明日を楽しく

釣り、カメラ、アマチュア無線、アウトドア、DIY、何でも思いっきり、明日の楽しさを求めて今日を生きる徒然日記

電波法令集の最新版

2015-03-04 | アマチュア無線
私の趣味の一つ「アマチュア無線」は、電波法と言う法律に基づいて免許を受けて行う行為だ。
アマチュア局の免許には、二つの免許が伴わなければならない。
その一つが、「無線従事者免許証」を有する者
もう一つが、「無線局免許状」だ。

電波法の下に、電波法施行規則、無線従事者規則、無線局免許規則、などなど沢山の総務省令などがあり、その総体をまとめた物が、「電波法令集」だ。

アマチュア無線局には、備え付け義務の一つとして、「電波法令集」がある。
しかし、この法令集は分厚い紙のかたまりで、アマチュア無線局に関わる部分はその一部に過ぎない。
そこで、日本アマチュア無線連盟が、アマチュア無線局に関わる条文などを抜き取ってまとめた、アマチュア局用「電波法令抄録」を発行している。
アマチュア無線局は、電波法令集に代わって、この抄録を備え付ける事で良いとされて居る。



前置きが長くなったが、連盟のメーリングリストで、2015/2016年版の発刊を知ったので、アマゾンに予約注文をして置いた。それが昨日届いたのだ。

画像のバックに斜めに写っているのは、今まで使って居た平成13年(2001年)版だ。
2015/2016年版は、2017年には新しいのを買って備える事になるのだが、随時法令の改正に伴う告知資料などを追補存する事で、代替可能なので、毎度、買い換え無くても済んで居た次第だ。


この際ついでなので、アマチュア無線局の種類について、紹介しておこう。
種類は、免許資格毎に許可される最大出力電力が異なる4つになる。

・第1級アマチュア無線技士  最大出力に法律上の制限は無いのだが、現在は、1KWまで免許される

・第2級アマチュア無線技士  最大出力 200Wまで免許される。

・第3級アマチュア無線技士  最大出力 50Wまで免許される。

・第4級アマチュア無線技士  短波帶最大10Wまで、超短波帶及び極超短波帶最大 20Wまで免許される。

この様に、アマチュア局と一口で言っても、その内容には、大きな違いが有るのだ。
第1級局とも成れば、NHKの地方放送局と肩を並べる程の大出力局となる。
私の免許もその一つなのだから、単なる趣味だからと、法令を軽んじて備え付け義務をないがしろにする事など、到底許される物では無い。

アマチュア無線局と言う名の、プロなのだ。 アマチュア=素人 では無い。
国家試験に合格した者のみに許される特別な世界で営まれて居特別な趣味なのだ。
キング・オブ・ホビー と言われる所以であ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする