電鍵でモールスコードを打鍵したときに、何らかの方法で符号を音として耳で聞くのだが、その為の音響発信器を作ってみた。
通常IC一個で作る簡単な発信器が多く用いられているが、矩形波や三角波の発信器が用いられるので、尖って濁った音なので聞き難い。
そこで回路が少し複雑になるがサイン波で綺麗な音を出す発信器を製作した。
箱の大きさ:幅65mm 長さ100mm 高さ35mm
表面に電源スイッチ、音量調節ツマミ、音調調節ツマミ、後側に電鍵入力とスピーカー端子を設けた。
箱が小さいので当面、イヤフォーン又はスピーカーを外部に接続して使うが、後日超小型のスピーカーを入手して内蔵させたいと思っている。
出来上がって測定の結果音調は、発信周波数475Hzから975Hzまで調節出来た。
電源は、小型な006P 9V乾電池で充分なのだが、手持ちの電池ボックスの都合で単三乾電池3本とした。
そのため箱の中がギリギリで蛇の目基板に取り付ける部品の高さが制限されて電解コンデンサーは寝せて取り付けたりしたが、なんとか収める事ができた。
サイン波の発生は、2SC945 ツインT型とした。色々と回路的な工夫もテストしたがやや不完全なサイン波ながら耳で聞いた限り充分に綺麗な音なので良しとした。
電鍵に依るキーイング以外に電子キー出力や、パソコンから発生するモールスも接続出来る様にした。直接キーイング回路と、電子回路のキーイングで発信周波数が変わらない工夫と、更にキークリックを軽減する対策をしたので回路が複雑化したが何とか小さな基板に収める事ができた。
スピーカーを鳴らす為に使ったLM386は、最大出力1Wだが、0.2Wを超えると急激に歪みが増加する。この手のICの共通の特徴だ。実際にスピーカーを接続して聞いた感じでは、0.2W以下の低歪み域で充分な音量が得られた。
この発信器はアマチュア無線の交信に使う事は無い。通常モールス電信の練習用が主な目的だ。しかし私は既に50年以上もやって居るので今更練習も必要無いのだが、パソコンからモールスを発生させたり、電子的に装置を作ったテストの為に無線機から不用な電波を発生させるのは好ましく無いので、その様な場面での補助装置として使うのが主な用途だ。
時には、初心者向けに行う講習会などで使う事もあるが、大勢で聞く様な場面では出力を更に大出力のパワーアンプに接続すれば目的を達せられる。
通常IC一個で作る簡単な発信器が多く用いられているが、矩形波や三角波の発信器が用いられるので、尖って濁った音なので聞き難い。
そこで回路が少し複雑になるがサイン波で綺麗な音を出す発信器を製作した。
箱の大きさ:幅65mm 長さ100mm 高さ35mm
表面に電源スイッチ、音量調節ツマミ、音調調節ツマミ、後側に電鍵入力とスピーカー端子を設けた。
箱が小さいので当面、イヤフォーン又はスピーカーを外部に接続して使うが、後日超小型のスピーカーを入手して内蔵させたいと思っている。
出来上がって測定の結果音調は、発信周波数475Hzから975Hzまで調節出来た。
電源は、小型な006P 9V乾電池で充分なのだが、手持ちの電池ボックスの都合で単三乾電池3本とした。
そのため箱の中がギリギリで蛇の目基板に取り付ける部品の高さが制限されて電解コンデンサーは寝せて取り付けたりしたが、なんとか収める事ができた。
サイン波の発生は、2SC945 ツインT型とした。色々と回路的な工夫もテストしたがやや不完全なサイン波ながら耳で聞いた限り充分に綺麗な音なので良しとした。
電鍵に依るキーイング以外に電子キー出力や、パソコンから発生するモールスも接続出来る様にした。直接キーイング回路と、電子回路のキーイングで発信周波数が変わらない工夫と、更にキークリックを軽減する対策をしたので回路が複雑化したが何とか小さな基板に収める事ができた。
スピーカーを鳴らす為に使ったLM386は、最大出力1Wだが、0.2Wを超えると急激に歪みが増加する。この手のICの共通の特徴だ。実際にスピーカーを接続して聞いた感じでは、0.2W以下の低歪み域で充分な音量が得られた。
この発信器はアマチュア無線の交信に使う事は無い。通常モールス電信の練習用が主な目的だ。しかし私は既に50年以上もやって居るので今更練習も必要無いのだが、パソコンからモールスを発生させたり、電子的に装置を作ったテストの為に無線機から不用な電波を発生させるのは好ましく無いので、その様な場面での補助装置として使うのが主な用途だ。
時には、初心者向けに行う講習会などで使う事もあるが、大勢で聞く様な場面では出力を更に大出力のパワーアンプに接続すれば目的を達せられる。
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