山野草を楽しむ

育てて楽しむ山野草

最新版「山野草大百科」

2005-04-11 | 山野草
★★★おすすめ
講談社から「最新版 山野草大百科」という本が出版された。
2005/3/25発行 2,857円(税別) 約300ページ
この手の本では最高ランク!
当分は、寝る前に必ずこの本を開くことになるだろう。

最近人気の新しい花がたくさん紹介されている。
写真も非常にきれいである。
そしてまだ詳しく読んでないが、説明もありきたりのものではないようだ。

今、書店に並んでいる山野草の本をながめていると、非常に似た本が多いことに気付く。スタイルだけならまだしも、内容が似ている。
本当に自生地を見て書いているのか、栽培経験がどれほどあるのか疑問に思うこともある。(ほかの本をあれこれ見ながら、本を作っているのではないかと)

この本ではそんな心配はおそらく不要である。
初心者からかなりの経験者の方まで、満足度は高いであろう。

幻であった「センノウ」も強烈な色の写真で紹介されている。
エンゴサクもエンレイソウもホタルブクロもヤマアジサイもみんな魅力的な写真を楽しめる。
少し私の希望を言えば、もっと外国種を紹介して欲しいけど。

英国の著名な園芸家ブライアン・マシュー氏の「小型球根の魅力」という記事もおもしろい。
また、特別寄稿「英国における日本植物」というマーク・グリフィス氏の記事もとてもよい。
ヨーロッパとか、イングリッシュとか言って日本の植物に目を向けないガーデニング愛好家にも読んでもらいたいと思う。

★★★おすすめである。


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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
連続で済みません、この記事を読んですぐに、 (Bsaku)
2005-04-12 09:07:45
連続で済みません、この記事を読んですぐに、
ネットで注文してしまいました。いい時代になったものだ。

著者の方々が、どちらも私の尊敬しているお二方なので
中身を見るまでもなく購入決定です。

今から届くのが楽しみです。
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Bsakuさん (越後屋)
2005-04-12 22:19:10
Bsakuさん
>中身を見るまでもなく購入決定です。
これ正解です。
間違いなく楽しめます。
雪割草の品種なんかも、新しいものが紹介されてますね。
そして全般的に栽培意欲をそそられる写真が多いように感じます。
早くお手元に届くとよいですね。

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