明日を楽しく

釣り、カメラ、アマチュア無線、アウトドア、DIY、何でも思いっきり、明日の楽しさを求めて今日を生きる徒然日記

観音沼の雪溶けのころ  南会津 下郷町   4月2日

2015-04-09 | カメラ・写真
冬の間、炬燵の虫となって丸くなって居たが、お天道様にあぶり出されたが如く、カメラを持って思い切って飛び出した。



観音沼は、観音山の麓に位置して、大昔に那須連峰の噴石により堰き止められて、そこに水が貯まって出来たのだそうだ。

池の畔に観音堂が奉られて居る。その参道から真正面に見えるのが観音山だ。
春の暖かさで、雪も随分と少なくなった。



4月になった今、標高900mの沼は、いまだ氷に閉ざされて、西側の岸辺は、写真の様に氷が溶けて水面が見えている。
しかし、水面が出ているのは、この写真に見える一帯のみで、対岸を含めて大部分は岸まで氷で覆われていた。





それでも、少しずつ氷が溶けて、水面に青空が写って、朽ちた木株まで春の暖かさを感じさせてくれた。



日毎にどんどん溶けて行くのだろう、今日の姿は、明日は見られないかも知れない。





雪の重みで垂れた枝が、水に浸かって、その上に更に雪が積もり、凍って・・ 細い若木が一冬の苦難を乗り越えた姿だろう。
もう少し我慢すれば、再び水面から浮き上がって、立ち上がって、元気を取り戻すのだろう。



氷は、日射しを受けて、少しずつ溶けて行く。 溶けかかった氷の表面が陽光に輝いていた。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« R289 早春の甲子高原 | トップ | 片田舎の桜 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
自然界 (山羊)
2015-04-14 07:55:21
冬の自然界は、想像を絶する厳しさでだと思いますが、そこにも春は、必ずやって来るんですね。
水辺の春に励まされて、雪に埋まった道を一周しました。
氷が消えた頃にまた行ってみたいと思います。
返信する
早春の観音沼 (koji)
2015-04-14 01:30:12
冬の厳しさが容易に想像出来る景観のなかに、春が訪れている様子がほのぼのと分かるいい写真ですね。雪融けの沼に写り込んだ、春の青空がたまらなくいいです。
返信する
パパさん (山羊)
2015-04-10 07:31:33
昔仕事で関わった場所だそうで、それは気掛かりですね。

私も、自分が作った装置が納まったところがテレビのニュースに出てくると、とっくに寿命で廃棄されて居る筈なのですが「あれはどうなったかなぁ」なんて、つい思い出してしまいます。
返信する
写真 (パパ)
2015-04-10 05:24:31
山羊さん。
カメラがプロ用なので楽しませて写真が素晴らしいです。
例のF-1 F-2のNEWSでは、地名が昔仕事で滞在した
所の、地名が出て悲しい思いです。
返信する

コメントを投稿

カメラ・写真」カテゴリの最新記事