世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

タフなビジネスが控えている

2013年11月23日 | 仕事
海外取引には輸出と輸入があることは誰しも知っている。


日本はかつて加工貿易国と呼ばれていた。

資源が少ないため、原料を輸入し、それを加工して製品にして輸出していた。


だが、技術と人を派遣する(輸出)ことで、海外で加工し製品にして輸入するようになった。

日本産(国産)と言われるものは高くなりすぎたのだ。



だがどうしても国内で作らなければならないものは残る。

それは伝統となる。


日本食文化の中でも、納豆は筆頭に挙げられるだろう。

日本国内で作られ、日本で消費される。

ほとんど輸出されることはない。


一般に外国人の口には合わないものとされる。


そうだろうか?

本当にそうなのか?



クールジャパンという名の下、

日本政府は日本の文化、伝統といえるものを輸出することに力を入れている。


日本独自のものが海外で受け入れられているものはある。

アニメやゲーム、そして寿司などなど。


だがそれがかつての家電製品のように外貨を稼ぐことにはまだ弱い。


そこで政府は今、「クールジャパンの芽」と称して日本独自の文化の商品化に取り組んでいる。

ボクは、日本の『おもてなし』を商品化すべくその道のプロと一緒に取り組んでいる。

そして「クールジャパン・ワールド・トライアル事業」にエントリーしている。


これが採用されるかどうか、まだ返事はきていいない。


豆腐に関しては残念ながらエントリーできなかったが、

独自に海外の販路を開拓すべく動いている。



現在、ベトナムでの試食会を開くべく、現地のパートナーに依頼して場所を探している。

2日間で100人ほどのベトナム人に試食してもらい、

抵抗なく受け入れてもらうにはどうしたらいいか、ということを調べる。



同時進行で、ボク自身がもっと納豆について知らなければならない。

そこで、来週工場見学をさせてもらえることになった。


プチ納豆博士くらいにはならないと。



そして、その次の週は、福岡にある納豆専門のレストランに出向くべくアポイントを取り付けた。

納豆を使ったメニューは幅広い。

もずくやオクラ、山芋、湯葉、もろきゅうなどを和えたヘルシーなものから、

魚介類のお刺身和え、そして納豆の創作料理、はたまたサラダ、スイーツまである。


ベトナムでは、上記のメニューを参考にして、

現地のパクチーや魚醤などを使って抵抗なく口に合うようにしようと考えている。



来年一月を予定しているが、100個以上のサンプルを持ち込まなければならない。

もちろんそれはメーカーから支給される。



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一方、デザイナーであるパートナーが開発した商品の

日本での独占販売権を得たことは前にも書いたが、


クリスマスに合わせてベトナムで販売するように製造の最終段階に入っている。

日本には日本仕様にする必要があることから、数ヶ月遅れるだろう。


今のところ極秘扱いになっているが、

1月の訪越の際には、当然実物とお目にかかれることになる。


これは輸入になる。

そのためにサンプルができた時点で、日本における販路を開拓しなければならない。


こちらもなかなかタフなビジネスとなることは間違いない。



来年は相当タフなビジネスを強いられることになる。

それだけにやり甲斐はある。


商社マンの面目躍如といったところだ。

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