Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

メトロポリタン・オペラ トマ《ハムレット》

2014-03-30 19:43:32 | オペラ
メトロポリタン・オペラ
トマ《ハムレット》

指揮:ルイ・ラングレ
演出:パトリース・コリエ
モーシュ・ライザー

ハムレット:サイモン・キーンリサイド
オフィーリア:マルリース・ペテルセン
王妃ガートルード: ジェニファー・ラーモア
新王クローディアス:ジェイム ズ・モリス
レアティーズ:トービー・スペンス

2010年3月27日
メトロポリタン歌劇場

観始めて、まず思った。
ハムレット…英語じゃないんだ
フランス語なので正確にいうと
ジェルトリュードがクロードと再婚し
アムレがオフェリに尼寺へ行けと言うお話な訳なんだけど
(↑ん?これ正確?)
そうなるとdolce-vitaには誰が誰だかさっぱりわからなくなるので
登場人物は原作のまま表記します。

…ハムレットです。

第2幕が終わってキーンリサイドがインタビューに応えて
「原作の先入観を持たずに観てほしい」と語ってました。

…観始める前に聞きたかったよ、その言葉( ̄▽ ̄;)
dolce-vita、ここまでがっつり先入観で観てました。
(しかもハムレットといえば藤原竜也)

dolce-vita混乱必至ですが
いっそ、「アムレ」だと思って観た方がいいのかも?
(ハムレットばりに苦悩するdolce-vita〓

しかし比較的、第3幕以降は「ハムレットとは別物」と認識しやすかった。

クローディアスとポローニアスの会話を聞いて
ハムレットはポローニアスも父王殺しの共犯と知り
オフィーリアに「尼寺へ行け」と八つ当たり。
(尼寺は当時売春が行われていたらしく
世を捨てて清廉に生きろと言ったわけではなく
売春婦になれと罵倒したのだと
何かで読みました。)

オフィーリアはショックのあまり発狂して死んじゃう。
オフィーリアの死を知らず墓地に佇んでいた(あれ?何で?)ハムレットの所に
レアティーズが現れて決闘。
レアティーズがハムレットの刃に倒れた所に
オフィーリアの葬列が来る。
父王の亡霊に今こそ復讐を!と唆され
葬列にいたクローディアスを殺し
ハムレット「オフィーリア、君のそばへ行くよ」。
このエンディングにはパターンがいくつかあるらしく
1ハムレット「おれが新しい王だ!」宣言(→大ブーイング)
2ハムレット「オフィーリア、君のそばへ行くよ」(ハムレットも死んじゃう)
3オフィーリアが生き返ってハムレットと結婚(…うーん

シェイクスピア原作のえっ?えっ?えっ?えっ?という結末に
負けず劣らずの展開デス

見所は第4幕のオフィーリアの狂乱の場と
ハムレットの「酒は悲しみを忘れさせる」

まず「酒は悲しみを忘れさせる」
このオペラの中で唯一知ってるアリア。

まさにハムレット役のキーンリサイドのアルバムに収録されてます。

第2幕。ハムレットが『ゴンザーゴ殺害』を演じるように依頼した役者たちにおどけて酒を勧める。
そこで歌われるアリア。
アルバムで聴いてる分には優雅な宮廷音楽っぽく感じていたので
ここかぁ、とちょっとゾッとする。
毒殺を題材にした芝居を観れば、
クローディアスと母が罪を告白するのではないかと期待するハムレット。
考えの浅いdolce-vitaだって
んなわけないやろ~
と思う浅知恵なんだけど
なんとクローディアスは顔色を変えて怒りだす。
そして、ハムレットはそこで狂気を装い、
クローディアスから王冠を奪って
また「酒は悲しみを忘れさせる」 のフレーズをところどころ織り混ぜて歌う。
赤ワインをぶちまけ自らもワインまみれになって歌う。
さすが演技派のキーンリサイド
もうすごい迫力

キーンリサイドの演じるハムレットはなぜかリアリティを感じさせる。
第3幕での母親と対決するシーンで
壁にナイフをあててイジイジしてみたり。
この辺りから狂気を装っているってゆうのが怪しくなってきて。
だんだんホントに狂気を帯びているように思われて
ガートルードと同じくらいdolce-vitaも怖くなる。
今までハムレットに共感を覚えたことなど一度もないけど
キーンリサイドのハムレットは生身の人間だという
手触り(?)を感じた。

オフィーリアの狂乱の場。
オペラでも本当は水辺のシーンで
オフィーリアが発狂して農夫や少女たちに歌いかけながら
川に入って死んじゃうらしい。
dolce-vitaの大好きなミレイの絵のイメージ
何かを歌いながら川を流れていくオフィーリアの絵。

でもこのプロダクションではオフィーリアの部屋で
オフィーリアは一人、発狂してナイフで自分を傷つけていく。
何度も何度も何ヵ所も。
川をふわふわ流れていくオフィーリアと違って
どこか現代的というか、何か意思を感じる。

すごく不思議だけど
どこか現代的なハムレットとオフィーリアだなって思った。

オフィーリアのマルリース・ペテルセンは
直前で降板したナタリー・デセイの代役だそうです。
ナタリー・デセイのオフィーリアも観たいけど
ペテルセンの演じたどこか現代的なオフィーリア
好きです。

確かに。
シェイクスピアとは別物の「ハムレット」
dolce-vita、意外と好きかも
と思いました。

梅にウグイス、桜に…

2014-03-28 22:55:09 | life
昨日の帰り道、桜がキレイだったので
朝はちょっとだけ早く家を出て
平和公園をぶらり

梅にウグイス
桜に…




アオサギっΣ(°д°ノ)ノ

近づいてもめちゃめちゃイイコにしてます〓

不思議だなって思っていたら。
このアオサギくん
近くにいらっしゃったオジサマのお友だちだそうで。
かれこれ3年来のおつきあいだそうです

オジサマはdolce-vitaのために
アオサギくんを近くに呼んでくださいました(パンで)


↑dolce-vitaビビりまくりshot

お天気もよく朝からポカポカ暖かで
とっても気持ちのよい朝

会社に行くのがもったいないっo(^o^)oよね?






さくらぴあ市民オペラコンサート@さくらぴあ大ホール

2014-03-26 21:54:11 | オペラ
第16回さくらぴあ市民コンサート
@はつかいち文化ホール さくらぴあ

第1部 オペラ「カルメン」抜粋版 語り付き
カルメン:井上美和
ドン・ホセ:藤田卓也
エスカミーリョ:折河宏治
ミカエラ:柴久美子
フラスキータ:下松由夏
語り(メリメ):高尾六平
踊り子:志賀あか里・大木ゆりあ

第2部 交響曲 第九番第4楽章「歓喜の歌」
ソプラノ:下松由夏
アルト:井上美和
テノール:藤田卓也
バリトン:折河宏治

オーケストラピットは作らず
段差を設けたエプロンステージ。
ステージでオーケストラが演奏し
エプロンステージで歌い演じられる。
第2部で第九の演奏があるので
必然的にそうなるよね。
(でも始まってみると
歌手の方と指揮者がお互いに背を向けるカタチで
どーやって指揮を確認してるの?ってカンジだった
これはキビシそぉ)

開場時間前から並んでたdolce-vita(てゆうかM代が並んでくれてた)
最前列は恥ずかしいから(*^^*)と2列めの真ん中に座ったら
実は1列めは使わないみたいで
図らずも最前列どセンターになってしまった

でも結果的に
エプロンステージで歌う歌手の方の歌声を
至近距離で聴くことができ
こんな贅沢な機会はもう2度とないかも~
という至福の時間デシタ

だって藤田卓也さんのドン・ホセ
あの美しい花の歌を目の前で
これからも藤田さんのドン・ホセを観る機会はあるでしょうが
この距離感はないはず
全身耳デシタ。

先日「蝶々夫人」にピンカートン役でご出演された藤田さん。
2日公演でdolce-vitaは乗松恵美さんの蝶々夫人の日をチョイスしたので
残念ながら藤田さんのピンカートンを聴き逃してしまいました
そのがっかり感が帳消し…まではならないけど
超☆テンションあがりました~

さてその「蝶々夫人」でご活躍だった方々。
スズキの井上美和さん
シャープレスの折河宏治さん
合唱指導された下松由夏さん
この日も素晴らしい歌声をご披露くださいました。

LEGENDメンバーのお友だちの折河宏治さん。
超☆カッコいいエスカミーリョでした
真っ正面至近距離で聴く闘牛士の歌〓
ドキドキしちゃいましたよ

ドン・ホセとエスカミーリョの決闘のシーンの二重唱なんか
カッコよすぎぃ

もちろんドン・ホセとカルメンの絡みなど
迫真の演技、迫力の歌唱で素晴らしいのであった

そして。
ベートーヴェン第九「歓喜の歌」
バリトン・ソロ
カッコよすぎですぅ
神々しいテノールと温かいアルト、キラキラと天使のようなソプラノ

第4楽章だけっていうのもなかなかおもしろい

とってもとっても充実した時間デシタ

ラスクロ

2014-03-24 20:51:03 | LEGEND
三日月の「ラスクロ」チョコ

terraのおみやげ☆でぇす

あきさんみたいにお皿に並べて
写メ
…の予定だったけど。

開けたら、そのまま食べちゃった
(↑食欲には勝てない)

おいちぃ

ラスクロのお姿はあきさんのブログを
参照させてください

地震のあと

2014-03-23 00:31:28 | life
先週、地震があった。

dolce-vitaはいつものように呑気にサッカー観てた
マインツvsヘルタ・ベルリン
(特に岡崎や細貝のファンでもないけど)

揺れた。
とにかく長かった。

キッチンで何かが落下して割れる音がしたけど無視
LEGENDのカレンダーたちのうち1つ落ちたけど
ごめん、無視

最終的には震度4強
でももっとスゴかったように感じた。

心配した母から電話があって
家族はみんな大丈夫ってすぐわかったけど。

dolce-vita〓超怖かったーっ

さて。
サッカー終わってからシャワー浴びて〓寝ようってゆう
怠惰なスゲジューリングだったdolce-vita

試合は終わったものの…余震に怯えて(?)
タイミングを計りかね…

ちっともスゲジュール通りに物事が運ばないのであった(^-^;

ちゃんちゃん

これでめでたしめでたし
…のはずが

もう世間が地震の話題にも飽きてきた土曜日の夜

家に帰ってシャワー〓浴びようと思ったら…

お湯が出ないっ
ほぼ、水

電気温水器タイプのdolce-vita宅。
地震の影響で何らかの不具合が発生したと思われるが
温水器の中にたっぷりお湯があったため
発覚が遅れてしまった
2日目にしてお湯も底をついたらしい。

マンションの管理会社は月曜日までお休み

その日は諦めて、滝行〓

日曜日は近所の銭湯に行けばいいわ、と高を括っていた。

そして。
初めての銭湯にドキドキしながら訪れると…

真っ暗

もう半泣き
近所に住むterraにSOSするのであった。

ビバterra温泉

優しいterraは
直るまで朝でも夜でも毎日来ていいよ
と言ってくれるのであった
えーんえーん
ありがとーっ
(その後terraはちょっと考えて
「夜1時から朝6時までは禁止」と付け加えた。ま、いっか)

月曜日もかなり右往左往して。

結局、夕方6時半になってやっと
電気温水器のコードが断線していたことが判明。
修理完了しました、と連絡が入った。

この日はLEGEND女子会
場合によっては
「銭湯が閉まるんで」
と早く帰らなきゃ行けないとこだった
(↑そんなヒト聞いたコトないよ(^-^;)

これでやっとこさ、めでたしめでたしなのだった。

教訓お湯とterraは温かい

terraいつもありがとーっ

玄関にある問題児の電気温水器のお部屋
プンプン丸~


中国新聞に…うっちーさん♪

2014-03-22 12:31:53 | LEGEND
今日

おかだまちゃんにクリアファイルを渡された。



きゃーん
昨日の中国新聞折り込みのCUEの記事

zuccheroから「うっちーさん出てるよ」と連絡もらったものの
新聞定期講読してないため見れず

今日会うメンバーの誰かにお願いしなくっちゃo(^o^)o
と思っていた矢先。

さすがおかだまちゃん

「うふふ(^.^)ピンクの用紙にコピーまでしちゃった
とご満悦

あーん
気が利いてるうえに可愛らしい



LEGENDのコンサートツアー広島
今日から一般発売なのですね

「僕たちの武器は声。
足から頭の先まで体を鳴らして歌う姿を見てほしい。」
↑といううっちーさんのコメント
そうホントにそれこそがLEGEND
「マイクを通さない生の声の圧力を体感してほしい」

たくさんの方にdolce-vitaのように
この感覚がクセになってヤミツキになってほしいデスo(^o^)o

広島シティーオペラ 2014「蝶々夫人」@広島アステールプラザ

2014-03-20 02:13:00 | オペラ
広島シティーオペラ 2014
「蝶々夫人」
ジャコモ・プッチーニ作曲
@広島アステールプラザ

公演監督:押川貞生
音楽監督・指揮:須藤桂司
演出:もりてつや.
前川久仁子
合唱:広島シティーオペラ合唱団
管弦楽:広島シティーオペラオーケストラ

蝶々夫人:乗松恵美
ピンカートン:岡本泰寛
シャープレス:折河宏治
ゴロー:下岡寛
スズキ:井上美和
ケイト:筒井絢子
ヤマドリ:高垣恵一
ボンゾ:高橋信
ヤクシデ:尾崎志信

乗松恵美さんの蝶々夫人
「マダム・バタフライ国際コンクールin長崎で優勝
という経歴をお持ちなので
乗松恵美さんファンのdolce-vitaは
いつか観たいと楽しみにしてました

念願かなっての「蝶々夫人」

それはもう感動なのでした。

乗松恵美さんの歌声ってホントに大好きなんです
美しくて透明感があって…
声を聴いただけで美しさのあまり泣けてくるのは
麻季姫と乗松さんのお二人だけ

蝶々夫人という役柄もイケマセン〓
健気で一途な姿にもう涙が止まらないのであった

そして乗松さんの蝶々夫人を観て
蝶々夫人に対してちょっと見方が変わりました。

蝶々夫人は強い。
一途なのは愛に対してだけでなく
自分の信念に対して真摯で揺らがない。
武士が主君に仕えるように
夫と定めたピンカートンに忠誠を尽くす。
流されて死を選んだトスカと違って
自分の誇りを守るために武士のように自らの命を絶つ。
乗松さんの蝶々夫人は可憐な少女であり
静かに誇り高いサムライだった。
悲しかったけど清々しい「蝶々夫人」
感動でした。

衣装がまた素晴らしく
凛として華やかなお着物
結婚式のシーンの華やかさはまた格別デス
(ここの合唱がまた華やかでカッコよかった
蝶々夫人の所作もしゅっとしていて
一段と武家の女性らしい雰囲気なのでした。

もちろん他の歌手の方も素晴らしく
シャープレスの折河宏治さんは安定の存在感だし。
ゴローの下岡さん、この方が脇を固めてらっしゃると
舞台が明るくなりますね

息子役のお子さんがめちゃめちゃ可愛かったし

圧巻の蝶々夫人にただひたすら酔いしれました

お稽古のあとのお楽しみ

2014-03-19 20:34:58 | おいしいもの
火曜日☆お稽古のあとのお楽しみ

今日のメインは
カワハギの活き造り

肝が甘くて濃くてめちゃめちゃおいしい
しかも、ぴっちぴち
まだ動いてるよん


もちろん、最後はお吸い物にしてもらいました

メニューもだんだん春めいてます


お通しのフキ


ホタルイカのぬた

でもやっぱり冬メニューも頑張ってます。


カキフライ


赤ナマコ


季節関係なく大好きなメニューも


鶏レバー炒め


小鰯の唐揚げ

あれっじゃがめん食べちゃって写メがない~

うーんちょっと食べ過ぎたみたいデスね~(^-^;

水曜日のバレエクラスで
レオタードがキリリときまらないのであった