Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

歌舞伎座

2008-10-12 19:23:15 | 舞台・ライブ


歌舞伎座デビューでぇすv(^-^)v
なんて嘘ウソ
一幕見席でチラリと参加(*^_^*)
一度はこの一幕見席トライしたかったので、実現できてちょっと嬉しいo(^-^)o
しかも約1時間半、1000円です。


演目は「本朝廿四孝」『十種香』『狐火』
この八重垣姫の話、あらすじ読んで思ったんだけど、私この話知ってる?なんで?
文楽かな(?_?)
だよね。

阪東玉三郎、尾上菊之助、中村福助、市川団蔵など私でも知ってる人たちの舞台を観ることができてすごーく得した気分♪
でも悲しいかな、4階席からは、張り出しの途中までしか見えず、見得を切るのがギリ見えるカンジ。
ま、贅沢ゆっちゃいけません。
かっこよかったですぅ(=^▽^=)
わかりにくいかなってちょっと心配だったけど、歌舞伎役者本人が台詞いうので、義太夫のみの文楽より相当わかりやすいです(*^-^)b
楽しめました。

一幕見席は、4階自由席なのだけど、当然ながら階段(^o^;)
かなり息があがりました。

大琳派展@東京国立博物館平成館

2008-10-12 11:56:45 | 美術館


尾形光琳生誕350年なんだって。
せっかくなんで寄ってみました的なスタンスだったんだけど。
ヾ(≧∇≦*)ゝ
国宝「燕子花屏風」2週間限定展示されてました。
きゃーっ、感激~ぃ(≧▽≦)
写真やテレビで観るよりもずっとマットな質感。
てゆうか観てる間は頭の中は「きゃーっ」でいっぱいでした。
乾山の定番の焼きものもあったし。
風神雷神もあったし。
他にも凄いラインナップだったけど、私の中では燕子花が圧巻だったかな(*^o^*)

キエフ・オペラ「トゥーランドット」@オーチャードホール

2008-10-12 05:55:29 | オペラ
キエフ・オペラ
~ウクライナ国立歌劇場オペラ~
プッチーニ「トゥーランドット」全3幕
bunkamuraオーチャードホール

初オーチャードホールですv(^-^)v
はまぎんホールでのレジェンドのコンサートの後、東急東横線で渋谷へ。
もちろん軽く迷子になりつつ(^_^;)


トゥーランドット:ジャンナ・ザクラスニャーナ
カラフ:オレクシィ・レプチンスキー
リュー:アッラ・ロジーナ
皇帝アルトウム:ステパン・フィツィチ
ティムール:セルヒィ・マヘラ
ピン:ペトロ・プリイマク
パン:セルヒィ・パシューク
ポン:パヴロ・プリイマク


第1幕はやはりリューでしょう。
もともとどっちが主役かわからないオイシイ役どころなのだけど。
「お聞き下さい、王子様」から「泣くな、リューよ」
図々しくもリューの健気な姿が自分にダブって、今日は格別滲みたわ~
泣くな、私よ
だって、カラフ王子に微笑みかけてもらった日からずっと愛してるのよ、当のカラフ王子は、そんなこと気に留めてもないというのに(;_;)
今日という今日は身につまされるわ。
第3幕の「氷のような姫君の心も」を待たずして既に(-_☆)
第2幕
御大登場!
「この宮殿の中で」
今日のトゥーランドットはタイトルロールの面目躍如。ドラマティコの迫力のハイC!ブラヴァ、プリンシペッサ。
てゆうか、カラフが…。決して悪くはないんだけど、…よくない?

第3幕、待ってました~o(^▽^)o「誰も寝てはならぬ」
私にとって本日2度目♪

ああ、そしてリュー。
カラフは「おまえが死ぬなんて」と亡骸をかき抱くがそれも一瞬。美しいプリンシペッサのことで頭がいっぱいなのだ。
ティムールがリューに寄り添い、悲しみ歌う。
ティムール(T_T)
これ以上私を泣かせないで。

リューはリリコだけど、大迫力のトゥーランドットに負けない声量で、聴き応えありました。

かん官トリオ、ピンポンパンじゃなく、ピンパンポンなのね(*^_^*)今日初めて知りました。
ちなみに、ピン=大蔵大臣、パン=内大臣、ポン=総料理長みたいです。
ピンパンポンの三重唱も好きです(^O^)
オケも合唱もさすがの大迫力。
大満足なのでした。

写真は、休憩中にビュッフェにて乾杯(*^-^)b


レジェンド「MOTHER」@横浜

2008-10-12 00:06:37 | LEGEND
今日はみなとみらいでレジェンドのコンサートです♪

障害を持つ子供を支援するお母さんのためのチャリティーコンサートというのがそもそもの発端で、大きくお母さんのためのコンサートという趣旨でした。

今日のピアニストはたけちゃん&殿下
v(^-^)v

第1部
恋する兵士
ショーより素敵な商売はない
アマポーラ
アルディラ
荒城の月
落葉松
日本に生まれてよかった
誰も寝てはならぬ

アマポーラのアレンジ変わった?
りょうちゃんの優しい声が響きます(^O^)
「ショーより素敵な商売はない」
私の中では新曲です。かっこいい(≧▽≦)

第2部
シェリトリンド
アヴェ・マリア(カッチーニ)byテノール
母の教え給いし歌(ドヴォルザーク)byバリトン
さんぽ他
くちなしbyヒロシさん
マンマbyりょうちゃん
小さな空(武満徹)涙そうそう
千の風になって
オーソレミオ

お母さん絡みのトークで、いつも以上にほんわかムード(*^_^*)
第2部は実は知らない曲が多くて(^o^;)
でもまた、あきさんのMCがツボ。
柿さんの「イタリアは夏も冷房がなく、ドォウモに涼みに行ってた」という話からチラッとロンダーノのピエタの話になってカッチーニのアヴェ・マリアに行ったの。
ツボよ(*^o^*)
サン・ピエトロのピエタだったら、シューベルトでいいと思うの。でもロンダーノはカッチーニの方だよね。ね、あきさん(=^▽^=)
独りテンションの上がる私。

またしても大興奮なのでした。

写真は、会場を出てすぐ、お隣のランドマークタワーを見上げてみました。
相当見上げたよ(^o^;)


華麗なるメトロポリタンオペラ「連隊の娘」

2008-10-11 00:48:52 | オペラ
メトロポリタン歌劇場
ドニゼッティ「連隊の娘」

指揮:マルコ・アルミリアート
演出:ローラン・ペリー
美術:シャルタン・トマ

マリー:ナタリー・デセイ
トニオ:フアン・ディエゴ・フローレス
ベルケンフィールド侯爵夫人:フェリシティ・パーマー
シュルピス軍曹:アレッサンドロ・コルベルリ
クラッケントルプ公爵夫人:マリアン・セルデス
オルテンシウス:ドナルド・マクスウェル


この舞台美術好きですぅ(^O^)
ヨーロッパの地図が山脈を思わせるように背景に3枚斜めに並べてられて超カワイイ(=^▽^=)

ラタプラン!ラタプラン!
ドニゼッティの楽しげな音楽にハッピーエンド♪
こういうプロダクションがホント大好きです。

ナタリー・デセイがまた素晴らしかったね~。
画面観てるとユーモラスに動き回るコメディエンヌぶり。だけど、耳に入って来るのは超絶技巧の歌声。凄~い(*^-^)b

それからフローレス。
「我が友らよ、なんて晴れ晴れしい日だ」パヴァロッティがキングオブハイCの名をほしいままにしたアリア。ハイC9回の難曲。
8月に出たフローレスのアルバムでも第1曲目で高らかに歌い上げている。
フローレスにかかればハイCも何てことないものに感じられるからコワイ。
幕間のインタビューでも第2幕のアリアの方が難易度が高いって言ってたね~。スコアにないDフラット出しますって。おいおい(^_^;)
「お聞き下さい、お願いです」はい、出してましたね。
しかしフローレス、歌い上げた後溜めすぎなのでは(^o^;)
ま、正真正銘METの王子なんだからいっか。

「連隊の娘」初めて観たけど、大好きになりました(^O^)/
また観たいですぅ(≧▽≦)

華麗なるメトロポリタンオペラ「ヘンゼルとグレーテル」

2008-10-09 23:24:07 | オペラ
メトロポリタン歌劇場
フンパーディング「ヘンゼルとグレーテル」

指揮:ウラディーミル・ユノフスキ
演出:リチャード・ジョーンズ
美術:ジョン・マクファーレン

グレーテル:クリスティーネ・シェーファー
ヘンゼル:アリス・クート
ペーター:アラン・ヘルド
ゲルトルート:ロザリンド・プロウライト
眠りの精:サシャ・クーク
露の精:リセット・オロペサ
魔女:フィリップ・ラングリッジ


案内役ソプラノのルネ・フレミングでしたね(@_@)
まずびっくり!
なんか歌って~

METお得意の英語版。前に「魔笛」観たときにはしっくり来なかったけど、幸か不幸か「ヘンゼルとグレーテル」はドイツ語版も観たことないのでとりあえず違和感はない。

クリスティーネ・シェーファーはケルビーノ、ドンナ・アンナに続いて3度目。ズボン役や少女の役がホントにキュートでぴったり(=^▽^=)
ドンナ・アンナはクシェイの演出のせいでお化けメイクだったので記憶から抹消です。せっかくの彼女の透明感が台無しだった┐(´ー`)┌

アリス・クートのヘンゼル、ビンボでお腹空かせたコがあの体型で果たしてよいのか。食いしん坊でフルハウスのジョーイにしか見えません。

腹ペコ兄妹の二重唱「最初に足をタンタンタン」
かわいいです♪

第2幕最初の曲もあれドイツの童謡なのかな?どこかで聴いたメロディー。

本物のケーキを食べたり、イチゴミルクを飲みながら歌う。だ、大丈夫?(((゜д゜;)))

魔女は男性が演じるのね。

セットも絵本みたいでキレイ(^O^)
マクファーレンの美術好きです。
変に懲りすぎず、原作の雰囲気壊さないように、でも細かく計算され尽くされてて、好感が持てます。
フェアリーテイルの雰囲気ばっちりですぅ(b^-゜)

結局シェーファーに釘付けでした。
やっぱり好きなんだろうね。
決して派手ではないのだけど(寧ろ地味?)真面目に役作りして丁寧に演じてるカンジ?その真摯な姿勢が滲み出てる気がして、観る度についつい眼も耳も心も奪われてしまいます。
シェーファー、ブラボー(^O^)/

最後に。
蛇足ですが、指揮者が片桐仁にしか…(^_^;)

華麗なるメトロポリタンオペラ「マクベス」

2008-10-08 23:12:53 | オペラ
メトロポリタン歌劇場
ヴェルディ「マクベス」

指揮:ジェームズ・レヴァイン
演出:エードリアン・ノーブル

マクベス:ジェリコ・ルチッチ
マクベス夫人:マリア・グレギーナ
バンクォー:ジョン・レリエ
マクダフ:ディミトリ・ピタス
マルコム:ラッセル・トマス
マクベス夫人の侍女:エリザベス・ブランク・ビッグズ
医者:ジェイムズ・コートニー


ノリに乗ってるヨガ&ピラティス、迷った末、結局サボり。
今私が一番好きなのは、例えテレビ放送だろうとオペラなのね(*^_^*)


第1幕。
はいはい、現代風アレンジですな。シェイクスピアなのに、ハンドバッグ持ってるヒトや作業着っぽいヒトが(((゜д゜;)))
私の苦手パターン?
それに、魔女多くね?
あ~、バンクォーがビンボくさい~(→o←)ゞ
レリエが~

しかーし。
グレギーナのマクベス夫人、手紙を読む前から既に狂気じみてます。
グレギーナ、nice!


第2幕。
マクベス夫人「光は衰えて」
ドラマティコな部分があるかと思えば、コロラトゥーラ満載の部分も。
寝転がった無理な体勢のまま歌い上げる。
やはりグレギーナの独壇場なの(^-^;)

出た!バンクォー
「天から影が落ちて」
ドン・バジリオみたいなコミカルな演技だけでなくシリアスもイケるのね。
子供を守り、立ち回りを演じ、ナイフで刺され首を掻き切られる。
いや~、死なないでぇ(→o←)ゞ
マクベスの宴に現れる白いシャツ着て血まみれのレリエ。超セクシー(≧▽≦)
マクベスは既に常軌を逸してる。
私の鑑賞の仕方も軌道を逸する。いかんいかん(*^_^*)


第3幕。
寝てないもん(^o^;)


第4幕。
マクベス夫人の夢遊病のシーン。
鬼気迫る演技!
グレギーナ、ブラヴォー(=^▽^=)
ここに来てマクベス渾身のアリア!
戦いの場面では大きな緑(ヴェルディ)の旗が掲げられ振られる。何か含みがあるのかしらん。
そして最後、魔女の予言通り、バーナムの森が動き、マクベスはマクダフに殺される。


「マクベス」初めて観るわけだけど。
(聴くのも実は初めてかも)
徹頭徹尾、マリア・グレギーナに終始したのではなかろうか。
歌も演技もスゴかったね~(^-^)/