Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

華麗なるメトロポリタンオペラ 歌劇「マノン・レスコー」

2009-10-19 05:50:57 | オペラ
華麗なるメトロポリタンオペラ
歌劇「マノン・レスコー」
プッチーニ作曲


指揮:ジェームズ・レヴァイン
演出:ジーナ・ラピンスキー
管弦楽:メトロポリタン歌劇場管弦楽団


マノン・レスコー:カリタ・マッティラ
レスコー:ドゥウェイン・クロフト
デ・グリュー:マルチェッロ・ジョルダーニ
ジェロンテ:デール・トレーヴィス
エドモンド:ショーン・パニッカー
宿屋の主人:ポール・プリシュカ


オペラやバレエを観る際に原作を読んではいけないシリーズ!
「カルメン」と、そしてこの「マノン・レスコー」
タイトルロールたちが犯す犯罪の数々にどん引き(°□°;)

今更、愛の物語として向き合うことができません(-_-#)

マスネは、「マノン」オペラもバレエも手掛けてますが、バレエしか観たことがありません。

今日はプッチーニ♪

観進めるほどに、ストーリーは断片的なので。
これは純粋にプッチーニの音楽を楽しめばいいのね(o^∀^o)と合点がゆく。


第1幕
「見たこともない美人」
デ・グリューのアリア。
マルチェッロ・ジョルダーニ、ちょっと重めの温かい声なのね。

マノンのカリタ・マッティラ。
美しいです(^O^)


第2幕
「この柔らかいレースにくるまれていても」
いつもモンセラート・カバリエで聴いてます。
カリタ・マッティラも素敵♪

「ああ、マノン、お前の愚かさが」
小説でも「マノン…(-_-#)」と絶句するシーン。


第3幕
(あ、レスコー兄さん死なないんだ…)

「ご覧下さい、狂った僕を」
インタビューでご本人も、自分の声に合っているということで聴きどころとしてお話されてました。
マルチェッロ・ジョルダーニ、情感たっぷりですo(^-^)o


第4幕
ついにアメリカに流されるわけですが。
荒野のセットも幻想的で美しいです。

「一人寂しく」
自業自得とはいえ、マッティラの歌を聴いているとやはり胸が詰まります(ρ_;)


ストーリーはストーリーとして。
歌の力ってすごい!
叙情的な二人の歌唱を聴いていると
悲しい運命の美しい恋人たちに思えてきます。