。多くの信者からお寺に料理が寄進されます)



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PKO 自衛隊カンボジア派遣から30周年 日本の貢献 実を結ぶ

2022年09月19日 | 社会・風土
 9月17日は、国連の平和維持活動(PKO)の一環としてカンボジアに自衛隊が派遣されてから、30年となりました。1970年代から続いた内戦で荒廃したカンボジアは、自衛隊の初めてのPKO活動などで国土が復興したことに加え、今やカンボジア自身が国外のPKOに部隊を派遣する国となりました。日本の貢献が実を結んでいると高く評価されています。
 湾岸戦争等で資金を出すだけの態度に、欧米等から厳しい批判を受けた日本は、国際平和への積極的貢献を行うため、1992年の通常国会で「国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律」(PKO法)を可決しました。国会審議では、当時の社会党や共産党が理不尽な反対行動を行うとともに、多くの条件を求めたこともあり、その後の現場の手足を縛る結果となり、1993年には文民警察官と国連ボランティアとして活動にあたっていた2人の日本人が襲撃されて死亡しました。読売新聞も社説(6月15日)で、「当時の野党の批判が的外れだったことは明らかだ。国際貢献のあり方を政争の具とすることは許されない。内向きの議論は世界には通用しない。」と厳しく批判しています。
 1993年5月4日昼過ぎ、タイ国境に近いカンボジア北西部のバンテイメンチェイ州アンピル村で、同村に駐在している国連カンボジア暫定統治機構の日本人文民警察官5人が、オランダ海兵隊UNTAC部隊の護衛を受け、国道691号をパトロール巡回中に、ポルポト派とみられる身元不明の武装ゲリラに襲撃されました。岡山県警警視、高田晴行さん(当時警部補、33歳)が死亡しました。また、1993年4月には、国連ボランティアとして選挙監視に赴いた中田厚仁さん(当時25歳)が凶弾に倒れています。高田警視と中田厚仁さんのお二人のご冥福を心よりお祈りしております。
 また、NHKの報道によりますと、カンボジア政府でPKOを担当する平和維持センターのマリンダ・コサル副所長は、「私たちは日本がカンボジアの平和に貢献してくれたことを忘れない」と述べて日本の貢献に感謝しました。そのうえで「カンボジアは小さな国だが、国連のミッションに部隊を送り込んで多くの友人を作っている」と述べて、カンボジアが2006年から9か国に延べ8000人余りをPKOの部隊として派遣してきたとして、カンボジアでの日本の貢献が実を結んでいることを強調しました。なお、陸上自衛隊のカンボジアに対するPKO分野の能力構築支援は、2013年から継続しており、多くのカンボジア軍人がPKOに派遣され活躍する土台となっています。
 カンボジアのために命を懸けた日本人がいたことを決して忘れてはならないと強く思っております。また、日本の国際貢献活動が、カンボジアの復興に大きく貢献したこと、そして多くのカンボジアの方々が日本に感謝していることもぜひ強調しておきたいと思います。これまでの関係者の方々の多大な努力に敬意を表します。
(写真は、外務省のサイトより)

内閣府のサイト
https://www.cao.go.jp/pko/pko_j/info/pko30_top.html


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中国系犯罪集団によるカンボジアでの人身取引 日本人にも被害が

2022年09月02日 | 社会・風土
 カンボジアでは、中国系犯罪集団によるものと見られる人身取引、強制労働等の問題が顕在化しています。高給の仕事がある等の甘言に騙されて、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア等から、カンボジア南部のシアヌークビルに連れてこられて、特殊詐欺等の犯罪行為に無理矢理従事させられるといったケースの摘発が続いています。
 在カンボジア日本大使館では、「少数ですが邦人の被害事例も報告されています。」と、注意を喚起しています。8月26日付の大使館の注意喚起を全文転載します。くれぐれもご留意ください。

 最近、カンボジアにて好条件の仕事があるなどとして外国で希望者を勧誘し、カンボジアに到着した直後に旅券や連絡手段を取り上げ自由な外出を制限するなど監禁状態に置いた上で、当初約束していた活動とは異なる不法行為に従事させたり、本人の意思に反して労働を強いるような事案が発生しており、少数ですが邦人の被害事例も報告されています。
 様々な被害事例がありますが、概ね共通している特徴は以下のとおりです。
・居住国(日本を含む外国)にて知人や親族(外国人の場合もあれば本国(日本であれば日本人)の国籍者の場合もある)から、カンボジアで条件のいい短期(数週間から数ヶ月)の仕事があると紹介される。
・報酬が示される場合は月額数千ドル程度で、「仕事」の内容は簡単な翻訳作業や事務作業など専門性が低く負担の軽いものと説明されるが詳細な説明はほとんど無い。
・渡航費用や現地滞在費は全て雇用主負担で、査証などの事務手続きも全て雇用主が行う。
・滞在先として高級ホテルを用意したり、移動手段として高級車をあてがうと約束する場合がある。
・カンボジア到着直後に旅券やパスポートを監視役に取り上げられ、行き先も告げられないまま監視付きの施設に移される。
・本国から「案内役」が同行する場合がある
・滞在先の施設では、振り込め詐欺などに悪用されると思しき内容の文章の確認等を強要され、外出や外部との接触が制限される。
 カンボジアでは以前より国内外の犯罪組織による不法な活動が問題となっていましたが、法制度が未発達で汚職も蔓延しているともされており、当局による取り締まりが十分ではなく、こうした不法行為に巻き込まれた場合には解決が容易でないこともあります。
 つきましては、特に知人等からの紹介を受けてカンボジアでの就労を検討・予定されている場合は、上記のような情勢を理解し、安易に勧誘に同意することなく、勤務先が信用に足りるものか、安全が確保されているものか等につきご自身でよく確認し、確認できない場合は渡航を取りやめることも視野に入れて慎重に判断して下さい(大使館では個々の就労先や就労事案の安全性や信憑性について判断できません。)。
(写真は、クメールタイムズ紙より。シアヌークビルで多くの外国人が閉じ込められていた建物)

外務省の海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=136133



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カンボジアの内戦を逃れた人々の所持品を撮影した写真展「生きる IV」

2022年08月27日 | 社会・風土
 東京・青山のスパイラルガーデンで、カンボジアの内戦を逃れた人々の所持品を撮影した写真展「生きる IV」が開催されています(スパイラルガーデンでの開催は明日8月28日までです)。9月9日~25日には、横浜市中区黄金町の高架下スタジオ Site-Aギャラリーで開催されます。
 1970年代のカンボジアでは、クメール・ルージュ政権下の圧政と虐殺、戦争を逃れて大勢のカンボジア人が国外への脱出を余儀なくされました。彼らは家を出るときほんのわずかな持ち物しか持ち出せず、最も貴重なもの、あるいは最も実用的なものだけを手に、故郷を去りました。写真家のキム・ハク氏は、自分の親世代に起きたこの史実と個人の記憶に関心を寄せ、生き延びた人びとを訪ね、彼らの持ち物とその物語を記録するプロジェクト「生きる」(Alive)を2014年から始めました。今回は、神奈川県を中心にカンボジアにルーツを持つ人々と出会い、「生きる」の第4章となる「生きる IV」を制作しました。1970年代のカンボジア国内の混乱によって国に戻れなくなった留学生や、1980年代に日本へ渡った難民を含む12組のカンボジアの家族の肖像や持ち物などを撮影した40点等が展示されています。今回の展示には、私がクメール語を習ったペン・セタリン先生も含まれています。
 東京周辺にいらっしゃる方はぜひお出でください。
(写真は、プノンペンポスト紙より。ペン・セタリン先生)

写真展のフェイスブック
https://m.facebook.com/KimHak.Alive4/?fref=mentions


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新しいスタジアム Morodok Techo National Stadium

2022年08月07日 | 社会・風土
 プノンペンの北西に建設された新しいスタジアム「Morodok Techo National Stadium」です。今回、調査団と一緒に見学する機会がありました。これまでは、プノンペン中心部にあるオリンピックスタジアムが主に使用されてきましたが、来年夏に開催予定の東南アジア競技大会(SEA Game)のメイン会場として使用するために、中国の支援を受けて建設されたものです。6万人を収容可能な大型の近代的スタジアムです。周辺には、プールやその他の競技施設も建設されています。スタジアムの周りは、浅い池になっていて、少しでも涼しくする工夫と見られます。プノンペン中心部から車で30~40分ほどですが、今後の課題としては、アクセスの改善が必要と見られます。来年の東南アジア競技大会をはじめとして、スポーツの振興に活用されることが期待されます。

Morodok Techo National Stadium
https://web.facebook.com/MTN.Stadium/

大きなスタジアムで、周りの造りも余裕があります。



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カンボジア 7月10日を安倍元首相追悼の日に

2022年07月10日 | 社会・風土
 カンボジアのフン・セン首相は、本日7月10日を暗殺された安倍晋三元首相を追悼する日とし、全ての政府機関で半旗を掲げるように指示しました。また、弔意を示すために、カラオケやバー等の営業は、当日は禁止となります。レストランでもアルコール類の販売ができなくなるということです。
 フン・セン首相は、岸田首相あてにお悔やみのメッセージを送り、カンボジアにとっても自分にとっても長きにわたる友人であった安倍元首相の功績をたたえるとともに、追悼の意を伝えました。特に、二国間の関係強化に向けて、カンボジアと密接に協力してくれたと述べています。
 カンボジア外務省は、安倍首相の死を悼むとともに、今回の暗殺事件を強い言葉で非難する声明を発表しています。
 安倍元首相は、2013年にカンボジアを訪問してくださっています。また、フン・セン首相とは、2015年だけで5回も首脳会談を行う等、毎年数多くの首脳会談を行い、個人的にも友好関係を築く等、カンボジアと日本との友好関係の深化に尽力してくださいました。
 他国の元首相がなくたった時に、追悼の日を指定し、半旗を掲げてくれる国が他にあるでしょうか。日本人の一人として深く感動を覚えるとともに、カンボジアの方々に心から感謝したいと思います。最近は「親中派」とも言われるカンボジアですが、アジアでも最も親日な国であると実感します。安倍元首相をはじめとする多くの方々の努力によって築かれてきたこの良好で友好的な関係をこれからも維持・発展させることができればと願ってやみません。
(写真は、2019年の安倍首相とフン・セン首相の首脳会談。首相官邸ホームページより)



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安倍元首相暗殺 哀悼の意を表します。

2022年07月09日 | 社会・風土
 安倍晋三元総理大臣が暗殺されました。心より哀悼の意を表します。
 安倍氏は、7月8日午前11時半ごろ、奈良市内の路上で街頭演説をしていたところ、男に背後から銃で撃たれたとのことです。67歳でした。
 安倍氏は2006~07年と12~20年の2度にわたり首相を務め、通算の在任日数は3188日で憲政史上最も長い期間となっています。2期目には、金融緩和、財政出動、成長戦略の3本の矢からなる経済政策「アベノミクス」に力を注ぎ、日本経済の再生に大きく貢献しました。外交・安全保障では日米同盟を重視し、「地球儀を俯瞰する外交」を掲げました。
 平和で安全と言われる日本でこうした事件が起きたことにはショックを受けました。しかし、暴力により、意見の異なる政治家などを殺害、攻撃、威嚇することは民主主義と言論の自由への攻撃であり、許されることではありません。今回の事件を強く非難します。
 日本にとって数少ない実力ある政治家を失ったことは残念でなりません。ご冥福をお祈り申し上げます。
(写真は、自由民主党のサイトより)


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ドリアンの季節2022

2022年05月28日 | 社会・風土
 果物の王様と言われる「ドリアン」の季節がやってきました。カンボジアでは、雨期が始まる5月くらいからドリアンの季節となります。ドリアンは、大変美味しいフルーツですが、その強烈なにおいでも有名で、「天使の味、悪魔の臭い」とも言われ、飛行機やホテル等への持ち込みが禁止されています。ただ、臭くなるのは収穫後数日を経てからなので、カンボジア南部のカンポット州等の産地で収穫直後のものを食べてみると、全く臭くありません。ただ、1個750円~1500円位と、カンボジアのフルーツとしては、破格の値段となります。
 例年、この季節になると、プノンペンの市場でもドリアンが大量に積み上げられます。最近はイオンモールでも販売しています。また、屋台や軽トラでの販売も見かけます。カンボジアでぜひフレッシュなドリアンをお楽しみください。
(写真は、セントラルマーケットにて。)

最近はイオンモールでも売っています。



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王室始耕祭2022 今年も中止

2022年05月22日 | 社会・風土
 5月19日は「王室始耕祭(Royal Plowing Ceremony)」の休日でしたが、2020年、2021年に続き、今年も新型コロナの影響で式典は中止となりました。
 例年ですと、シハモニ国王陛下も臨席される式典で、王室の2頭の聖牛が広場を耕す儀式をします。この後、7種類の食べ物(コメ、トウモロコシ、豆、ゴマ、草、水、酒)を銀器に並べたところに、聖牛を連れて行き、何を食べるかでその年の農業の吉凶を占います。コメ、トウモロコシ、豆等をたくさん食べると、その年はそれらの作物のちょっと良い収穫が期待されるとのご託宣となるとのことです。なお、草は「牛疫」、酒を飲んだときは「戦乱」、水は「洪水」の凶兆と言われているそうです。
(写真は、王室の聖牛。大きいです)



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雨季の始まり 2022

2022年05月15日 | 社会・風土
 カンボジアは5月~10月が雨季です。例年は、クメール正月が終わる4月中旬から雨が降り始めます。カンボジア水資源気象省の発表によれば今年の雨期は公式には5月15日から始まるとしています。雨季の間には「バケツをひっくり返したような」スコールに襲われることもたびたびあります。傘も全く役に立たないような激しさです。そんな時はちょっと雨宿りするしかありません。通常、豪雨は30分から1時間ほどで終わります。バイクに乗っている人たちの中には、ビニールポンチョをかぶって走っていく元気な人たちもいます。トゥクトゥクは、雨除けのカバーを出して走ります。プノンペンの街中は、洪水で通行できなくなるところも出て、道路は大渋滞となることもあります。日本政府が支援している排水事業で、洪水被害は大幅に減少したのですが、最近は、元は湿地や遊水地だったところが次々に埋め立てられていて、思わぬところが洪水被害にあうこともあるとのことです。しかし、この時期の雨は、農家には本当に大切な恵みの雨でもあります。

急に雨になり、バイクの人は合羽を取り出します。



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マンゴーの季節 2022

2022年05月08日 | 社会・風土
 カンボジアでは、4月~5月はマンゴーの一番おいしい季節と言われ、市場はマンゴーで溢れます。お土産にマンゴーを頂く機会も増え、冷蔵庫がマンゴーで一杯になってしまうこともあります。余ったマンゴーでジャムやドライフルーツを作るお宅もあります。カンボジアのマンゴーは甘くて美味しいです。マンゴーは、とれたては緑色なのですが、少しおいて熟してくるとよく見かける黄色になります。販売時点では、緑色のものもありますし、きれいな黄色になっているものもあります。マンゴーの切り方は色々あるようですが、私は真ん中の大きな種を避けて3枚におろして、スプーンで実をすくって食べています。
 今年は、小売りは1キロ1500リエル(約40円)~2000リエルくらいが相場の様です。1キロで4~5個はありますので、1個当たり10円ほどです。カンボジアで日本産の最高級マンゴーの価格が1個1万円と話すと相当に驚かれます。
 中国との自由貿易協定の効果もあって、昨年から中国向けの初のマンゴー輸出が行われたとのことです。また、韓国との自由貿易協定で韓国向け輸出も期待されるところです。
 カンボジアにいらっしゃる方は是非マンゴーの季節をお楽しみください。

3枚におろすと美味しそうな黄色です。贅沢に食べられます。


プノンペンの街中にもマンゴーの木はたくさんあって、たわわに実っています。



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カンボジアフェスティバル2022 3年ぶりに東京で開催

2022年05月07日 | 社会・風土
 5月3日・4日に、東京・代々木公園でカンボジアフェスティバル2022が、3年ぶりに開催されました。カンボジアフェスティバル実行委員会の主催で、在日カンボジアコミュニティ、在日本カンボジア王国大使館、在日カンボジア留学生協会などとの共催です。本格的なカンボジアのフェスティバルであり、例年多くのお客さんで賑わっていましたが、2020年・2021年は新型コロナの影響で開催できませんでした。今回は、3年ぶりの開催となります。
 会場には、クラタペッパーやカシューナッツ協会等の多くの展示ブースが出展されたとのことです。カンボジアカレーやカボチャプリンといったカンボジア料理も味わうことができました。また、イベントステージでは、カンボジア伝統舞踊等が披露されました。お天気にも恵まれて多くの人が集まった模様です。
 日本の方々にカンボジアを知っていただく良い機会になっているものと見られます。今後も発展が期待されます。
(写真は、フェスティバルのフェイスブックより)

カンボジアフェスティバルのサイト
https://cambodiafestival.com/
https://www.facebook.com/cambodiafestival/


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