三浦しをんの「本屋さんで待ち合わせ」
しをんさんの書評集です〓
本に対する愛情いっぱいで
紹介されている本をついつい読みたくなってしまいます。
とりあえず、その中から5,6冊気になるモノを読んでみた中で…。
「中国名言集 一日一言」井波律子
タイトルの通り 、一年366日に名言を配して解説したもの。
とはいえ、エライ人の説教臭いカンジではない。
発言者の実感を身近に感じ、
その気持ちをなぞるように
涙しそうになったり嬉しくなったりするものもあり。
春夏秋冬、現代以上に季節のうつろいをカラダで実感する言葉があったり。
…残念ながら
素敵な言葉が犇めくなか
dolce-vitaの心に残ったのは
「三日香(サンリーシャン)
」という言葉
字面といい言葉の響きといい
超カワイイ
…中国で三日坊主という意味だそうデス
もちろん名言として掲げられたモノではなく
1月1日「一年の計は春に在り」の地の文に登場しただけ。
「いくらよい香りでもたちまち消えてはどうにもならない。」
その例えも美しい
(↑三日坊主のコトだけど
)
さて、本を紐解いて3日目。
「牡丹花下に死す」
4月20日の名言のトコロで。
すっかり無味無臭のdolce-vita
牡丹の花下に死し鬼となる…〓
残りの日々の名言をさらさらと流し読み
そして冷たい「穀雨」にうたれながら図書館に返却〓
「三日香」を地でいってしまった
でも何故か三日坊主よりうれしい…?
うふふ(^.^)
(↑おばか)