明日を楽しく

釣り、カメラ、アマチュア無線、アウトドア、DIY、何でも思いっきり、明日の楽しさを求めて今日を生きる徒然日記

ヘックスビーム

2015-05-26 | アマチュア無線
最近は、恒例になった8月のフィールドティー コンテスト参加だが、猛暑の中でアンテナを何本も建てるのが大変なのと、少しでもゲインの高いアンテナを使いたい事など、課題が山積している。



この写真は、2013年のフィールドディーの時のものだが、此処では 28Mはヘンテナ、14Mと21Mは、18M用エレメントのデルタループをATUで14Mと21M用に調整して2バンド共用で使った。この様に、それぞれのバンドに合わせて2本乃至3本別々に建てていた。

特に2バンド共用にすれば、それぞれのバンドのゲインは犠牲となる。

昨年のフィールドティーが終わった直後から、色々と考えて居たのだが、1本のマストに3バンド乗せて、各バンドが単独の性能を発揮し、ゲインが見込めるアンテナとして「ヘックスビーム」が頭に浮かんでいた。
構造を如何するかが課題だった。

昨年のCQ hamradio 誌に農業用の「ダンポール」を使ったヘックスビームの製作記事が載ったを見て、軽くて良さそうだと思って少しずつパーツを加工して作ってみたが、ダンポール素材の軟弱さが問題となり、完成しなかった。

思い付くのは、グラスの渓流竿だが、通常見かけるのは、小継ぎ竿だが、根本が太すぎて固定するブラケット部の加工に苦労しそうだと、最初から疑問符が付いて、前に進まなかったのだ。

そうした中で、ウエブサイトで探していたら、小継ぎで無い、6本継ぎのグラス竿を見つけたので早速1本取り寄せてみた。根本の竿尻に嵌めたプラスチックをドライヤーで暖めたら簡単除去出来て、直径24mmのグラス竿のストレート部を裸にする事が出来た。
早速5本追加注文で、6本のスプレッダーが準備できたので、後は如何にコーディネートするかだけだ。
アイディアは、あっという間に纏まった。



そして、見事に14, 21, 28MHz帯ヘックスビームが完成した。

近くのスポーツ広場の片隅で組み立てて見た。 各バンド共に同調点が少し低い様なので、若干エレメントを短くして、再度確認が必要だが、兎も角同調点では、SWR 1.1乃至1.2程度まで下がるので、十分な性能が期待できそうだ。

今年も、スコアアップを目指して頑張ろうと言う張り合いが出来た。
コメント (4)
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