明日を楽しく

釣り、カメラ、アマチュア無線、アウトドア、DIY、何でも思いっきり、明日の楽しさを求めて今日を生きる徒然日記

センブリ

2010-04-02 | その他

今朝、ベッドの中で腹痛を感じながら目がされた。昨夜暖房を切ってからもパソコンをいじっていたので風邪を引いたらしい!風邪を引くと直ぐにお腹に来るのが何時もの兆候なのだ。取り敢えずトイレで用をたしてから常備のセンブリを飲んで再び寝床に入った。腹痛は直ぐに治って一寝入りして気持ちの良い寝起きを迎えて、一日が始まった。

 腹が痛い時、胃が痛い時、何かに付けて飲むセンブリは、30年以上続けた信頼する愛用薬なのだ。

子供の頃には、秋のキノコ採りに出掛けた時にハツタケの生える明るい松林に決まって生えていた。母親は胃が弱かったので干したセンブリを煎じて飲んでいたのを覚えている。

センブリは、高原の日当たりの良い雑草地などに生えて秋に小さな白い花が咲く、背丈は15cmから30cmくらいの小さな植物だ。自分で採りに行った事も何度か有ったが、最近では観光地の野菜やキノコなどの直販所で見掛けたら買う様にしている。大概は既に干して乾燥してある。

 干したセンブリのクキ全体を使う。花は有っても無くても気にしない。約700mlくらいのウイスキーや焼酎の空き瓶に適当に放り込んで、出来ればピュア焼酎が良いのだが無ければ梅酒用の焼酎を一杯に入れて栓をして半年近く放置する。。中の液体はだんだんに茶色っぽくなればOKだ。中のセンブリは入ったままで良い、小さな葉などが沈殿しているので使う時には動かさない様にコップにほんの少し(大さじ一杯くらいだろうか、適当に目分量を)入れて、水で割って飲む。これで充分だ。

なお、半年くらい置けばアルコール分は感じなくなるのだが、少量とは言え飲んだ後で車を運転する場合は注意が必要だろう。

私は、あまり苦味は苦にしないので水で倍量くらいにして飲むが、苦いのが苦手な人は沢山水を入れれば良かろうし、後で口直しなに甘い物を食べる人も居る様だ。慣れてくると苦味の中にもほんのり甘味も感じる。

序での話だが、キハダ(木の皮の裏側が真っ黄色な木で、この樹皮を使う)を乾燥させた物も同様に焼酎に漬けて置けば同様の効用がある。20年くらい前に一度採取した事が有ったが、直径20~30cmの木の皮を剥いて使うので、その後の木の生長が止まってしまう可能性も考えられたのでこの時は半分くらいで止めたが、その後は採らない事にした。

コメント (3)
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