Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

華麗なるメトロポリタンオペラ「マクベス」

2008-10-08 23:12:53 | オペラ
メトロポリタン歌劇場
ヴェルディ「マクベス」

指揮:ジェームズ・レヴァイン
演出:エードリアン・ノーブル

マクベス:ジェリコ・ルチッチ
マクベス夫人:マリア・グレギーナ
バンクォー:ジョン・レリエ
マクダフ:ディミトリ・ピタス
マルコム:ラッセル・トマス
マクベス夫人の侍女:エリザベス・ブランク・ビッグズ
医者:ジェイムズ・コートニー


ノリに乗ってるヨガ&ピラティス、迷った末、結局サボり。
今私が一番好きなのは、例えテレビ放送だろうとオペラなのね(*^_^*)


第1幕。
はいはい、現代風アレンジですな。シェイクスピアなのに、ハンドバッグ持ってるヒトや作業着っぽいヒトが(((゜д゜;)))
私の苦手パターン?
それに、魔女多くね?
あ~、バンクォーがビンボくさい~(→o←)ゞ
レリエが~

しかーし。
グレギーナのマクベス夫人、手紙を読む前から既に狂気じみてます。
グレギーナ、nice!


第2幕。
マクベス夫人「光は衰えて」
ドラマティコな部分があるかと思えば、コロラトゥーラ満載の部分も。
寝転がった無理な体勢のまま歌い上げる。
やはりグレギーナの独壇場なの(^-^;)

出た!バンクォー
「天から影が落ちて」
ドン・バジリオみたいなコミカルな演技だけでなくシリアスもイケるのね。
子供を守り、立ち回りを演じ、ナイフで刺され首を掻き切られる。
いや~、死なないでぇ(→o←)ゞ
マクベスの宴に現れる白いシャツ着て血まみれのレリエ。超セクシー(≧▽≦)
マクベスは既に常軌を逸してる。
私の鑑賞の仕方も軌道を逸する。いかんいかん(*^_^*)


第3幕。
寝てないもん(^o^;)


第4幕。
マクベス夫人の夢遊病のシーン。
鬼気迫る演技!
グレギーナ、ブラヴォー(=^▽^=)
ここに来てマクベス渾身のアリア!
戦いの場面では大きな緑(ヴェルディ)の旗が掲げられ振られる。何か含みがあるのかしらん。
そして最後、魔女の予言通り、バーナムの森が動き、マクベスはマクダフに殺される。


「マクベス」初めて観るわけだけど。
(聴くのも実は初めてかも)
徹頭徹尾、マリア・グレギーナに終始したのではなかろうか。
歌も演技もスゴかったね~(^-^)/