さて師走は先生も走り出すといぐらいだから忙しいはずだが・・・。
特に仕事が増えるわけでもないのに何故忙しいのか。
多分忘年会と大掃除が忙しさの原因だ。
そんなわけで気分の問題の師走だ。
最終便の飛行機で仕事場に向かう。
日が短いから外はムーンナイトだ。
冬の星空を見ながら、夕べの翠との情事を思いだしていた。
・・・
翠が唇を重ねてきた。
翠「しようよ!」
そういわれちゃあ、するほかない。
女とのつきあいが長くなれば、通例は男が飽きるはずだが・・・
翠とは、飽きない・・・。
愛している、それもあるかもしれないが・・・
多分相性が良いのだろう。
その相性とはなんだろうか。
多分翠のボディの量感が心地よいとか・・・
経産婦だから、セックスにこだわりのない気楽さがあるとか・・・
それは一緒にご飯を食べる気安さかもしれない。
それに親戚が多くて賑やかなライススタイルだとか・・・
そんな相性の良さがあるのか。
もう俺はこの女一人で十分だよと思えば、他の女に興味はわかない。
それが普通のカップルなんだろう。
ベーヤンの所みたいにもろ仮面夫婦だと、そうはゆかない。
上さんに愛情がわかないと、それは外に向かう。
餌をくれる主に絶対服従する犬や猫と一緒か。
つまり生物のDNA的本能なのだろう。
さて、一仕事終えて餅代でも稼ごうか・・・。
餅代を携えて家に帰る空気を想像する。
オオッ、その姿こそ師走だ。
そんなことを考えているうちに寝てしまった。
飛行機は、目的地の空港に向かっている。
・・・
都市の灯りが見えてきた。
今年最後の仕事だ!、餅代稼いで小樽に帰ろう(*^▽^*)。