やっと寒い冬が過ぎて暖かな春がやって来た。待ちに待った今年初めてのJAFF Expeditionの活動開始の季節になったのだが、3月11日の東日本大震災で出鼻をくじかれてしまった。
その上、今年第1番目に予定していた東北方面は震災の被害が大きくて復旧・復興に関係の無い事で出向く事など地元の皆さんのご苦労を思うと当然ながら遠慮せざるを得ない。
比較的被害の少なかった内陸部は、冬期間封鎖中の道路が開通するのは4月末から5月に掛けてになる。
そこで温暖な南へ向かう事にした。
今回選んだ水郷地帯は、海岸線から或る程度内陸に入った所で、津波の被害は無かった筈だし、地震の被害は自分の住んでいる福島県内陸部と同様な状態だろうし、既に生活道路は応急的な復旧が為されて平常に戻って居だろうと言う想定の下に意を決して現地に向かうことにした。
JAFF-047 水郷筑波国定公園は、水郷地域と、筑波地域の二つのエリアから成っているが、続いて向かう南房総国定公園との地理的な繋がりから水郷地域に向かう事にした。
水郷地域は、主に霞ヶ浦など池沼の水域が公園となっていて地上がエリアに含まれる場所は限定される。今回その少ない地上エリアのなかで和田岬付近を適地として選んだ。
カーナビで和田公園を行き先にセットしたので真っ先に和田公園に到着、見事に咲いたチューリップ畑が出迎えてくれた。地元の人に聞いたところ、毎年この時期には、大きなイベントが催され、有名演歌歌手などが来て賑わうそうだ。今年は地震の影響で静かだとの話だ。何時もの年だったら私の様な目的で来たら居場所が無かったかも知れないなどと思うと、ちょっとホッとしたり、複雑な気持ちで運用地を探して岬の方を目指して探索を開始した。
和田岬、直ぐ目と鼻の先に見えた。一見のどかなレークサイドの風情に心が弾んだのは一瞬で終わりを迎えた。
探索などする程のゆとりは無かったのだ。岸辺に沿った道は、地割れが酷く、通行止めになっていた。
たまたま通りかかった工事関係の人に聞いたところ、岬の方に陥没したり、損傷の激しい所の復旧工事を行っていたが、大体終わって最後の後始末に来ていたとの事だった。
工事関係の車輌が入る事も無いとの事で、通行止めの看板の前に車を停めてアンテナは看板の内側に立てさせて戴いた。
7MHz帯用のダイポールアンテナ、14MHz, 18MHz帯用のデルタループアンテナ、21MHz帯用のヘンテナを立てた。
場所は、旧桜川村、現在の稲敷市浮島地区、和田岬で、国定公園の区域内である。
後日グーグル・アースの地図上で和田岬の正確な位置を取得、これとは別に自分が現地で運用時に取得したGPS画像との整合性を確認する目的で、WFF事務局に提出資料に添付した。
昨年までは、パジェロで有ったが、今年からデリカに変わったのでオペレーションデスクが広々ととれて楽になった。
運用結果は、
7MHz 日本国内のみ、30局
14MHz 8ヶ国、20局
18MHz 12ヶ国、45局
21MHz 13ヶ国、38局
合計133局と交信出来た。
その上、今年第1番目に予定していた東北方面は震災の被害が大きくて復旧・復興に関係の無い事で出向く事など地元の皆さんのご苦労を思うと当然ながら遠慮せざるを得ない。
比較的被害の少なかった内陸部は、冬期間封鎖中の道路が開通するのは4月末から5月に掛けてになる。
そこで温暖な南へ向かう事にした。
今回選んだ水郷地帯は、海岸線から或る程度内陸に入った所で、津波の被害は無かった筈だし、地震の被害は自分の住んでいる福島県内陸部と同様な状態だろうし、既に生活道路は応急的な復旧が為されて平常に戻って居だろうと言う想定の下に意を決して現地に向かうことにした。
JAFF-047 水郷筑波国定公園は、水郷地域と、筑波地域の二つのエリアから成っているが、続いて向かう南房総国定公園との地理的な繋がりから水郷地域に向かう事にした。
水郷地域は、主に霞ヶ浦など池沼の水域が公園となっていて地上がエリアに含まれる場所は限定される。今回その少ない地上エリアのなかで和田岬付近を適地として選んだ。
カーナビで和田公園を行き先にセットしたので真っ先に和田公園に到着、見事に咲いたチューリップ畑が出迎えてくれた。地元の人に聞いたところ、毎年この時期には、大きなイベントが催され、有名演歌歌手などが来て賑わうそうだ。今年は地震の影響で静かだとの話だ。何時もの年だったら私の様な目的で来たら居場所が無かったかも知れないなどと思うと、ちょっとホッとしたり、複雑な気持ちで運用地を探して岬の方を目指して探索を開始した。
和田岬、直ぐ目と鼻の先に見えた。一見のどかなレークサイドの風情に心が弾んだのは一瞬で終わりを迎えた。
探索などする程のゆとりは無かったのだ。岸辺に沿った道は、地割れが酷く、通行止めになっていた。
たまたま通りかかった工事関係の人に聞いたところ、岬の方に陥没したり、損傷の激しい所の復旧工事を行っていたが、大体終わって最後の後始末に来ていたとの事だった。
工事関係の車輌が入る事も無いとの事で、通行止めの看板の前に車を停めてアンテナは看板の内側に立てさせて戴いた。
7MHz帯用のダイポールアンテナ、14MHz, 18MHz帯用のデルタループアンテナ、21MHz帯用のヘンテナを立てた。
場所は、旧桜川村、現在の稲敷市浮島地区、和田岬で、国定公園の区域内である。
後日グーグル・アースの地図上で和田岬の正確な位置を取得、これとは別に自分が現地で運用時に取得したGPS画像との整合性を確認する目的で、WFF事務局に提出資料に添付した。
昨年までは、パジェロで有ったが、今年からデリカに変わったのでオペレーションデスクが広々ととれて楽になった。
運用結果は、
7MHz 日本国内のみ、30局
14MHz 8ヶ国、20局
18MHz 12ヶ国、45局
21MHz 13ヶ国、38局
合計133局と交信出来た。
固定・移動運用とアクテイブですね。
移動時の車内でのパソコンの電源はどうされていますか?
12V-DCから100V-ACでPCをでしょうか?
それとも直接DC12VをPCに?
その時の電源ケーブルは??
無線機もパソコンも全て ホンダのEU-9i http://www.honda.co.jp/generator/products/eu9i.html
から供給しています。