Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

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白洲次郎の青春

2007-10-28 18:52:20 | life
白洲信哉さんファンの友人から奨められて「白洲次郎の青春」読んでます。
白洲次郎さんの孫白洲信哉さんが、若かりし頃のおじいさまの足跡を辿る旅。
おじいさまと同じくベントレーに乗り同じ旅程でフランス・スペインを行く「白洲次郎の卒業旅行」。当時のアルバムの写真を元におじいさまの行動を追う。
それから「英国探訪」
友人曰く、「写真もたくさんあって1時間くらいで読めるよ
…1時間経過。まだ半分しか読めてません。しかもぐったり。

80年前にベントレー乗りつけて高級ホテルに泊まってヨーロッパを旅する日本人青年。
シチュエーションだけでカッコよすぎる。

まずはサウサンプトン。
ミーハーなので、まずはタイタニックのど派手な出港シーンが目に浮かぶ。
旅立ちのシーンとしては華やかで文句なしである。

そしてフランス入国、ル・アーブルに着く。
世界遺産の話を出しながら、オーギュスト・ペレではなく印象派の話に持っていく当たり彼のもう一人のおじいさま小林秀雄的である。
そうよ、モネはこの町で育ち、ブーダンにすでに評判だった似顔絵じゃなく風景画を描くように言われるのよ。そしてセーヌ河口の景色を「印象日の出」で描いた。
信哉さんたら、そのル・アーブルの朝の空気感まで言及してニクイわ。
でもシスレーもこの町にインスピレーション受けたって書いてあるけど、がーん、アルフレッド・シスレーファンのはずなのに作品が思い浮かばないわ。
ル・アーブルの絵確認しとかなくっちゃ。

それからカマンベール村を通ってル・マン。
チーズ臭を漂わせながら、ル・マンのコースをベントレーで走るという贅沢さ。

サンテミリオン。
近くのシャトーで収穫前の葡萄をパクり。
「以前ブルゴーニュの世界的に有名なワイン畑でも落ちている葡萄を食べたことがあるが同じように美味しかった」
もぉ、もったいぶった言い回しだけど、それってロマネの畑なの?
ワイン用の葡萄は酸っぱくて食べられないという通説だけど、そんなことないんだぁ。
う、羨ましい。
味見したワインはカベルネの香り高かったって。メルローじゃなくって?

ビアリッツ。
ホテルから海を眺めて、おじいさまが撮った写真と同じ景色ってわかる。なんたる偶然!
時間を超えて80年前のおじいさまと同じ場所に立ち同じものを見る。
今回の旅のコンセプトをまさに体現した瞬間。
スゴイわ~。

それからちょっと寄り道。サンチャゴ巡礼。

パラドール(国営ホテル)や老舗ホテルに泊まりながらスペイン!

サン・セバスチャン。ビルバオを素通りして(!)リオハ。
読むだけでテンプラニーニョの馥郁たる味わいがお口に広がる(妄想系?)

ブルゴス。
カスティリア王国の首都。
せっかくの文化の香りが台無しですが。
マンガ「アルカサル」ドン・ペドロ1世(残酷王)の世界にやって参りました。
ちょっとした写真、記述にも興奮気味です。

バリャドリッド。
カンペールの靴買ったりして。信哉さんたらちょっとミーハーちっく。

ボデガス・アルスアガ・ナバーロー。
ボデガ(ワイン醸造所)の写真がいくつかある中に、ミュシャの絵?なんで?
写真撮ったからには何か薀蓄ありそうなものなのに、本文でも全く触れず、完全に放置プレイ。
信哉さん、そりゃないぜ。

マドリッド。
近くのバルでマンサニーリャ三昧。タラの肝との相性抜群という未知のシェリーに喉がなる。ごくり。
プラド美術館。
20年近く前私も訪れました。あまりの広さに必死で回りすぎ、空腹と喉の枯渇に遭難寸前。これ見よがしな宗教画や暗い画面のオンパレードにすっかり飽和状態になり危うく殉教するところでした。
明るい太陽に育まれた人々がなんでこんな黒い画面ばかり描くんだろうと私も思った。
殊更に眉根を寄せて苦悩をアッピールするスペイン人。能面の下で苦悩が内向していく日本人。
その違いに思いを馳せたことを懐かしく思い出した。
それから近くにある「ゲルニカ」観に行った。
教科書ではわからなかったその絵の大きさに驚き、そのテーマの重さをに驚いた。
わたしもそうだったよ、信哉さん。

トレド。
パラドールから撮ったトレドの町並み
エル・グレコの「トレドの景観と地図」となんら変わらない。
中世から時が止まったようだ。
今にもドン・ペドロ様が馬を駆って戦から凱旋しそう。(妄想列車)

グラナダ。
今回一番食いついたパラドール。
アルハンブラ宮殿と地続き!15世紀の修道院を改装したパラドールで、アルハンブラ宮殿の庭園の一角で一夜を過ごす。テーレレーレレーレーテーレーレー。おー。
是非体験してみたいものである。

カルモナ。
「14世紀ペドロ1世の居城であった」パラドール。
でったー。
エントランスの写真に軽く歓喜の悲鳴。
てか、パラドールすごくね?
今回初めて知ったパラドールにもうすっかり夢中である。

セビリア。
お待たせしました。アルカサル。
「ペドロ残酷王がトレドに残っていたイスラムの技術者を呼び寄せ改築させた」宮殿。
それまでの要塞としての王城とは対照的に、優美を極め贅を極め。(←マンガ知識)
あの時ドン・ペドロ様が、大衆から異教徒の建物とバッシングされながらも一生懸命造っていたのはこんな美しい王城だったのね。初めて観るアルカサルの写真に感涙。
イスラムとキリスト両文化の混血芸術「ムルハデ様式」
ドン・ペドロ様のためにも覚えなくてはなるまい。
信哉さん、ありがとう。勉強になります。

シェリーの故郷へレスにも無理やり立ち寄り。
ジブラルタル。イギリス領。
当時イギリス人の友人と旅していたおじいさま。友人との待遇の違いに思いを馳せる。
もうここまできたら次郎さんのステキな旅路と信哉さんのコニクイ切り口にすっかり心酔である。

残念ながら写真がここまでしかないということで。
実際には、ジブラルタルからマルセイユに渡り、エクス・アン・プロヴァンスなんかを経由して、ジュネーブで1泊。またフランスに入って、ディジョン、フォンテンブロー巡って、パリ1泊。ブーローニュからイギリスフォークストンに戻るらしい。
写真が残っていないのが非常に惜しい。魅惑的な旅路であったに違いないのに。
(「水曜どうでしょう」の欧州の旅と若干かぶってる?って思っちゃダメ)

まだ「英国探訪」未読だが、ここまでの旅路でなにやら思考力も疲弊気味だ。
私の妄想の旅路もちらちらオーバーラップしつつ。

英国はまた日を改めて探訪したいと思います。


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いけばな代表作家展

2007-10-27 23:07:34 | 池坊
10月18日から23日まで広島いけばな代表作家展がありました。
私も後期3日間出瓶しました。
代表作家展は、定番の支部花展とはかなり趣が異なる。
他の流派の作品がたくさんあり百花繚乱。
というだけでなく。
大作、中作、小品、それぞれの作品数がほぼ同数なので。
結果、大作の占める面積というか割合が圧倒的に大きい。
単純に作品の大きさという意味ではなく、その作品の力に圧倒される。
まさに、圧巻。
ひとつひとつの作品が見応えがありました。


小品自由花。
花材:ノイバラ
   木苺
   コスモス
   トウガラシ
   スチールグラス

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10/2 お稽古

2007-10-04 12:26:25 | 池坊
最近サボってましたが、やっとお稽古行ってきました。

お生花三種生け
花材:ナツハゼ
   エニシダ
   リンドウ

いつものように会社の受付の所に生けました。
しばらく殺風景な日々だったので、やっぱりお花のある風情はよいものです。

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