世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

仏教の国

2011年07月06日 | 国際
ベトナムは列記とした


仏教の国だ。




ただ、

他の東南アジアの国々に比べて


比較的信仰臭くない。



日本と同じ


大乗仏教だからだろう。



その点も馴染みやす側面をもつ。




     祭壇はどこもカラフルで派手だ




とはいえ

よく見ると


殆どの家や店には仏壇がある。




そして


お寺が街のあちこちに散在している。


        缶ビールがうず高く積まれている

        ビール好きの国民の仏様も
        ヤッパリビールをよく飲むのだろう
          (羨ましィ)




決まった日には


家族とお寺を訪れ


ひと際長い線香を焚き



何やらお札らしきものを

燃している。






そこには必ず

$100紙幣が含まれているから不思議だ。


     5束(25万ドル)が
       1万ドン(約40円)で売っている
      ドル信仰の根強さがうかがえる


お金持ちになることを願ってだろうか。




さしずめ

アメリカなら

ビンラディンの顔の入った札を燃すのだろう。




ロール全部にビンラディンの顔をプリントしている


トイレットペ-パーが


ニューヨークで売っていて


思わず買ってしまったことがある。







お参りに訪れると


お茶や料理が振る舞われる。



そのため

祭壇の横には



台所が備わっているところも多い。







お寺を見ると


入ってみたくなる。




欧米でも


教会が一服の休息を与えてくれるのと同じ感覚だ。






大乗仏教の良さは

こんな気やすさにあるのかもしれない。



それにしても


普段のハチャメチャな(オッと失礼)生活からは


覗い知れない信心深さがある



不思議な国柄だ。