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熊本市の町おこしー熊本駅前開発に鑑みてー

2006年10月01日 | 
熊本駅前開発についての提言

4年半後に迫った九州新幹線の全線開通に鑑み、熊本駅前をどう開発するかという検討が動き出した。
10月2日に、県知事、市長、JR九州TOPそれに経済界のお偉方を含め計6人で意見交換する。
その前に、私からの提言をしておきたい。
報道によれば、駅ビルや周辺整備に2,000億の予算が考えられているらしい。これはディズニーランドの初期投資に匹敵する。
結論から言ってそれだけあの駅前に投資しても回収できないということだ。
どうして役人やお偉方というのは目先のものしか見えないのだろう。
少なくとも熊本市の開発という観点で総合的に検討すべきだ。

わたしの具体的意見を述べよう。
まず熊本市は、『城下都市』宣言をする。
熊本市の中心は通町界隈だ。熊本城がその脇にシンボルとして控えている。絶好のロケーションだ。
駅はそこへ来るための通過地点となる。駅は利便性、機能性に加え安堵と郷愁を感じさせなければならない。つまり駅に降り立ったとき「ホッ」とさせることが不可欠となる。
そのための投資は必要だ。森と水の都の玄関口としてふさわしいものにしなければならない。ゼネコンに資金をばら撒くだけの金太郎飴的箱物建設だけはやめてほしい。(そうなる可能性は大だが)
水と木をあしらって材木と石をふんだんに使った、お城や水前寺公園を彷彿させるものを提唱する。

資金を投入するところは以下の構想だ。
熊本城の長塀通り周辺を売りにする。
そのためにリバーウォーク構想を実現させる。
通町のトランジットモール化。一般車両の通行止めだ。
市電を熊本駅に乗り入れさせ、アクセスの利便性を図る。予算が許せばモノレール構想の実現でも良い。
熊本のイメージは『馬』。食は馬刺しに代表される。
交通機関に馬を取り入れる。馬車を一般道や熊本場内に走らせる。

明日の会議が見ものだ。