Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

Andiamo a farci ombra!

2009-10-31 02:34:07 | おいしいもの
Andiamo a farci ombra!
日差しを避けに行こう。
(=ワインを飲みに行こう♪)

ヴェネツィアでは
un bicchiere di vino「グラス1杯のワイン」のことを
un'ombra「オンブラ1杯」と言うそうです。
Perche?

ombraは「オンブラ・マイ・フ」のombra
日陰のことですね!(b^ー°)

昔、ヴェネツィア人は、ワインが飲みたくなると
日陰のあるサン・マルコ広場の鐘楼の下に行ったのですが、
そのとき彼らは「日差しを避けに行こう」と表現したそうです。
いつの間にかombraとvinoが同じ意味になったのですね(*^o^*)


Un'ombra,per favore!

ということで。

キヨ・コラージュです(^O^)
この流れでイタリアンではなくフレンチ(^。^;)
Scusi!


ずいぶん前にランチ食べに行ったとき
ランチとは思えない凝った内容に感激していたら
シェフが「夜はちゃんと丁寧に作ってますから!」とおっしゃって
驚かされたのですが。

えーっ、だって、充分過ぎるくらいちゃんと作ってあるよ~
これ以上(・◇・)?
ってカンジ。

しかーし!
いただいて、納得ですo(^-^)o


☆前菜3種
ゴボウのムースの上にさらにあわあわ♪
生ハム




イカとクスクスのバジルソース
ルッコラの花がトッピング

☆天然あじにフルーツとワタリガニでだしをとったジュレ
このジュレがたまらない(≧∇≦)




☆月日貝のソテー
あわあわソース
ホタテに似た味わいの月日貝のソテーの下には
なんとも絶妙なリゾット
ここ数年でいただいたリゾットの中で
最高のリゾット具合です(^O^)
月日貝もおいしぃ♪



☆豚肉バルサミコソース
豚肉にはゆっくり火を通してあるということで
超柔らかくてジューシー(⌒~⌒)



☆チョコレートムース
豊かなカカオの風味を残して
口の中からさーっといなくなっちゃうの(^w^)
おいしすぎますぅ




ホントはもっとちゃんとした名前と丁寧な説明をいただいたのに
食べるのに夢中で
覚えてない自分が悲しい(≧ε≦)

ひとつひとつの料理がホントに素晴らしくて
ひとくち口にするたび
脳内には「お~いし~」という文字でいっぱいに( ̄∀ ̄)

そうそう、肝心のombraの写真撮り忘れましたf^_^;

コート・デュ・ローヌの白をチョイス

果実味溢れる若干かたい味わいのワインで
お料理とのマリアージュも最高♪
われながらグッジョブですV(^-^)V


キヨ・コラージュ
またぜひ行かなくてはo(^-^)o

ボリショイ・バレエ団「スパルタクス」

2009-10-25 01:28:57 | バレエ
ボリショイ・バレエ団
「スパルタクス」
パリ・オペラ座ガルニエ宮公演


スパルタクス:カルロス・アコスタ
スパルタクスの恋人フリーギア:ニーナ・カプツォーワ
ローマ軍司令官クラッスス:アレクサンドル・ヴォルチコフ
クラッススの愛妾エギナ:マリア・アラシュ


音楽:アラム・ハチャトゥリアン
振付:ユーリ・グリゴローヴィチ
管弦楽:コロンヌ管弦楽団
指揮:パーヴェル・クリニチェフ


「スパルタクス」は、まさに男祭り!

勇ましいファンファーレと共に、
クラッススがローマ軍の兵士たちを従えて登場。
いきなりの男性コールド、すんごい迫力!
女性中心の優美なバレエとは明らかに趣が異なります。

カルロス・アコスタ登場の刹那。
この人が一番強いに違いない!
そんなオーラが舞台を漂う。
日本人には日本人の個性があるように、キューバ人のアコスタには、周りのロシア人ダンサーとは明らかに違う個性がある。
躍動する筋肉というか、力強い動き。
アコスタのスパルタクスは本当にはまり役。
以前観たスパルタクスのイメージが強すぎて、
「マノン」のデ・グリュー観たとき、
頭の中でずーっと「ちっがーう(≧ε≦)」と叫び続けたホド。


対するクラッススのアレクサンドル・ヴォルチコフは、顔立ちも可愛らしく典型的な王子様タイプ。
ヒトをヒトとも思わぬ傍若無人ぶりですが、
冷酷なワケではなく、名家に生まれた坊ちゃん育ちの甘ちゃんなカンジ?
完全に愛妾のエギナの尻に敷かれてるのも、頼りなくも可愛らしい。

あまり関係ないけど、久しぶりに「コンスル」「三頭政治」という言葉が浮かんだよ(*^_^*)
世界史で習ったね~
カエサルとクラッススともうひとりは誰だ(?_?)

いや、バレエです(・o・)ノ

優雅な話から入りたいのだけど、
「スパルタクス」の場合は無理。

まず驚かされたのは。
アコスタのリフト。
とんでもないっす(◎o◎)

第1幕では、うち伏せて嘆くフリーギアをそのまま一気に頭上へ。
うぉ~(゜∀゜;ノ)ノ
動いてる人なら、その慣性を利用できるけど…。

第3幕のフリーギアとのパ・ド・ドゥ
アクロバティックなリフトの連続(◎o◎)
カプツォーワもリフトされたまま、体をキープして優雅にポーズを変えていく。
すごいよね(-^〇^-)

カプツォーワは優美でたおやかで、うっとりでした。


ハチャトリアンらしい運動会ちっくな音楽が、
ガチャガチャ元気に鳴り、時折「剣の舞」を彷彿させるメロディがっ

ハイテンションな音楽が続き、観てる方も自然と楽しくなっちゃう(*^o^*)

古典やロマンチック・バレエも大好きだけど。
たまには、こういうのも「あり」ですね!(b^ー°)

青空ランチ

2009-10-20 18:15:03 | おいしいもの
昨日は気持ちのいい天気だったので。

そうだ♪外でランチしよ(^O^)


さっそく、デッキのあるキャラント・キャトルへ。



青空の下。
気持ちいい風に吹かれながら。





見上げると、Moet & Chandonのパラソル。
泡的なモノはいただかなかったけど。

リフレーッシュ!

華麗なるメトロポリタンオペラ 歌劇「マノン・レスコー」

2009-10-19 05:50:57 | オペラ
華麗なるメトロポリタンオペラ
歌劇「マノン・レスコー」
プッチーニ作曲


指揮:ジェームズ・レヴァイン
演出:ジーナ・ラピンスキー
管弦楽:メトロポリタン歌劇場管弦楽団


マノン・レスコー:カリタ・マッティラ
レスコー:ドゥウェイン・クロフト
デ・グリュー:マルチェッロ・ジョルダーニ
ジェロンテ:デール・トレーヴィス
エドモンド:ショーン・パニッカー
宿屋の主人:ポール・プリシュカ


オペラやバレエを観る際に原作を読んではいけないシリーズ!
「カルメン」と、そしてこの「マノン・レスコー」
タイトルロールたちが犯す犯罪の数々にどん引き(°□°;)

今更、愛の物語として向き合うことができません(-_-#)

マスネは、「マノン」オペラもバレエも手掛けてますが、バレエしか観たことがありません。

今日はプッチーニ♪

観進めるほどに、ストーリーは断片的なので。
これは純粋にプッチーニの音楽を楽しめばいいのね(o^∀^o)と合点がゆく。


第1幕
「見たこともない美人」
デ・グリューのアリア。
マルチェッロ・ジョルダーニ、ちょっと重めの温かい声なのね。

マノンのカリタ・マッティラ。
美しいです(^O^)


第2幕
「この柔らかいレースにくるまれていても」
いつもモンセラート・カバリエで聴いてます。
カリタ・マッティラも素敵♪

「ああ、マノン、お前の愚かさが」
小説でも「マノン…(-_-#)」と絶句するシーン。


第3幕
(あ、レスコー兄さん死なないんだ…)

「ご覧下さい、狂った僕を」
インタビューでご本人も、自分の声に合っているということで聴きどころとしてお話されてました。
マルチェッロ・ジョルダーニ、情感たっぷりですo(^-^)o


第4幕
ついにアメリカに流されるわけですが。
荒野のセットも幻想的で美しいです。

「一人寂しく」
自業自得とはいえ、マッティラの歌を聴いているとやはり胸が詰まります(ρ_;)


ストーリーはストーリーとして。
歌の力ってすごい!
叙情的な二人の歌唱を聴いていると
悲しい運命の美しい恋人たちに思えてきます。

華麗なるメトロポリタンオペラ 歌劇「ボエーム」

2009-10-18 17:53:34 | オペラ
華麗なるメトロポリタンオペラ
歌劇「ボエーム」
プッチーニ作曲


指揮:ニコラ・ルイゾッティ
演出・美術:フランコ・ゼッフィレッリ
管弦楽:メトロポリタン歌劇場管弦楽団


ミミ:アンジェラ・ゲオルギュー
ロドルフォ:ラモン・ヴォルガス
ムゼッタ:アインホア・アルテタ
マルチェッロ:リュドヴィク・テジエ
コッリーネ:オレン・グラドゥス
ショナール:キン・ケルセン
ブノア/アルチンドロ:ポール・プリシュカ


HPに10月10日付けで、夫ロベルト・アラーニャへの三行半声明を発表したアンジェラ姉さん。
二人は確か「ボエーム」で共演して、ミミとロドルフォのように恋に落ちたんじゃなかったかしら。

そんなタイミングの「ボエーム」です。
(2008年の録画なので観る方だけの問題ですが)

第1幕
観るたび、ドキドキするのはなぜ♪
ロドルフォの部屋で鍵を探しているときには、もう勝手に胸が高鳴っているdolce-vita(*^o^*)
毎回毎回なんだろうね、このときめき~♪
ロドルフォの「冷たい手を Che gelida manina 」とミミの「私の名はミミ Si, mi chiamano Mimi」の連続アリア攻撃。
その後に続く二重唱のあたりでは、音楽の美しさに思わず(;_;)
こんなところで涙してたら後半ヤバいぜ、おいら(^。^;)

アンジェラ姉さんのミミは、すごく積極的。
多分ロドルフォのこと前から好きで、友人たちが出かけたところを見計らって、きっかけを作りに来たってカンジ。
私の見間違い?
風で消えるはずのろうそくの火、ミミが自分で消して、うふって笑った…(?_?)
実際はやってなかったかもしれませんが、やりかねない勢い。
アンジェラ姉さんのミミ、好きです(^O^)

あと好きなのはマルチェッロが2人の出会いを評する言葉
彼は詩を見つけた!
Trovo la poesia!
超ロマンチック♪
詩人はあなたなのではっと思う瞬間です。

そして2人の
Amor ! Amor ! Amor ! で幕


第2幕
ゼッフィレッリの再現してみせたパリの街角カフェ・モミュス。
クリスマス・イブのカルチェ・ラタンの賑わいが、
大掛かりなセットとすごい数の人々で、舞台に現れる。
す、凄いぞ、MET!

第2幕と言えば、
ムゼッタのワルツ「私が町を歩けば Quando me n vo soletta per la via」
大好きなアリアです\(^ー^)/
アインホア・アルテタ
華やかな美しい方で、歌声もアンジェラ姉さん系。
結構キャラかぶってる?
好き嫌いは別にして、割と小技を織り交ぜたこれ見よがしな歌唱。
(悪い意味ではありません。)
美人ゆえに自己主張の強いムゼッタにはむしろぴったりのカンジ。


第3幕
パリ城壁アンフェール門。
咳き込みながらミミが、マルチェルロのもとを訪れ、最近ロドルフォの態度が冷たいと相談する。
アンジェラ姉さんの咳き込む演技が、吉本新喜劇(?_?)と見紛うほどで、若干気が散りがち。

しかし、かくれんぼの後、真実を知ったミミとロドルフォが別れを決めつつ「さようなら、甘い目覚めよ Addio,dolce svegliare alla mattina!」と歌う頃には
わざとらしい咳も気にならなくなってる自分がいる。
姉さんの演技にねじ伏せられたカタチです。
演技力というかチカラを感じる(^。^;)

自分の聖書や荷物を送ってくれと頼むミミ。
でも、枕の下にピンクのボンネットがあるの。
よかったら愛の思い出に持っていね。
(ミミ~(;_;))
そう、それは2人が恋に落ちたクリスマスイブにビンボなロドルフォがなけなしのお金を叩いてミミにプレゼントしてくれたもの。

Addio,addio senza rancor

冬は寂しいから4月になったら別れましょう。
4月は太陽がいてくれるからひとりじゃない。
(ミミ~(T_T))

それから喧嘩しながら出てきたムゼッタとマルチェッロが加わり四重唱になる。

命ある限りあなたと一緒
Sempre tua per la vita
(ミミ~(ToT))

私は実はラストシーンよりもこの第3幕の別れのシーンの方が切ないかも。
もう号泣です。


第4幕
瀕死のミミがロドルフォのもとを訪れる。

ロドルフォ、あなたとここにいていい?
O mio Rodolfo! Mi vuoi qui con te?
ミミ、ずっといつまでも!
Ah! mia Mimi,sempre! Sempre!
(…(ρ_;))

友人たちも医者を呼びに行ったり、薬を買いに行ったり、ミミのために奔走する。

2人っきりになってミミは
Mi chiamano Mimi…
il perche… non so…
第1幕のメロディを弱々しく口ずさむ。
(…(T_T))

ピンクのボンネットを見つけて、嬉しそうに出会った日の話を始めるミミ。
(…(┳◇┳))

みんな戻ってきて。
そしてついにミミが…。

涙がさらにこみ上げてきた刹那

Mimi…! Mimi…!
マルチェッロにとりすがって絶叫するヴァルガス。
ポッツーン、置き去りのアンジェラ姉さん。
‐幕‐

あれっ(@_@)
ミミにとりすがってほしいんですけどぉ。
若干気がそがれたラストでした。



これ見よがしな女性陣とは対照的に、
男性陣は4人とも調和を大事にしてるカンジ。

ラモン・ヴァルガスは地味すぎて最初気づかなかったけど、美しい歌声です。
抑えた演技も、逆にミミへの真摯な思いが伝わってくるようで泣けました。
でもラストはやっぱりミミを抱きしめてほしかった(≧ε≦)

テジエは男前でしたね~
クールなカンジで、マルチェッロのイメージちょっと変わりました。
第4幕最初のロドルフォとマルチェッロの二重唱、
かっこよかったです(^O^)

コッリーネの外套の歌「Vecchia zimarra senti」は、派手な旋律がないだけに難しいバスのアリアです。
グラドゥスはコッリーネの朴訥な優しさにぴったり。

ショナールは…
ま、いいか。


指揮はニコラ・ルイゾッティ。
偶然にもルイゾッティ指揮のCD2、3枚ヘビロテだったり。
私には親しみ深い指揮者さんです。
しかしなんと言ってもサントリーホールオペラの楽しそうなフォルテピアノ弾き振りのイメージが強い。
第1幕最初のロドルフォとマルチェッロのふざけっこしながらの二重唱。
案の定の快速テンポ(◎o◎)
まさかボエームをモーツァルト風に振るつもりでは(^_^;)
一瞬訝しんだけど、んなわけなかった。
一転、ミミとロドルフォのアリアは、思い入れたっぷりに引っ張って振ってました。
ヴァルガスを酸欠で殺す気かと思ったホド。
いずれにしても超笑顔で振ってました。
ルイゾッティ、なんだか好きです(*^o^*)



悲しいラストシーンなのに、最後に胸に残るのは、第1幕の恋に落ちるどきどき(*^o^*)
それにしても何度観ても何度聴いても
新鮮にときめくのはなぜかしら?

見終わると今度は、パヴァとフレーニのCDに手を伸ばすdolce-vitaなのであった。

忘れえぬロシア@広島県立美術館

2009-10-17 22:30:17 | 美術館
「イケメンがいるから観に行って(≧∇≦)」

おばかな友人の薦めにのっかって、
ノコノコ観に行っちゃうおばかなdolce-vita(*^o^*)

しかも「忘れえぬロシア」の開催は明日まで。
いつだってギリギリジンジンのおいら(^。^;)




さあ、イケメンさんはどこですか~♪

そんな私のハート鷲掴みにしたのが
イワン・シーシキン
「木陰で休む家畜の群れ」
これ超可愛くないですかーっ(≧∇≦)



横向きの牛くんが、前向きの牛さんの背中にあご載っけて寛いでんの(^w^)
めっちゃ気持ちよさそう♪

これだけでも充分癒し系なのに。
何、このリズム感(o^∀^o)
隣で、横向きの羊くんも後ろ向きの羊さんの背中にあご載っけてるじゃないですか♪
牛さんモチーフの繰り返し。

さらに、よく観ると彼らが休んでいる木陰を作っている大木も。
横に大きく張り出した梢が、奥へ広がっていく大地に向かって頭をもたげています。

お~っ、見事な三段落ちですね!(b^ー°)

奥行きとリズム。
こういう構図大好きです(^O^)

さらにシーシキンたら、
植物の描写がすっごく精緻でリアルなの♪

美しいっ、美しいわぁヽ(^o^)丿

一目でシーシキン、好きになっちゃいましたo(^-^)o

「森の散歩」
「ペテルホフのモルドヴィノワ伯爵夫人の森で」
「陽を浴びる松」
シーシキンの作品は他に3点。
どの作品も大好き!

久々に、心の琴線に触れたというか、かき鳴らしましたね~(笑)

牛さんの絵は、実に5回以上観に引き返しました(^_^;)
いつまでも観ていたい絵です。


肖像画と言えば、イリヤ・レーピン(^O^)

くだんのイケメンさんは、
そのレーピンの作品でした。
「劇作家レオニード・アンドレーエフの肖像」
レーピンらしい陰影に富んだきりりとしたお顔だち。
ちょっと渋めのイケメンさんです(o^∀^o)

しかし今となっては、彼こそ私とシーシキンのキューピッド☆

ありがとう、レオニード!

すっかりロシア気分の私は家に帰って早速チャイコフスキー♪
(↑単純おばか)
「エフゲニー・オネーギン」観てますo(^-^)o
第3幕のポロネーズ、大好き(^O^)
ついついしつこくリピってしまいます(^w^)



広島県立美術館、実は土曜日の夕方が穴場。
土曜日だけは開館時間が19時までなのです。
17時以降に行くと、人もまばらでゆっくりできるのでオススメ!(b^ー°)
常設展なんか「ヴィーナスの夢」の前のソファに座って、5分以上誰も来ず、「ヴィーナスの夢」独り占めという贅沢を味わえます。

今日も贅沢な時を過ごせました~(*^o^*)

秋の全国うまいもの大会 Part3

2009-10-17 15:43:02 | おいしいもの
全国うまいもの大会では定番
神戸・ダニエルの「うなぎの寝床」



実は食べたことなかったのです。

このうまいもの大会には毎回来てるし、
神戸に行ったら、旧居留地のカフェで、
ランチしたり、お茶したり、パンやお菓子買って帰ったりしたことはあるのに
なぜか「うなぎの寝床」は未体験(*_*)

やっとこさいただきましたV(^-^)V



なんで今まで食べなかったんだろ(≧ε≦)

濃厚なチョコレートケーキに、いちじく、アプリコットのドライフルーツがアクセントに。

おいし~♪

私の定番ラインナップがまた増えちゃいました(*^o^*)

華麗なるメトロポリタンオペラ 歌劇「ピーター・グライムズ」

2009-10-17 03:37:04 | オペラ
華麗なるメトロポリタンオペラ
歌劇「ピーター・グライムズ」
ベンジャミン・ブリテン作曲

指揮:ドナルド・ランニクルズ
演出:ジョン・ドイル
管弦楽:メトロポリタン歌劇場管弦楽団

ピーター・グライムズ:アンソニー・ディーン・グリフィ
エレン・オーフォード:パトリシア・ラチェット
バルストロード:アントニー・マイケルズ・ムーア
セドリー夫人:フェリシティ・パーマー
ネッド・キーン:テディ・タフ・ローズ
スウォロウ:ジョン・デル・カルロ
ボブ・ボウルズ:グレッグ・フェダリー
ホブソン:ディーン・ピータースン
ホレス・アダムズ師:バーナード・フィッチ
少年:ローガン・ウィリアムズ・エリクソン


華麗なるメトロポリタンオペラも第4夜目!
オペラ好きだけど、さすがに4夜連続、
しかもラストが現代劇となると…(¬з¬)
若干集中力に翳りが…(-o-;)
という歯切れの悪い状態での鑑賞。


ブリテン作曲の現代オペラです。

漁師であるピーター・グライムズが徒弟の少年を事故で次々2人も無くし、村人達からは彼が殺したと疑われ、結局自殺を勧められ、出航して船と共に没するという悲劇。
ピーター・グライムズの少年達への幼児虐待、村社会からはみ出た一個人、集団心理など、暗く難しいテーマのお話。


音楽も、不協和音?がベースに流れてるのかな。
居心地わる~い感が。
村の人たちと調和できないピーター・グライムズの心境をそのまま音にしたカンジ(-_-#)

最後の方で、ソリストと合唱が舞台上にずらっと並んで
こわーい顔して観客席に向かって
「ピーター・グライムズ!」と連呼して糾弾するシーン。
恐るべき村八分攻撃!
これ、自分の名前でやられちゃうと泣いちゃいそうです(ρ°∩°)


ソリストもあまり馴染みのない方々で。
唯一観たことがあるのは(映像だけど)
フェリシティ・パーマー。
「ジャンニ・スキッキ」のツィータもインパクトあったけど、
セドリー夫人、すごいリアル。
いるいる、そんな噂好きで煽るタイプのヒト!
説得力あります。

後、パトリシア・ラチェットの名前聞いたことあるくらい。
エレンの献身も歌も、
ピーターとは響きあわない。
そう、普通のオペラと違って、楽曲が不協和音に満ち溢れ、
美しく響きあうアンサンブルというものも存在しないの。

タイトルロールのアンソニー・ディーン・グリフィ。
ご本人もインタビューで話してましたが、
この役に相当思い入れがおありのようです。
それも納得の迫力!
第3幕では、Mad Scean(狂乱の場)も。
ソプラノの専売特許じゃないのね( ̄∀ ̄)

私的にチェックいれたのは、テディ・タフ・ローズ(*^o^*)
風貌がヒロシさんに似た系だから?
なんだか歌声も似てるように思ってくるからコワイ(^_^;)
早速CD探さなくてはo(^-^)o


当然のことながらリブレットは英語。
そのせいか、ミュージカルっぽく感じる場面も。
(↑短絡的)

「魔笛」のときも「ヘングレ」のときも思ったけど
オペラの英語歌唱はちょっと…(¬з¬)
「ピーター・グライムズ」は、元々リブレットが英語で、無理やり英訳してる訳じゃないから、罪は浅いけど。
なんだろ、この違和感(-"-;)


初めて観る現代オペラ。
いろんな世界があるのね~(^O^)