Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

かきつばた 6/26

2007-06-27 00:01:29 | 池坊
今日のお稽古もかきつばた。

だんだん夏に近づいてきたので、のびやかに生けるように心がけてみました。

アレンジがなかなか利きません。
精進あるのみですね。

BRAVIA !

2007-06-26 00:30:43 | life
本日、我が家にやってきました。
BRAVIA !

2週間前に、長年ご愛顧を賜りました28型ワイドの可愛いヤツが、ついに力尽きてしまいまして。
画が映らなくなり、音声のみ。らぢを?の状態で2週間。
ERも根性でラジオドラマとして楽しみ、でも。キツネちゃん何しているの?もミディアムも断念。やっぱ字幕がないとキビシイ~。
その間、映像といえば、ちっちゃなDVDプレイヤー。
映像枯渇でそろそろ飢餓状態になろうかという本日。救世主のように届けられました。

地デジ観ました。
月並みですが、画キレイです。
嵐の宿題くん見たけど、みんなキレイぢゃないの
BSは違いがまだよくわかりません。
ただチャンネルは多いです。
wowowもデジタル契約に変更しました。

まだまだやることがありそう…。

とりあえず、ブラウン管の物理的な圧迫感がなくなり、なんだかお部屋が広々デス




帰ってきた三兄弟 KKP「TAKE OFF」再演!!!

2007-06-21 00:47:14 | ラーメンズ
きゃあぁ~~

KKP「TAKE OFF」再演決定
しかも広島公演あるじゃないですか
この日をどんなに待ちわびていたことかっ
感涙

去年のKKP福岡公演のとき(POTSUNEN ○のときも!TEXTのときも!)
「広島にも来て下さい」綿々と書き連ねた甲斐もあろうというもの。
神さま、賢太郎さま。ありがとうございます。

今からチケット取るときのことを思うと、興奮とプレッシャーによる極度の緊張で。
あ-、息苦しくなってきた。
交感神経と副交感神経がぐじゃぐじゃですぅ。
深呼吸、深呼吸っと。ふーぅ

初演のときは直前で降板があったりしたからか、小林賢太郎にしては珍しく、アドリブ楽しむ的なカンジがあったけど。 
今回は、おれんぢさんversionで、最初からしっかり創り込んでくるのかしら。
ああ、そんなこと考えるだけで
「TAKE OFF」のラストは、はりきって手拍子で〆るわよぉ
そのためにも

8月は仁さん9月は賢太郎さん
今からたのすぃみぃ~



梅酒♪

2007-06-20 23:42:28 | おうちごはん
昨日梅酒漬けました。
初梅酒でぇす。えへっ(*^_^*)

日経新聞に乗ってたレシピを参考に「黒糖梅酒」
梅以外は家にあったもので。
沖縄土産の黒糖
一袋300グラムから一握りよけてジャーの中に。
鹿児島土産の芋焼酎
1本どぼどぼーっとジャーの中に。
梅を洗って1個1個ふきんでふきふき。
ジャーの中に入るだけ。
完了~

梅のフレッシュな香りで作ってる最中もとってもいい気分(^。^)
梅酒作り、たのすうぃー♪


正しいレシピを念の為。

【材料】
  青梅1キロ
  黒砂糖500グラム
  ホワイトリカー1.8リットル
【作り方】
  ①青梅は水洗いしてから、へたを竹串で取り除きます。
  ②乾いたふきんで1個ずつ水気をふき取り、保存用の瓶に入れます。
  ③黒砂糖を入れ、ホワイトリカーを注ぎ、しっかりふたをします。直射日光が当たらず、なるべく温度変化が少ないところに置きます。






旧暦 端午の節句

2007-06-19 23:39:18 | life
6月19日。今日は旧暦5月5日端午の節句だそうで。
菖蒲&蓬セット頂きました。

初菖蒲風呂。
お作法がわからず、母に電話するもつながらず。
仕方がないのでそのままばっさり入れちゃいました~

お湯の中で菖蒲の葉を折ってみたり、蓬を揉んでみたり。
創意工夫の末、お風呂の中が、ほんわか自然な香りに。
貧乏性なのかしら。
ふと気づくと鼻の穴全開で、アロマを取りこぼしのないように、吸い込んでました。
ふんがー、すぴー。

なんだかお肌すべすべっ
なんだか健康になった気がっ ← ばか

すっきりした香りに身もココロも癒されたのでした。



かきつばた 6/19

2007-06-19 22:05:29 | 池坊
6月19日、今日のお稽古はかきつばた。
今日こそはカンニングなしで生けました。
やっと迷わず葉を選べるようになったカンジ。

今日の一番の反省点は、真の花。
いくらなんでも短く切りすぎました。とほほ
案の定、先生からも「もうすぐ夏だから花がもう少し伸びやかでもよかったわね」とご指摘が。
しょぼーん。

来週またがんばります。

愛知県美術館&名古屋市美術館

2007-06-19 00:26:25 | 美術館
まず、愛知県美術館。
近未来的でそれでいて開放的なオアシス21を通って、愛知芸術文化センターへ。
なんだか都会だわとキョロキョロする私
その10階に愛知県美術館はありました。

所蔵品は大きく分けて2つ。
「20世紀の美術」と「日本の近代洋画」
(他のジャンルこめんなさい。)
「20世紀の美術」
大好きなラウル・デュフィがありました。「サンタドレスの浜辺」
色遣いは定番ぽいものではなかったけど、普段見れないカンジの作品なのが逆に嬉しかった
モディリアーニ。「カリアティード」これも初めて見る題材です。
ジョージア・オキーフ
彼女の作品は、なんだか生命力に満ち溢れて大好きです。ここで見れるなんて。わーい
ピエール・ボナール。普段は特に意識しない画家ですが、「にぎやかな風景」よかったです。
後、クリムト、ピカソ、藤田嗣治。怱怱たる面々で意外に感激でした。

「日本の近代洋画」
すごく印象に残ったのは、高橋由一の「不忍池」。
光と風が画面一杯に溢れてて、少し前髪がそよいだような気持ちになりました。
黒田清輝、岸田劉生、梅原龍三郎 and so on
なかなかの充実ぶり

「若冲展」のついで的なアプローチだったのが、いい意味で裏切られました

次に、名古屋市美術館。
こちらはどちらかというと「ダリ展」はおまけで、常設展目当てです。
白川公園の中、黒川紀章設計。
見たかったのは、ユトリロ「ノルヴァン通り」とモディリアーニ「おさげ髪の少女」

ところが
あったのは「ラパン・アジール」。「ノルヴァン通り」は??
しかも同じ白の時代の作品だから最初は目的の絵を観た気になってました。
が、ち、違う?!
私の愛読書の内容が間違っているのか?
どちらでもいいのですが、なんだか腑に落ちない…
ユトリロ「ラパン・アジール」そんなこともあって必要以上に見入ってしまいました。

モディリアーニ「おさげ髪の少女」
モディリアーニにしては珍しく、こちらに考えさせるような表情ではなく、子供がそのまま純真無垢な目をしてただこちらを見てる。
その顔からなかなか目を逸らせない。
「立てる裸婦(カリアティードのための習作)」
おーっさっき見たよ。その習作なのね。
いい連携してるじゃないの。

藤田嗣治「自画像」
お馴染み自画像。おかっぱの藤田がいて、猫がいて、硯があって、本人の作品が描かれてる。藤田の世界がここにある。

ディエゴ・リベラ「プロレタリアの団結」
ディエゴ・リベラの作品を見る機会なんてなかなかない。意識して見るのは、初めてかも
すごく得した気分

イサム・ノグチ
タイトル聞いてもイメージ掴めません。
ブロンズのオブジェ。
シャガール、キスリング、ローランサン、パスキン、充実の内容でした

白川公園出るとき、シャガが鬱蒼と茂っていたのが目に焼き付きました。(絵とは関係ないけど


ダリ展

2007-06-18 23:04:35 | 美術館
6月9日、名古屋市美術館でダリ展観ました。
雨にも関わらず会場は人・人・人
入口でしばらくは列に並んでたけど、断念
とりあえず、人の頭越しに、見えるところだけ観て歩きました。

会場で一際大きな絵。キリンのたてがみがぼーぼー燃えてて、時計がぐにゃり。「ヴィーナスの夢」じゃないですか~
広島県立美術館の常設。
いつもはその前を通る人も疎らで、いつだってその世界を余すところなく堂々と晒しているというのに。
この人だかり
これでこそ、ヴィーナスも夢を見た甲斐もあろうというもの
何だか違った意味で感涙

それから「催淫作用のあるタキシード」。あのショットグラスがたーくさんくっついたタキシード。
よく映像で、サルバトーレ・ダリがパーティで着てる姿を見ました。
その実物を見れるなんてー。
なんだか急にダリとの距離がぐっと縮まった感が。

絵画やオブジェだけでなく、バレエの舞台衣装や広告デザインまで。
ダリの多岐にわたる創造力に触れられた(ような気がした)時間でした。

今度、広島県立美術館にゆっくり「ヴィーナスの夢」見に行こうっと。

6月12日 菖蒲一種生

2007-06-13 00:38:17 | 池坊
「かきつばたくださいっ」鼻息も荒く言ったのに、品切れ。
菖蒲ならあると言われ、気を取りなおして菖蒲のお稽古。

私はホントに阿呆なのかしら。
間、かきつばた2度ほどお稽古したら、その前にお勉強した筈の菖蒲の記憶がっ
最近覚えは悪くなっているというのに、相変わらずメモを取るということが出来ず。
うろ覚えのまま突き進む。
が、やはり体辺りでだんだんあやしくなり、辻褄が合わなくなった所で、立華やってた友人からノートがすっと渡されました。

オーソドックスで王道中の王道だと思って完成させた作品。
「個性的にはいったわね」
先生ーっ。
コンセプトは「基本に忠実」。
個性的ではなく、何かを間違ったのですね、きっと。

たおやかなかきつばたも魅力的ですが、凛とした菖蒲も好きです。

来週はかきつばた再挑戦(今日の菖蒲で、今度はかきつばたの記憶がぐだぐだだと予想される。)
尾形光琳や酒井抱一のようなかきつばたを再現させるんだい

プライスコレクション「若冲と江戸絵画」

2007-06-11 00:07:52 | 美術館
6月9日、愛知県美術館で「若冲と江戸絵画」見ました。3月に九州国立博物館で見て以来3ヶ月ぶり。感動が甦りました。

まずは、タイトルにも掲げられている伊藤若冲。

私がはじめて生若冲見たのは、2005年、広島県立美術館の「ニューヨークバークコレクション」の「月下白梅図」。
きらきらしい月明かりに白梅が匂うように白く咲き零れている絵でとても印象的だった。
そして今回プライスコレクションで美しいだけじゃない伊藤若冲のいろんな魅力に触れることが出来た。

「鳥獣花木図屏風」最近超人気の絵。紀里谷和明もファンらしく宇多田ヒカルのSAKURAドロップスのPVにも使われててびっくりだった。テレビのCMでも見たような気がするし、日本画としては異例の露出度ではないでしょうか。
桝目描という技法で、12mm四方の桝目、1隻で約43,000個。それは気が遠くなるほど緻密に描かれてます。京都のボンボンだった若冲が西陣織の下絵にヒントを得て完成させたというのがまたスゴイよね。
まあるくデフォルメされた動物たち鳥たちがまた可愛らしい。
「旭日雄鶏図」赤い朝日に向かって雄鶏が雄々しく声をはる、まさにその瞬間。雄鶏がホントに凛々しく描かれている。朝日と鶏冠の赤い色も心惹かれます。
「紫陽花双鶏図」油断ならない目をした鶏が紫陽花の下に2羽。何やら一触即発の緊迫感が。鶏ってただの鶏のはずなのに、どこか神々しく鳳凰でも見てるようなありがたみすら感じてしまう。
「花鳥人物図屏風」水墨画で抜け感が魅力である。
「鶴図屏風」これも水墨画。まあるいフォルムが鶴の体温をも感じさせるようだ。
「芭蕉雄鶏図」筋目描を駆使した作品。構図も余白の取り方も何とも言えません。
「万福寺境内図」福岡で見たときはさっぱり印象に残らなかったが、今回は演出が凝っていて光の当たり方による絵の見え方の変化を楽しめるようになっていた。

光の演出はもうひとつ「簗図屏風」(誰?)にもなされていて。
美術館によって演出が異なるというのも面白いことである。

そして、長沢芦雪!
私の今回のお気に入り。
福岡で私の心を捉えて離さなかったのは、「白象黒牛図屏風」
1隻の屏風の中に体を縮めた白い象と黒い牛が、その甲斐虚しく、牛は今にもはみ出しそうに、象は残念ながらはみ出して描かれている実にユーモラスな作品。しかも黒牛の前には白い子犬、白象の背中には烏。白黒大小の対比も練りに練ってあって降参脱帽、なのに笑える。今一番のお気に入りです。
「幽霊図」流し目の女性の幽霊。琳派のおどろおどろしい幽霊とは違って、なんて艶めかしいの。芦雪!
「軍鶏図」軍鶏がまるで、言葉は悪すぎますが、ごろつきのように、歩きながら見るものにガン飛ばしてます。芦雪!
「神仙亀図」何か対話するかのような神仙と亀。どちらもありがたいモチーフなんだけど見てるとついつい微笑が…。芦雪!
「牡丹孔雀図屏風」もう、描けるんじゃん、精緻で美しい絵。円山応挙の弟子っぽい。芦雪ぅ。
「猛虎図」これも孔雀同様主役を対角線に伸びやかに配した作品。岩に爪を立て、毛を逆立て、いかにも勇ましい虎なんだけど。絵の前でつい笑ってしまうのは何だろう。芦雪ぅ!
芦雪の作品の前をニヤニヤしながら往復する私。
芦雪!芦雪!あなたは何故芦雪なの。
すっかり虜になってしまいました。

その他にも円山応挙、曽我蕭白、酒井抱一、日本画をよく知らない私でも知ってるようなそうそうたるメンバー。

河鍋暁斎
「達磨図」「閻魔と地獄太夫図」。達磨や閻魔がキュートでかわいい。
「妓楼酒宴図」酒宴の部屋に置かれた衝立の達磨さんがユーモラスで笑える。

酒井抱一
「十二ヶ月花鳥図」日本の四季は美しいですね。
「四季草花図・三十六歌仙図色紙貼交屏風」四季の花々の移り変わりに三十六歌仙の色紙がリズムよく並べられ、うきうきしてしまう。藤原公任の三十六歌仙勢ぞろい。せめて百人一首を読み返してみたくなる。

「源氏物語図屏風」花宴の朧月夜と光源氏の出逢いのシーンと秋好中宮が六条院で紫の上に歌の挨拶を届けるシーン。(と思われる)。源氏物語好きには堪らない屏風です。
百人一首は読み返せてもこの五十四帖にはなかなか手は出せない。

中野其玉
「杜若白鷺図」杜若と一緒に描かれているのは、お馴染みフトイ。杜若の姿も一種生の
参考になりそうで心惹かれました。
日本画は生け花の基本の宝庫かもしれません。

ああ、もうきりがありません。
惜しむらくはすべてがこの名古屋を最後に国外に帰ってしまうってこと。
2度見れてラッキーでした。
ジョープライスさん、ありがとうございました。