Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

Silvester2011

2011-12-31 23:38:36 | life
風邪ひきさんで
(12月だけで3度目
毎日の行事をただ一生懸命こなしてるうちに
あっと言う間に大晦日(◎o◎)

毎年思うけど風邪ひきすぎなんだよね~(¬з¬)
(ま、回復も早いケド)
3度目の風邪はdolce-vitaにしては長引いて
年を越してしまいます。
声がオジサンだったのが
やっと性別女子に戻ったよ
若干セクシー仕様デス
うふ(^w^)


というコトで大急ぎで「今年の一番」を振り返ります。

dolce-vitaベストshot
  
台風一過の夕焼け
晴れやかな明日を約束されたようで
とてもうれしくなった景色でした

絵画部門
今年は美術館行ってないな~
迷いましたが、No.1は
酒井抱一「夏秋草図屏風」
姫路市立美術館での特別展でした。
1月にひろしま美術館に来てたブリヂストン美術館所蔵の佐伯祐三「テラスの広告」
(↑大好きすぎる1枚)
どっちにしようかと思ったけど
「テラスの広告」は観るの初めてではなかったので譲りました。

演奏会部門
広島交響楽団の東日本大震災復興支援チャリティーコンサートで演奏された「G線上のアリア」
今でも最初の一小節の音、そしてその感動がよみがえります。
深く深く美しい音色でした。
広響全体的に好きだけど
弦楽パート素晴らしすぎますぅ

オペラ部門
広島シティーオペラ
「ラ・ボエーム」
文句なくっ大好きでした(≧∇≦)

ソリスト部門
ヴァイオリニストの樫本大進さん
すっごいエネルギーを感じました。
テノールの藤田卓也さん
ただただ美しすぎます。
(どちらか選べず(^_^;))

本部門
「人間らしさとはなにか?」
マイケル・S・ガザニガ
結局たけちゃんオススメ本です。
dolce-vitaが読み漁った本たちよりも印象に残っちゃった(^_^;)

LEGEND部門
これは悩むっ(≧∇≦)
楽曲でゆうとGranada
それは間違いないんだけど
いつの?…となると決められませんっ
(↑思い出せないワケではないよ)

コンサートだと6月のツアー?
う~ん、でもウエストプラザでの最後のコンサート
やっぱりウエストプラザは特別な場所です。

CHE SARA部門
全部好きだけど「愛の夢」
ヒロシさんのあの声で「好きでした~」と歌われては
dolce-vitaきゅん死なう
アルバムのレコーディングをしていることすら知らなかった9月。
なぜかブログに「愛の夢」の記事をアップ
アルバムに入っているのをみたときには
びっくり(◎o◎)デシタ


何かにつけて「サプライズ」の多かった2011年
びっくりして
どきどきして
心臓がヤバい出来事が満載デシタ。

2012年も充実した日々を過ごせますように。

Guten Rutsch ins neue Jahr!
(つかこの記事自体が滑り込みだよ(^_^;))

歌劇「ドン・ジョヴァンニ」

2011-12-31 20:21:42 | オペラ
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
プレミアムシアター
ミラノ・スカラ座
2011/12シーズン開幕公演
2011年12月7日

指揮:ダニエル・バレンボイム
演出:ロバート・カーセン
管弦楽:ミラノ・スカラ座管弦楽団

ドン・ジョヴァンニ:ペーター・マッティ
レポレルロ:ブリン・ターフェル
ドンナ・アンナ:アンナ・ネトレプコ
ドン・オッターヴィオ:ジョゼッペ:フィリアノーティ
ドンナ・エルヴィラ:バルバラ・フリットリ
ツェルリーナ:アンナ・プロハカス
マゼット:シュテファン・コツァン
騎士長:クワンチュル・ユン


12月7日、ミラノの守護聖人サンタンブロージョの日。
毎年この日はミラノ・スカラ座のシーズンオープニングの日です。

「ぎょえっ(((゜д゜;))) 」と思ったコト。

まず。よい方は。
なんだぁ、このキャスト
さすがっミラノ・スカラ座(◎o◎)
お帽子を脱がないワケにはいきません。
超豪華主役級がずらり
(誰かひとりだけ出演でも観たいですぅ
ドン・ジョヴァンニとレポレルロが入れ替わってもよさそうだし
ドン・ジョヴァンニもレポレルロもダルカンジェロがダブルキャストらしい。
贅沢を言えばダルカンジェロが観たかった(≧ε≦)
ドン・ジョヴァンニでもレポレルロでもどっちでもいいからっ
(↑ブリン、ペーターごめんm(_ _)m)
そしていつの間にかフィリアノーティもスカラ座と和解したのね
そしてそしてネトレプコはMETに続いてオープニングキャスト
押しも押されぬバルバラ・フリットリ
いつも「無駄に男前」と言われるシュテファン・コツァンも
これがあったかのマゼット
ほ~ぅ豪華です

On the other hand…
でったーっ鬼才ロバート・カーセン。
タンホイザーを画家にしてdolce-vitaを煙に巻いたり
才能は作る方だけでなく受け手側にも必要なんだなと痛感させられる演出家さん

今回の「ドン・ジョヴァンニ」も
いきなりシュール(^_^;)

クーシェイよりマシだよ
自らを励ましつつ観る。
Forza

大丈夫頑張れるネタはたくさんあるのだ

ブリン・ターフェルのカタログの歌
十八番だけあって「どや」と言わんばかりデス。

誰が演じても好きになれないドン・オッターヴィオ(¬з¬)
フィリアノーティがまた良くも悪くもドン・オッターヴィオらしかったし。

ドンナ・アンナは…。
幕が開いてから騎士長が殺されるまで
ドンナ・アンナのベッドの上で繰り広げられるという衝撃の展開に
ネトレプコの歌どころではありません(((゜д゜;)))

dolce-vitaはなぜかドンナ・エルヴィラに肩入れしがち。
フリットリ、前はそんな好きじゃなかったのに
最近dolce-vitaの中で好感度デス

絶対オトモダチにはなれないけど
お気に入りキャラのツェルリーナ
アンナ・プロハカスのツェルリーナは若干おとなしめだけど
薬屋のアリアの高音がとってもキレイだったので
dolce-vitaもにっこにこデス

そしてツェルリーナがおとなしいとなると
俄然マゼットの存在感がっ
ツェルリーナのなすがままのマゼットがdolce-vitaの好みなのだけど
コツァンのマゼットはちょっと肉食系?
余談ですが
コツァンは「オネーギン」のグレーミン老公爵を(映像で)観たことがあるけど
あまりのかっこよさ、タチアナとの美男美女カップルぶりに
(オネーギンのダニボール・イェニスより若くて男前だった(^_^;))
タチアナの苦悩がdolce-vitaの中で成立せず
第1幕、第2幕で積み上げてきたものが
何やら台無しになってしまった実績を持つ。
「無駄に男前」と言われる所以であるし
dolce-vitaも異論はない…
ってゆうか「邪魔に男前」のケースだった?
「ドン・カルロ」の宗教裁判長なんかだったら
「邪魔」ではなく「無駄」レベルだろうけど…。
バスには珍しく若者のマゼット。
コツァンも嬉しそうにイキイキ演じてます
(そっか、バスの役って表情ない役多いもんね~)


キャストは豪華だけど
終わってみればなぜかノリ切れなかったdolce-vita

あ~ん、なんでぇ〓?

歌劇「魔笛」

2011-12-31 05:38:09 | オペラ
歌劇「魔笛」
プレミアムシアター
ミラノ・スカラ座
2011年2月

指揮:ローランド・ベーア
演出:ウィリアム・ケントリッジ
管弦楽:ミラノ・スカラ座管弦楽団

タミーノ:サイミール・ピルグ
パミーナ:ゲニア・キューマイア
夜の女王:アリビナ・シャギムラトワ
ザラストロ:ギュンター・グロイスベック
パパゲーノ:アレックス・エスポジト
パパゲーナ:アイリッシュ・タイナン

夜の女王の3人の侍女の登場から
美しいアンサンブルにうっとり

舞台装置も映像との組み合わせで
dolce-vita苦手パターンかと思いきや
その映像は「神曲」のドレの挿絵を彷彿させる版画チックなもので
意外にも好きなカンジです

夜の女王のアリアもかっこいいし
パミーナとパパゲーノのアンサンブルも大好き
ザラストロがちょっと物足りないカンジがしないでもないけど。

見終わったあと、いつも通り、
パ・パ・パの二重唱を歌いながらルンルンのdolce-vita

明日(今日?)早起きなんだから早く寝なさいよ~

歌劇「道化師」

2011-12-31 05:24:31 | オペラ
歌劇「道化師」
プレミアムシアター
ミラノ・スカラ座
2011年1月

指揮:ダニエル・ハーディング
演出:マリオ・マルトーネ
管弦楽:ミラノ・スカラ座管弦楽団

カニオ:ホセ・クーラ
ネッダ:オクサナ・ディカ
トニオ:アンブロッジオ・マエストリ
シルヴィオ:マリオ・カッシ

「カヴァレリア・ルスティカーナ」とは反対に
非常にウトウト率が高い「道化師」〓

演出も現代置き換え版てゆうか
60年代(?)アメリカ的なカンジ?

クーラがなんだか素敵なオジサマ系になってます。

ええ、ほとんど寝ちゃいました(*^_^*)

でも不思議と「衣装をつけろ」の辺りはおメメぱっちり

dolce-vitaはクーラのパリアッチ好きです。
(↑だったら起きて観なさいよ)

歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」

2011-12-30 21:51:49 | オペラ
歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」
プレミアムシアター
ミラノ・スカラ座
2011年1月

指揮:ダニエル・ハーディング
演出:マリオ・マルトーネ
管弦楽:ミラノ・スカラ座管弦楽団

サントゥッツァ:ルチアーナ・ディンティーノ
トゥリッドゥ:サルヴァトーレ・リチートラ
ローラ:ジョゼッピーナ・ピウッテイ
アルフィオ:クラウディオ・スグーラ
ルチア:エレナ・ジーリオ

美しい前奏曲の後
サルヴァトーレ・リチートラの声がシチリアーナを歌う。
変な表現だけど。
このアリアは幕があがる前トゥリッドゥが最初から最後まで舞台裏手で姿を現さず歌う。
↑とファンミーティングで柿さんが説明して歌ってくださいました。
演出によっては朝帰りのウキウキを舞台上で歌うこともあるけど
今回は王道演出です。

サルヴァトーレ・リチートラ
今年9月スクーター事故で突然亡くなりました。
もう彼が新しい感動を生み出すことはないのかと思うと
本当に悲しい。
せめて今まで出演している舞台の映像は
大切に観たいですよね。

ヴェリズモはホント苦手なdolce-vita
「カヴァレリア・ルスティカーナ」はまたこれが
登場人物の誰にも共感できないどころか
やなヤツばっか
それでも観てしまうのは
マスカーニの音楽の美しさ故

アリアってゆうより
dolce-vitaは合唱が特に好き
「オレンジの花香り」とか復活祭の合唱とか「乾杯の歌」の合唱とか
ホントに爽やかで美しい
ドロドロ系アリアで
もうやだっ
となりそうなタイミングで爽やかな合唱を差し挟んでくるマスカーニ。

そして、トゥリッドゥの身勝手さとローラの意地悪さ、サントゥッツァのしつこさ、うざさに
いやーっ
もうムリだと思うその瞬間
あの美しい間奏曲が流れる

マスカーニ、絶妙です

こうして、マスカーニの音楽的謀略にはまり
最後までいい子に観てしまうdolce-vita
いつも通りチョロいヤツ

「母さん、あの酒は強いね Mamma, quel vino e generoso」
サルヴァトーレ・リチートラの切ない歌声。
悲しく悲しく響きました。

クロカンブッシュとシャンパンタワー

2011-12-23 22:21:36 | おいしいもの
今日は結婚披露パーティ
(↑断るまでもないけどdolce-vitaのではない

zuccheroに発注して
クロカンブッシュを作ってもらっちゃった~

見よこの素晴らしい出来映え

もちろんマカロンもzucchero手作り

お味は言うまでもなくサイコー

クロカンブッシュでファーストバイトって
やっぱり素敵ですぅ
憧れちゃいます


  

それからシャンパンタワー

そう、新郎新婦をお祝いしつつ
ちょいちょい自分の趣味を差し挟んだりして(*^o^*)

  

最後は新郎新婦からバラのプレゼント

  

うっちーさん以外から真っ赤なバラをいただくなんて
ホント久しぶり

幸せをたくさんたくさんいただきました

All'amicizia♪

2011-12-23 00:07:27 | おいしいもの
「dolce-vitaのお誕生日会
どこかお店に行く?
うちでもいいし。」
zuccheroのご提案に迷わず(少々かぶせ気味に)
「zuccheroのお料理が食べた~い(*^o^*)」
と答えるdolce-vita
dolce-vitaはzuccheroの作るお料理やお菓子が
大好きなのだ~ヽ(^o^)丿

ということでterraと3人で
お誕生日会&クリスマス会&忘年会の女子会〓です

  
まずはアペリティフで乾杯。

それから「ソフィア ブラン・ド・ブラン」
日本に入ってくる数も少なく
お目にかかれる日が来るなんて
そう、フランシス・コッポラ監督が娘のソフィアの結婚を祝い
自分のワイナリーでスパークリングワインを作って
話題になりましたよね~
泡もやわらかく
最後にふわっとくる香りも華やかで
すっごくおいし~

  
スティルトンとマスカルポーネ
スティルトンが載っかってるパイももちろん手作り
たっぷりのクルミとハチミツでいただきます
マスカルポーネもおいし~

  
昆布じめの鯛のタルタル
ただ鯛を使うだけでなく
昆布じめにするというひと手間でこんなにおいしいのねっ(≧∇≦)

カリフラワーのポタージュ
「カリフラワーはポタージュにするとジャガイモの味と混じって味がボケるから」
という理由で、ポタージュの中にカリフラワーペーストを浮かべた二層仕立てデス
そう、もちろんdolce-vitaが作るとぼやっとした味だよ(^_^;)
さすがzucchero

  
レバーパテ
dolce-vitaの大好きなレバーパテ
プロシュートとの相性もバッチリです。
「最後の晩餐で食べたいモノは?」という質問に
今までは「お雑煮」と答えてたdolce-vita
ああ、でもやっぱり「zuccheroのレバーパテ」かな~〓
悩ましいわ~(*^o^*)
(↑おばか)

  
ローストビーフの手鞠むすび
zuccheroには珍しいごはんメニュー
かわい~
おいし~
…でもお手々の大きなzucchero
手鞠がちょいとデカくね?

  


シュー生地のケーキ
カスタードたっぷりイチゴたっぷりデス(≧∇≦)
お菓子教室の先生であるzuccheroの本領発揮
おいしいに決まってます


神から与えられた才能をgiftと言いますが
zuccheroの素晴らしいgiftです

そしてそのgiftを努力してさらに磨きを掛け
周りのみんなを幸せにしてくれる
これはzuccheroからのgift

しみじみと。
dolce-vitaもterraはしあわせデス

第九ひろしま2011@広島サンプラザ

2011-12-19 19:20:18 | オペラ
第九ひろしま2011
@広島サンプラザ

指揮:円光寺雅彦
管弦楽:広島交響楽団

ソプラノ:市原愛
アルト:坂本朱
テノール:水口聡
バリトン:河野克典

第1部
『ミゼレレ』アレグリ
『アヴェ・ヴェルム・コルプス』モーツアルト
『キャンドルライト・キャロル』ラター
『メサイヤ』より「ハレルヤ」ヘンデル

第2部
ベートーヴェン 交響曲第9番 ニ短調作品125「合唱」


12月
せっかくなので「第九」です
合唱団1400人
その中に松井市長もいらっしゃいましたよ

開演前に観客も合唱の練習♪~(^O^ )
ヒロシさんを見習って最後の“t”まで丁寧に発音



第1部は鎮魂と再生への祈りをこめて
東北の被災者の方に捧げられました。
dolce-vitaもただただお祈りするばかりです。

『ミゼレレ』はとても心がこもっていて素晴らしかったし
『メサイヤ』にはdolce-vitaも元気づけられました。
きっと東北のみなさんにも届いたよね。

そして第2部もすごく感動しました。
dolce-vitaはときどき
広響の弦楽パートの音色のあまりの美しさに
涙ぐみそうになります。
ホントに美しいデス。
ソリストの方々はもちろん
合唱もすごい迫力でかっこよかったし

2011年、予定していた観劇・コンサートは
これですべて終了~

1年を締めくくるのにぴったりの「第九」でした~