明日を楽しく

釣り、カメラ、アマチュア無線、アウトドア、DIY、何でも思いっきり、明日の楽しさを求めて今日を生きる徒然日記

フィールドデーコンテスト      8月7,8日

2010-08-11 | アマチュア無線
 年に一度、8月第一土曜日と次の日曜日に跨って開催される日本アマチュア無線連盟主催のフィールドデーコンテストが行われる。 このコンテストは、フィールドデーコンテストの名が示す様に、野外にアンテナを設置して発電機やバッテリーなど商用電源以外のエネルギーを使うとスコアが2倍になるルールだ。  今年は8月7日21時開始、8日15時終了のルールに合わせて、昨年と同じ須賀川市東部、東山(780m)から南へ連なる尾根筋に位置する羽山(標高690m)山頂広場で参加した。  この場所は、東山から南へ続く尾根筋だが僅かだが、西側に迫り出しているため、北海道方向に対しても重大な障害が無く、南へ続く尾根筋には此処より高い山が無いため、真南から西周りで真北までの半周には電波の伝搬に不都合な傷害が無いことが特筆出来る有り難い場所なのだ。

 この写真は、羽山山頂から西側を見下ろした風景だ。

 左端が南西で、右端が北北西に当たるパノラマだ。左上に微かに見える緑の薄い横一文字の地帯は、福島空港の滑走路だ。中央の緑の平地風に見える場所は、何年か前に開催された「福島未来博」の会場跡地で、現在は、市が管理する「虫テックワールド」や、幾つかの企業工場が点在している。そして、私の住む須賀川の市街地は、画像の右上側の更に奥になる。

去年は、夜になって蛾の襲来に難儀したので、今年は周囲がネットで囲まれたハウス型タープを用意した。

コンテストの主役はアンテナと無線機だが、常に細かく操作するのはパソコンと、モールスコードを送り出すマニピュレーター(電鍵の一種)で、最も手の届き易い場所に配置、無線機は少し右奥で必要に応じて手が届く範囲に置かれている。左側には交信相手の信号を聞くスピーカーと言う配置だ。勿論、食事も作らねば成らないのだから、左側のテープルにはガスコンロなどを配置した。熱中症対策の飲み物など用にアイスボツクスなども当然だ。今回は、就眠用のテントを止めて、キャンピングベッドを持ち込んだ。お陰で開放的で快適な就眠ができた。

7MHz, 14MHz, 28MHz用のウインドムアンテナは立木の上にグラファイトポールを使って立てた。

21MHz用のヘンテナ(変な名前だが、アンテナの一種だ)

50MHz用八木アンテナ この3本のアンテナで、7MHz~50MHz迄をカバーして参加した結果、330局と交信する事が出来た。

周囲には沢山の小鳥、昆虫、などなど、夜にはクワガタなどもテントの隙間から潜り込んできた。滅多に留まる事のないオニヤンマがアンテナの張り綱に留まって、カメラを構えて近づいても逃げずに居てくれた。山の中ではこんな事も有るんだ!

 

標高690mの三角点            羽山稲荷大権現    
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