Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

忘れえぬロシア@広島県立美術館

2009-10-17 22:30:17 | 美術館
「イケメンがいるから観に行って(≧∇≦)」

おばかな友人の薦めにのっかって、
ノコノコ観に行っちゃうおばかなdolce-vita(*^o^*)

しかも「忘れえぬロシア」の開催は明日まで。
いつだってギリギリジンジンのおいら(^。^;)




さあ、イケメンさんはどこですか~♪

そんな私のハート鷲掴みにしたのが
イワン・シーシキン
「木陰で休む家畜の群れ」
これ超可愛くないですかーっ(≧∇≦)



横向きの牛くんが、前向きの牛さんの背中にあご載っけて寛いでんの(^w^)
めっちゃ気持ちよさそう♪

これだけでも充分癒し系なのに。
何、このリズム感(o^∀^o)
隣で、横向きの羊くんも後ろ向きの羊さんの背中にあご載っけてるじゃないですか♪
牛さんモチーフの繰り返し。

さらに、よく観ると彼らが休んでいる木陰を作っている大木も。
横に大きく張り出した梢が、奥へ広がっていく大地に向かって頭をもたげています。

お~っ、見事な三段落ちですね!(b^ー°)

奥行きとリズム。
こういう構図大好きです(^O^)

さらにシーシキンたら、
植物の描写がすっごく精緻でリアルなの♪

美しいっ、美しいわぁヽ(^o^)丿

一目でシーシキン、好きになっちゃいましたo(^-^)o

「森の散歩」
「ペテルホフのモルドヴィノワ伯爵夫人の森で」
「陽を浴びる松」
シーシキンの作品は他に3点。
どの作品も大好き!

久々に、心の琴線に触れたというか、かき鳴らしましたね~(笑)

牛さんの絵は、実に5回以上観に引き返しました(^_^;)
いつまでも観ていたい絵です。


肖像画と言えば、イリヤ・レーピン(^O^)

くだんのイケメンさんは、
そのレーピンの作品でした。
「劇作家レオニード・アンドレーエフの肖像」
レーピンらしい陰影に富んだきりりとしたお顔だち。
ちょっと渋めのイケメンさんです(o^∀^o)

しかし今となっては、彼こそ私とシーシキンのキューピッド☆

ありがとう、レオニード!

すっかりロシア気分の私は家に帰って早速チャイコフスキー♪
(↑単純おばか)
「エフゲニー・オネーギン」観てますo(^-^)o
第3幕のポロネーズ、大好き(^O^)
ついついしつこくリピってしまいます(^w^)



広島県立美術館、実は土曜日の夕方が穴場。
土曜日だけは開館時間が19時までなのです。
17時以降に行くと、人もまばらでゆっくりできるのでオススメ!(b^ー°)
常設展なんか「ヴィーナスの夢」の前のソファに座って、5分以上誰も来ず、「ヴィーナスの夢」独り占めという贅沢を味わえます。

今日も贅沢な時を過ごせました~(*^o^*)

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