Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

華麗なるメトロポリタンオペラ「ヘンゼルとグレーテル」

2008-10-09 23:24:07 | オペラ
メトロポリタン歌劇場
フンパーディング「ヘンゼルとグレーテル」

指揮:ウラディーミル・ユノフスキ
演出:リチャード・ジョーンズ
美術:ジョン・マクファーレン

グレーテル:クリスティーネ・シェーファー
ヘンゼル:アリス・クート
ペーター:アラン・ヘルド
ゲルトルート:ロザリンド・プロウライト
眠りの精:サシャ・クーク
露の精:リセット・オロペサ
魔女:フィリップ・ラングリッジ


案内役ソプラノのルネ・フレミングでしたね(@_@)
まずびっくり!
なんか歌って~

METお得意の英語版。前に「魔笛」観たときにはしっくり来なかったけど、幸か不幸か「ヘンゼルとグレーテル」はドイツ語版も観たことないのでとりあえず違和感はない。

クリスティーネ・シェーファーはケルビーノ、ドンナ・アンナに続いて3度目。ズボン役や少女の役がホントにキュートでぴったり(=^▽^=)
ドンナ・アンナはクシェイの演出のせいでお化けメイクだったので記憶から抹消です。せっかくの彼女の透明感が台無しだった┐(´ー`)┌

アリス・クートのヘンゼル、ビンボでお腹空かせたコがあの体型で果たしてよいのか。食いしん坊でフルハウスのジョーイにしか見えません。

腹ペコ兄妹の二重唱「最初に足をタンタンタン」
かわいいです♪

第2幕最初の曲もあれドイツの童謡なのかな?どこかで聴いたメロディー。

本物のケーキを食べたり、イチゴミルクを飲みながら歌う。だ、大丈夫?(((゜д゜;)))

魔女は男性が演じるのね。

セットも絵本みたいでキレイ(^O^)
マクファーレンの美術好きです。
変に懲りすぎず、原作の雰囲気壊さないように、でも細かく計算され尽くされてて、好感が持てます。
フェアリーテイルの雰囲気ばっちりですぅ(b^-゜)

結局シェーファーに釘付けでした。
やっぱり好きなんだろうね。
決して派手ではないのだけど(寧ろ地味?)真面目に役作りして丁寧に演じてるカンジ?その真摯な姿勢が滲み出てる気がして、観る度についつい眼も耳も心も奪われてしまいます。
シェーファー、ブラボー(^O^)/

最後に。
蛇足ですが、指揮者が片桐仁にしか…(^_^;)