そう、フランツ・リストの「愛の夢」第3番
dolce-vitaだって知ってる超メジャーなピアノ曲。
LEGENDのクラブレジェンドpart1にも登場するし
バレエのクラスでもフロアレッスンのとき
ロン・ド・ジャンブ~ランヴェルセ~パッセ~パ・ド・ブーレ~ピルエット~
みたいなわりとゆったりしたアンシェヌマンのときにこの曲に合わせる。
美しくて大好きな曲です。
ずっとロマンティックで甘美な愛を奏でてるって思ってた。
だって「愛の夢」なんだもん。
でも、もともとはソプラノの歌曲ということで
何かのときにその詩を見る機会があった。
すっごい衝撃。
dolce-vitaはあまりのことに泣いてしまいましたよ。
ドイツの詩人ヘルマン・フェルディナント・フライリヒラートの詩。
辞書を引きながら訳してみた時に
参考にしたサイトによれば
↓↓↓↓↓(以下引用です)
「おお、愛しうる限り愛せ O lieb, so lang du lieben kannst!」から始まる詩は、
恋愛のことではなく、人間愛をうたったもの。
「あなたがお墓の前で嘆き悲しむその時は来る。
だから、愛しうる限り愛しなさい。
自分に心を開く者がいれば、その者の為に尽くし、
どんな時も悲しませてはならない。
そして口のきき方に気をつけなさい、
悪い言葉はすぐに口から出てしまう。
『神よ、それは誤解なのです!』と言っても、
その者は嘆いて立ち去ってしまうだろう」
という内容である。
不意をつかれたし、本当に衝撃的でした。
おばあちゃんっ子だったのに
おばあちゃんに何も恩返しできなかったこと。
もう会えない友達のこと。
そして父に最後まで認めてもらえなかったこと。
後悔してももうどうにもならないことが
どーっと胸に押し寄せてきた。
母や大切なお友だち。
かわいい甥っ子姪っ子。
それから縁あってdolce-vitaと関わりのある人たち。
みんな大事な人たち。
「愛の夢」を聴くとき
いままでとは違った気持ちになるかもしれません。