Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

西行

2012-04-29 16:54:57 | life
願はくは花の下にて春死なむ
 そのきさらぎの望月のころ

dolce-vitaが2月15日辺りによく思い出す歌デス。
(旧暦なので実際には4月の初めのコトらしいが(^_^;))

詠んだのは平安末期のお坊さん西行。

桜に対する讃歌なのか
釈迦の入滅に憧れた歌なのか
いずれにしても「だぁいすき」感いっぱいで
だぁいすき
(↑西行はきっとはとばさないケドね~)


ところで。
日本の歴史がさーっぱりわからないdolce-vitaは
これではイケナイと一念発起し
自分とのお約束で3年前からNHKの大河ドラマを見始めた。

今年は「平清盛」

眉目秀麗で詩歌管弦に堪能であることが求められた北面の武士。
その中でも一際才長けて男前の佐藤義清(藤木直人)。

彼が突然出家した。
もちろんdolce-vitaには寝耳に水
しかも僧名は円位、号は西行

あれ(◎o◎)知ってるヒトじゃん

さらに、その僧形は。
藤木直人ってこんなにかっこよかったっけ~
と超テンションあがるかっこよさ(*^o^*)

dolce-vitaったらもしやお坊さま好きなの?
湧き上がる疑念…

(とりあえずその疑惑は
 僧形の阿部サダヲを見たトコロで晴れるのであった。
 ほっ(^w^))

百人一首のあの姿からは決して読み取れなかったけど
西行はかなりのイケメンだったらしい。

ドラマの中でも村娘たちが
「きゃあぁ西行さまぁ
とお野菜やら何やら差し入れしていた。
「ありがとう
爽やかに微笑む西行(=藤木直人)

きゃあぁかっこい~
村娘たち同様ハシャぐdolce-vita
今すぐお野菜を持って行かんばかりの勢いデス


というコトで西行です。

白洲正子と小林秀雄が西行について書いている本を読みました。

白洲正子によれば。
「こんなに女性に人気のあった坊さんを私は知らない」

んもぉ(*^o^*)早く言ってよぉ
↑て、昭和63年刊行だって(^_^;)

今まで西行の歌と意識してまとめて読んだコトなかったケド。

すっごく好きかも

王朝文化にありながら
なんか万葉集っぽいニオイがする。

好き~


吉野山こぞの枝折の道かへて
 まだ見ぬかたの花を尋ねん

当時まだ霊山として崇められていた吉野山に分け入り
その桜を愛した西行。
毎年訪れても去年とはまた違う出会いに胸躍らせる。
この感覚が好きだし
見習いたいデス


「あくがるる心」とか「うかれ出づる心」とか
そういったものに導かれるままに行動し
いろんなモノを見いだしていく西行。
ホント魅力的です

土佐日記

2012-04-28 15:37:19 | おいしいもの
土佐日記

読みました…。


ウソです
食べました。

土佐のみやげ
うまいぜよ

  


今、桂浜の坂本龍馬の像の横に櫓が建っていて
龍馬像の目線の高さまで登れるそうデス

いつも見上げるばかりの像を
違う角度で見れる

ぜひ体験してみたいですね~

バレリーナ、その前に…

2012-04-21 18:21:32 | ヨガ・ピラティス・バレエ
バレエレッスンに…

バレエシューズを忘れました

水曜日のレッスンにはタオルを忘れ
ハンカチで汗を拭くハメになったので。
とにかく今日はタオルを忘れないように
確認の上に確認

は~い、タオルOK

…と思ったら
バレエシューズ入ってなかった

てへぺろ(^w^)

スタジオでシューズを借りたよ…。



水曜日にバレエクラスに出ると
金曜日にはまだ筋肉痛がたけなわ

昨日せっかくマッサージアロマ《ペインリリーフ》をぬりぬりしたのに
特に痛かった太ももメインで塗布したため
結果、ふくらはぎが痛いよぉ

耳なし方一…

耳にお経を書き忘れた方一に思いを馳せる。
(↑方一が悪いワケではないケド)

塗り忘れ厳禁

そして、今日のレッスンはその痛いふくらはぎを酷使

方一、助けてぇ

ちなみにdolce-vitaは方一とは違って
LEGEND平氏のもとへなら
いつだって喜んで馳せ参じます
ええ源氏のもとへだって
(↑気が散りすぎ)


レッスン中はキトリ先生やオーロラちゃんばかり見るので
dolce-vitaの出来不出来に関わらず
(てゆうか不出来具合?)
優雅で軽やかなバレリーナ気分

今日も愛の夢にのって
いっぱしのバレリーナ気取りなのであった( ̄∀ ̄)


今日は《ペインリリーフ》ふくらはぎにベットベトに塗ったよ

は~いOK

ハマってます

2012-04-19 23:13:35 | おうちごはん
今ハマっている朝ごはんメニュー

バナナとクルミのメープルシロップ味

ピーナッツオイルでクルミとバナナを炒めて
塩ふって
最後メープルシロップを絡める。

かーんたん

ジャムの代わりにトーストにのっけます。

甘々&アツアツ

朝はいつもギリギリなので
猫舌のクセにアツアツを頬張るコトになる(^_^;)

毎朝お口の中、皮剥けます

でも止めらんない

ハマってます

L'estro Armonico

2012-04-18 06:51:06 | life
これは
美しいおとぎ話だと思った

冬のヴェネツィアの街。

行間から聴こえるヴィヴァルディの音楽。


     
「ピエタ」
大島真寿美

作曲家ヴィヴァルディはかつて
孤児たちを養育するピエタ慈善院で“合奏・合唱の娘たち”を指導していた。
ある日、教え子のエミーリアのもとに、恩師の訃報が届く。
一枚の楽譜の謎に導かれ 物語の扉が開かれる―。
(「BOOK」データベースより抜粋)
     


行間からもヴィヴァルディが聴こえると思ったけど
途中からdolce-vitaはBGMで実際に流したよ。
それがふさわしい気がして。

「L'estro Armonico(調和の霊感)」

お話の中にも出てくる。
当たり前だよね
ヴィヴァルディがピエタ慈善院の“合奏・合唱の娘たち”のために書いた曲だもん。


この本の世界にいる間、
とてもよい時間を過ごしたと心から思った。

すごく好きな世界。

何か満ち足りた気持ちで本を閉じた。

L'estro Armonico…。

バレエクラスの仲間たち

2012-04-15 00:37:04 | ヨガ・ピラティス・バレエ
4月になって初バレエ

最近金曜日クラスの顔ぶれがわりと固定してきてるので
金曜日クラスほぼ皆勤賞のdolce-vitaは
1回でも休んじゃうと
「先週どうしたんですか」と聞かれる。
(↑明らかに年上のdolce-vitaにはやっぱ敬語)

はい、サボりました(*^_^*)

同じくほぼ皆勤賞のオーロラちゃん(←勝手に命名)
半年くらい前に広島に引っ越してきて
以来、2月まで皆勤賞

子供の頃からずっとバレエやってますというオーロラちゃん
「長いだけで《細々》なんです」ってゆうけど
オーロラちゃんのバレエは気品があって凛として美しい
しかも美人さん。
dolce-vitaはときどきうっとりみとれちゃいます

このダンススタジオで子供の頃からバレエ習ってるジュリエットちゃん(←勝手に命名)
最近まで学生さんでした。

ジュリエットちゃんのバレエはとにかく可愛い
ジュリエットちゃん自身が色白でちっちゃくて可愛いってこともあるけど
どこかふわっとしてて可愛らしいバレエです

ちなみにアシスタントのMちゃん先生は
まるでキトリみたいに明るくって躍動感溢れてます。
超かっこい~

dolce-vitaより少し後からバレエを始めたあひるちゃん(←勝手に命名)
最初はdolce-vita同様カラダもカタくたどたどしかった。
(しかもクラスの中で初心者dolce-vitaをいち早く見いだし
シンパシィを感じてすごくなついてくれてた(^_^;))
しかし週2でレッスンを続ける彼女は
いつの間にかスプリッツもできるようになり
バーレッスンでもだんだん脚がキレイに上がるようになってきた。
もともと手足が長くスタイルのいいあひるちゃん
着実に白鳥への道を歩んでます


皆勤賞コンビの相方オーロラちゃんが
体調を悪くして3月まるまるお休みした。
先週やっと復帰。
dolce-vitaの花展を見に来てくれて以来
昨日ホントに久しぶりに会った。
オーロラちゃん寂しかったよぉ

なんと1ヶ月以上バレエを離れたのは
人生で初めてなんだって
dolce-vitaが思ってた以上にバレリーナさん
「しばらくはリハビリの気持ちで頑張る
にっこり笑って闘志を燃やすオーロラちゃん

dolce-vitaもリハビリ以下だけど頑張るよっo(`▽´)o

新しい春を迎え
気持ちも新たにやる気に燃えるdolce-vita


週2通うの難しくて月6回しか来れないときもあるから
今8回チケットにしてるのを
4回チケットに変えようかと思ってるんです
と言うあひるちゃん。
「だめっ4回チケットにしたら今よりもっと来なくなっちゃうよ」
自分はサボるくせにヒトにはキビシいdolce-vita
「dolce-vitaも月6回出るようにするから
あひるちゃんも8回チケットで頑張ろ
エイエイオーとシュプレヒコールをあげんばかりのあひるちゃんとdolce-vita


dolce-vitaのチンケなバレエ生活に華を添えてくれる素敵な妹たちデス


もちろん他にも魅力溢れる素敵な先輩(年下)がいっぱい
キレイな女の子が大好きなdolce-vitaには
(↑ヘンな意味ではありません)
実に充実した時間


さあ、来週も楽しみデス

広島交響楽団定期演奏会@広島市文化交流会館

2012-04-13 01:15:39 | オペラ
広島交響楽団
第318回定期演奏会
@広島市文化交流会館

シーズン開幕!芸術讃歌

チャイコフスキー
歌劇「エフゲニー・オネーギン」よりポロネーズ

チャイコフスキー
幻想序曲「ロメオとジュリエット」

スクリャービン
交響曲第1番ホ長調


指揮:秋山和慶

メゾ・ソプラノ:林美智子
テノール:福井敬


dolce-vitaは「エフゲニー・オネーギン」のポロネーズ
相当大好きなんだと思う
これ聴くと胸がきゅい~んとなります


幻想序曲「ロメオとジュリエット」
かっこい~


さて、スクリャービンです。
アレクサンドル・スクリャービン…
曲が何も浮かばない…どころか
当日、プログラム見るまでお名前も知りませんでしたよ
(↑これがメインだっつーの

しかもとっつきにくそうなお名前(≧ヘ≦)
曲も難解だったらどーしよぉ

…杞憂デシタ(*^_^*)

第1楽章が始まってすぐにホッとした。
好きぃ
だれ系ってdolce-vitaにはわからないケド
…誰かっぽい
きれいな曲
ときどき入るトリルが好き

この交響曲はベートーベンの第九みたいに
最終楽章で独唱と合唱が入る。
林美智子さんと福井敬さんのご登場です

いやぁ
数十分の沈黙を破って。
くぅ~かっこいいですぅ(*^o^*)

dolce-vitaココでなぜか
キャンディードの「Make Our Garden Grow」のイメージが
抽斗少ないんでスミマセン(^_^;)


林美智子さん、福井敬さんという豪華ソリストをお迎えして
実に勿体ない、いえ贅沢です。

全身耳になりました~


休憩中にCD買っちゃって…(^w^)
終演後サインいただきました~
福井敬さん素敵な方デシタ

  



【ヒロシさんファン的こぼれ話】
シューベルト「美しき水車小屋の娘」
このチョイスは言うまでもなく
来るべき《何か》のときのため。
(↑いつかわからないしどうせ行けないケド(¬з¬))

dolce-vita的には急に思いついたにしては
二度おいしいカンジがして
我ながらグッジョ
ご満悦であった

が。
歌曲のアルバムジャケットは
歌手さんお一人か、
ピアニストの方とお二人パターンが意外と多い気がする。

このアルバムジャケットの写真見ながら
「あ~福井敬さん…ピアニスト横山幸夫さんなんだ…ん…?!この方どなたかしら?」
スリーテナーばりのショットを訝しみつつ
思いを馳せたものの
それよりも自分の思いつきの素晴らしさにご満悦で
そのときは深く考えてなかったの。

もうひとかたは作詞家の松本隆さん…


日本語~

もちろん福井敬さんの歌声は素晴らしいけれども。

ミュラーどこ行っちゃったのぉ

グッジョと思いきや
そうじゃなかったお話


あ~そういえば昔々
Ich liebe dichを探し求めてたとき
やっとカレーラスのアルバムに収録されているのを見つけ
勇んで買ったら
カタロニア語のアルバムだったコトあったっけ(^。^;)
ホセ・カレーラスのIch liebe dich
でもカタロニア語

dolce-vitaのdolceは
詰めが甘いあまあまのdolceか

伊藤計劃記録

2012-04-12 03:41:03 | LEGEND
たけちゃんの3週間ほど前の「今週一冊」。

いま読んでるトコ

伊藤計劃さん
1974年生まれ、2009年没。
この作家さん、たけちゃんが紹介してくれなかったら
dolce-vitaは存じ上げませんでした。

小説、散文、映画評…
多岐にわたって集録されてます。


小説はSFなんだけど。

そういえば、昔SF好きだったんだよね。
と思い出す。
最近あんまり読まないけどね~

From the Nothing,With Love.
面白くてちょっと興奮しました


しかし
白眉だったのは、映画評
実にこの本の約半分の頁を割いてます。
1998年から2004年までの映画30本。
うち、日本映画(include 押井守作品など)8本以外は
dolce-vitaもほぼ観た映画でした。
(懐かし~

批評ではなくレビューなのだけど
その内容はムズカしくもオモシロい

例えば、「ファイト・クラブ」
『実はこの映画の主題は(ハイデガー的ではなく)
ドゥルーズ的に読んだニーチェではないか、と思考しています。』
とありました。
結局どゆコト(?_?)
…ドゥルーズ…ちゃんと読も(^_^;)

dolce-vitaが大のニガテだったブラッカイマー作品。
キライなら観なきゃいいワケで
ま、ホンキでは観ないんだけど。
でも、ときどきいるの「感動した映画→アルマゲドン、パールハーバー」ってゆうヒト

はぁ~(-"-;)

あの憤り感ってゆうか、分かり合えない乖離感。
今まで言葉で表現できなかったカンジを
伊藤計劃さんは端的に顕わしてくれました。

『それは、マクドナルドをとりあえずの食事に使うのと一緒の行為なのです。
完全に規格化された味が「まあとりあえず旨い」と味覚に感じさせるように、
「まあとりあえず泣ける」という「システム」に過ぎないのです。
その涙を「感動」という言葉にすり替えてしまう人のなんと多いことか。』

モヤモヤがすかーっと晴れた

コレだけでもこの本を手にした甲斐があったというモノ


とにかく映画の見方がとてもアタマがよくて
(ときにマニアック(^_^;))
それをきちんと表現してくれるカンジが
なんだか心地よかったデスo(^-^)o
(↑アタマ悪く彼の良さをきちんと表現できず


この方が新しく創作されるコトがもう望めないなんて
とても残念で寂しいです。