Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

私の小さな旅58.  何故小浜!?

2011年08月31日 | field work
 何故小浜!?、かと訪ねられれば、京都市の真北にあった唯一の都市だからと答えるほかない。それより北の都市はウラジオストク。
 特に小浜がメディアやWEBで取り上げられたり、著名な或は隠れた観光地であったわけでもなく、私の個人的興味で訪ねているにすぎない。そんな旅先の決め方というのも面白いと思っている。そして決めたからには、できるだけ腰を据えてゆっくり見て撮影しようと思っただけである。
 どこかに腰をすえる撮り方も、面白いと思う。腰を据えたら丹念に訪ねるほかない。実は撮影者って同じところを徘徊するのではと思う。言い換えれば徘徊しなれた街に自然に足が向く。徘徊しながら撮影し、そしてゆきつけのカフェでお茶をしたり、食事をしたり、それからお気に入りのアイテムを探しにお店にいったりと、撮影以外の目的が多々あるでしよう。
 さて、この日、私が乗った電車から降りた小浜への旅人は3人だった。観光案内所で自転車を借りた人数である。一人の旅人は1日自転車を借りていた。小浜を隅々まで徘徊しようという意気込みなのだろう。
 他方、小浜を訪れる観光客の大半は、車で来て市場に出かけ鯖などの買い出しを目的にしているのではないかと思われる。
 私のような旅人は、デジタルペン2台をかつぎ足静かに訪れ、生活の風景をたっぷり堪能し、路地裏まで徘徊して静かに帰ってゆくのである。もちろん帰りしなにチョッピリ地元の味覚を堪能して。
 旅人と観光客は、このように訪れる目的と行動が違うのであろう。
 
小浜市,2011年8月27日
OLYMPUS PEN E-P2,M ZUIKO DIGITAL 9-18mm,f:4-5.6
ISO200,焦点距離18mm,露出補正-1/3,f9,1/160,i-Finish
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私の小さな旅57. 路地は旅の始まり

2011年08月30日 | field work
 路地の魅力は、これまでこのブログでもしばしば取り上げてきた。家内の生活が路地に露出するとともに、コミュニティのよりしろであり、家の或は街の縁側としての役割を持っている。それは部外者が立ち入ることをはばかれる近所の人たちだけの親密な空間であり、そして人々の生活や街の機能として必要なしつらえである。
 だからこそ路地は魅力的なのであり、環境形成のデザイナーとしては探究心の方が強い。だから少し控えめに、路地に迷い込むことを潔しとしている。小浜の街にも、そんな迷い込みたくなるような路地がいくつかあるようだ。
 旅の心得として、しらない横町を曲がってみよう、というのがある。曲がってみるとそれまで予想もしなかった光景が、広がっているかもしれない。そこから旅が始まるわけだ。路地は旅の始まりといってもよい。

小浜市,2011年8月27日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正-1/3,f8,1/320,i-Finish
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私の小さな旅56. 詩的世界

2011年08月29日 | field work
 植物が繁茂している廃屋の脇の小道を抜けると空き地があって、右に曲がれば海へ続く道、と書けば昨日の話のように詩的世界だ。
 実際にこの脇道の奥を右に曲がると、幾つかの民家があり白い砂浜が続く海岸に出るが、ここは漁師町なのでそれほど詩的な空気が感じられるわけではない。
 それでも、画像にするとそんな詩的な空気を漂わせてくれる。NHK朝の連続ドラマの舞台になった位だし、小浜の空間構成が映像ロケ地向きなのかもしれない。私にとっては撮影しやすい街である。
 現実の空間を手がかりにして、詩的な世界を新たにつくりだす想像力、そこが人間にとって大切な感性なのである。
 今回は、広角ズームレンズが活躍している。エルマリートとは、使いやすい役割分担なのだろう。 

小浜市,2011年8月27日
OLYMPUS PEN E-P2,M ZUIKO DIGITAL 9-18mm,f:4-5.6
ISO200,焦点距離9mm,露出補正-1/3,f10,1/400,i-Finish
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私の小さな旅55. 海へ続く道

2011年08月28日 | field work
 小浜は、古い街だから、道が折れ曲がり、交差部はT字路が多い。デザインする立場からみれば、道の正面は、十字路のように抜けているよりは、むしろ建物が見えたほうが断然絵になり、街としての落ち着きもある。そんな小浜の街でみちの正面が唯一抜けているのが、海へ続く道である。
 海へ続く道、という言葉は、あの夏の少年の日の頃の思い出を育んでくれた道であり、夏の終わりの海岸での花火大会に出かけた道、といった具合に映画や音楽や小説に登場しそうな言葉である。
 例えば古いところでは、藤田敏八監督・脚本の「8月の濡れた砂」で描かれた背の高い雑草を抜けると湘南の海だったり、現代では、加藤いずみの曲名であったり、どこか詩的な響きがある。
 小浜は漁師町だから、海へ続く道が多い。そしてその先には砂浜が広がっているという、一寸ストーリー化したくなるような空間構成である。ただし土地のテイストは、湘南海岸とは多いに異なるが。
 横浜に棲んでいる頃、足しげく湘南海岸へ散歩にでかけた。小浜も湘南よりは倍ぐらい遠いが、私にとっては散歩感覚ででかける土地であろう。海のない京都の街にとって、唯一海が眺められるところである。

小浜市,2011年8月27日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正-1/3,f8,1/320,i-Finish
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私の小さな旅62. 垣間見える瓦屋根

2011年08月27日 | field work
 土曜日は、せっかく名古屋まで出向いたのに、やはり大学院の試験は翌日に延期になってしまった。ならば列車が動くうちに少し遅い朝帰りで昼には京都に戻れた。では、プールで泳ごう。台風が来ているときにプール・・・何か変!!!。
 これで明日は入学試験となり、小浜に行けなくなった。また新しい画像のストックが足りなくなりそうだ。もう少し路地をあるきたかった。路地越しに垣間見える瓦屋根の家並が、面白いと思われた。
 日本建築の美は瓦屋根にあるといってもよいぐらい特徴的である。瓦屋根は、中国の田舎の民居でも当然のように使われており、古来から続く東アジアの伝統的素材である。やはり断熱と雨を防ぐという点では、瓦が最適なのだろう。だから、今みても撮影したくなる美しい被写体だ。
 こういう被写体で、適度に望遠レンズ固有の圧縮間が少しだけ感じられるエルマリートの90mm相当の画角は、大変使いやすい。人間の目が被写体をジッと注視したときの画角に近いのではなかろうか。
 フィルム換算でいえば、90mmと24mm程度のワイドレンズ、それにあまり使わないが万一のときの明るい50mm標準レンズの3本があると、古い街歩きには、十分なシステムであるように思われる。そんなことを考えていると、次第にレンズ地獄に陥ってゆくので、この辺でやめておこう。

小浜市,2011年8月27日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正-1/3,f7.1,1/640,i-Finish
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私の小さな旅54. 三たび小浜市へ

2011年08月27日 | field work
 今日は、ようやく小休止できるので、朝6時前に家を出て、三たび小浜市へ半日だけ出かけた。
 朝が早いのは、小浜市の小さな朝市をのぞきたかったからである。小浜に着いたのが9時前、早速自転車を借りて朝市に向かったが、すでに二つの朝市は終わっていた。農家の叔母ハン達は、 WEBで書かれてある時間よりも早く集まり、売り切れるとさっさと引き上げるそうである。さっすが農家の人!。
 それではしゃあない、まだ徘徊していない地区へ行こう。早速みつけたのが洋館、つまり近代建築である。表札はあるが人の気配がない。庭は、手入れされていないので廃墟のようだ。日本海の小都市にあって、彼の地の文化を眺めているかのような、微笑ましさがある。少し調べると小浜市にも近代建築が数件ほどあるようだ。
 もちろん小浜市には、山間部に熊川宿という伝統的建造物群保存地区がある。1本の街道沿いの民家群であるが空間構成上は単純だし、すでに訪れているので後回しにしている。
 肩から広角ズームとエルマリートのレンズを付けた二台のペンをぶら下げて、自転車で徘徊していても、持ち歩いている意識がない軽さというのは大変ありがたい。ニコンでは2台ぶら下げてというわけには、いかなかったな。
 ところで、ペンの広角ズームレンズも、かなりシャープで良いですよ。

小浜市,2011年8月27日
OLYMPUS PEN E-P2,M ZUIKO DIGITAL 9-18mm,f:4-5.6
ISO200,焦点距離12mm,露出補正-1/3,f8,1/200,i-Finish
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私の小さな旅53. 仕事をしていた夏期休暇

2011年08月26日 | Nagoya city
 毎日京都から名古屋へ新幹線通勤をしているが、通勤電車としてはよくできている。大体座れるし、珈琲も売りに来る、電源コンセントでモバイル端末やPCの充電ができる。
 そして時折車窓の景色を撮影している。同じ風景でも、天気や時間帯により、見え方も異なってくる。そうした行為自体通勤というよりは小さな旅である。そして休みなく論文執筆のために仕事場に通い続けた今年の夏の私の記憶の断片でも振り返ってみたい。
 夏期休暇のときは、街は普段と違って大変静かで、日常とは少し違う環境が少しばかり心地よかった。ただし、刺激に欠落するのには閉口した。
 そんな真夏のある日に、昼飯を食べにバスに乗って都心にでた。時には、栄のオープンテラスがある店でランチを食べたいという、仕事をしている人間のせめてもの、普段とは少しちがった一時の休暇気分である。食後は、エアコンをたっぷりと効かせた研究室のソファーで昼寝をするのが大変気持ちよかった。そんなすごし方で、仕事がはかどらなかった日もあった。やはり体は、夏休みを欲していたのだろう。
 終日仕事をしていた夏期休暇も、仕事場で黙々と、それでいて記憶に残る夏のすごし方であった。夏というのは、どんなすごし方をしても、記憶に残るようである。

名古屋市air cafe,2011年8月5日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正0,f2.8,1/160,iFinish
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番外編75. ミラー型デジタル一眼レフの終焉!?

2011年08月22日 | Kyoto city
 前回と同じレンズをE-PL1に付けて撮影してみた。同じアングルではないが前回の撮影と環境条件は変わらない。レンズの目盛りなどを見ていると、やはりデジタルペンも第三世代になって画質が少し向上しているようだ。文字認識機能でも働いているのだろうか(笑)。
 オリンパスのズームレンズも便利で使い勝手がよいのだが、単焦点レンズの写りを味わってしまうと、なかなかこの種の機材フェチから抜け出せない。秋発売予定のペンミニE-PM1に高性能単焦点レンズを加えてシステム化をしたいと、まあユーザーは身勝手な考えをする。おかげてマイクロフォーサーズのボディが4台になってしまった。
 デジタルペンでシステム化というのは、他社製品に比べれば随分安上がりなのだけど、それでいて写りの良いシステムが組めるのだから、大変重宝する。おそらく他社のミラー型デジタル一眼レフは、プロユースを残して大方は早晩消え去る運命だろう、という推測が成り立つ。だってペンを使い出してから、ツァイスでシステム化したFunePixS5proを使おうという意欲が全く起きないからだ。
 デジタル・ペン以上を求めたいならば、いきなりライカ・デジタルでしょう。だから私なりに、大きなずうたいのミラー型デジタル一眼レフの終焉!?、だと思っている。その復活はもうないでしょう。デジタルデバイドによって、撮影機材の世界も随分変わるだろうと、デジタルペンを使用していて感じる。

三上訓顯研究室,2011年8月19日
OLYMPUS PEN E-PL1,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正+1/3,f45.61/100,iFinish
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番外編74 物撮り

2011年08月21日 | Photographic Equipment
 論文執筆時の気分転換で、時折ライカ・マクロ・エルマリートを用いて私の研究室で物撮りをしていた。手持ち撮影で気が向くままの撮影であった。PCで画像を確認しながら、2/3程の画像は捨てた。やはりオートフォーカスのピントをどこに合わせるかと被写界深度との関係で、画面の出来が異なってくるからだ。
 デジタルペンの液晶画面ぐらいでは、確認しても意味がない。意味がないというのは、どの撮影画像もよく見えてしまうからだ。せいぜいアングルの確認ぐらいだろう。やはりPCに取り込んでから画像は、確認したほうが正解である。
 それにしてもこのレンズは、ホントに物撮りにうってつけである。ワーキングディスタンスもそこそこにあるので、使いやすい。それに解像度も素晴らしい。これに固執しそうである。
 それにしても単焦点レンズは、画面が綺麗でピリッとしまっていて心地よい。こういう快感を得ると、普段はズームレンズを使いたくない。ズームレンズを使うときは、登山などのように荷物を減らしたいときに便利だ。ボディ1台にレンズ1本だけといった具合にである。
 オリンパスの12mmの広角レンズか・・・やはり欲しいね。エルマリート45mmにズイコー12mmのシステム、大方のものが撮影できるので、この単焦点レンズ2本は必需品だろうね。

三上訓顯研究室,2011年8月19日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正-1/3,f4,1/100,iFinish
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私の小さな旅52. 遠敷

2011年08月20日 | field work
 遠敷とかいて「おにゅう」と読む。この集落の名称である。古い町並みも手入れされて残されているから、そんなに古色蒼然しているわけではない。むしろ普通の町並みに近い。
 それは、おそらく日本の地方都市の普通の風景といってよい。そこには、文化財みたいなもったいぶったところ、というか或いは化石のような冷たいところがなく、普通の生活で当然のごとく使われていますという空気の漂うところが、大変心地よい。
 そんな健康的な姿をみていると、これから先もあまり変わることがない、そんな安定感を感じさせてくれる町並みかも知れない。かわるのは。むしろ人間の方なのであろう。
 ところで、この小浜シリーズもそろそろ画像がつきた。といってその後、旅らしいことはしておらず、夏期休暇も返上して論文の執筆をしていたから、夏休みはどこにも、出かけていない。
 今週末の京都は地蔵盆である。来週は、東京で学会があるし、再来週は集中講義や会議が続く。なかなか旅にでる時間もなさそうだ。小浜には、9月にお祭りがあるので、またその頃に訪れてみよう。

小浜市遠敷,2011年7月24日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正-1/3,f7.1,1/640,iFinish
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私の小さな旅51. 悪循環病

2011年08月19日 | field work

 さて面白い記事をブログで見つけた。要は旅行に出かけたときに、ニコンD3X、3本の高性能レンズ、三脚、PC、iPad、を往復宅急便で預け、復路で荷物が搬送途中にコンベアから落ち、土産物はこっぱみじんに壊れ、PCはひしゃげ、iPad2はコーナー部が欠け、三脚は雲台を載せるペースがひしゃげ、という話である。思うに落ちたときに撮影機材一式や三脚の重さが、さらにその他の荷物に大きなダメージを与えたと思われる。壊れなかったのは撮影機材だけである。
 こういう記事を読むと、さすがニコンと思うよりも、手術は100%成功したが患者は死んだ、という諺を思い出す。優れたボディがあれば優れたレンズが必要だし、良い写真を撮るためには三脚も必要だという具合に悪循環病を繰り返し、次第に荷物は大きく重くなってくる。それでよい写真が撮れたかどうかまでは、書かれていなかった。
 だから、私がいつも主張しているように、撮影機材は軽くてフットワークのよい動きのできることが、良い撮影をするための必要条件なのである。それは、往年のライツシステムより、重くしてはならないのである。
 フィルム時代より高感度画質が撮影できるようになったデジタルシステムで、三脚など論外である。実際ライツの三脚は小さな携帯用であり、三脚自体に関心がなかった。あくまで手持ちで軽い機材でフットワークよく撮影するところにライツ35mm機材のメリットがある。三脚を用いるならば、それは中判や大型撮影機材の世界である。つまり重たい高級機材を使うと、悪循環病に陥りますよという教訓である。
 私の場合、手持ちのリュックの片隅にデジタルペンを2台とレンズ3本を入れておいても苦にならないし、宅急便の世話になることもない。デジタルペンが小さく軽くフットワーク良く撮影できることは、どんな撮影機材よりも大変優れた基本的仕様なのである。
 さてこのブログのURLは、筆者の名誉を考慮し掲載しないでおこう(笑)。

小浜市遠敷,2011年7月24日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正-1/3,f5.6,1/500,iFinish

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私の小さな旅50. 一人黙々と

2011年08月18日 | field work
 論文の執筆、つまり仕事に没頭していると、これ以外への関心がわかないので、ある意味で健康的或いは生産的である。結局夏期休暇もなかったほどに、仕事に没頭していた。
 仕事はもちろん締め切りがあるから、それが終われば、またもとのライフスタイルに戻る。その頃には、ペンミニが発売されているかも知れないなどという小さな期待感。これを心静かに待つのには、仕事に没頭しているのが調度良い。
 もちろん没頭しているのだから、雑事つまり大学の事務的な仕事、例えば会議であるとか学部生の面倒であるとか、そういったことも、当然頭にはない。元々大学の先生は、大学院に所属しているのだから、学部の雑事に頭がむかないのは当然だろう。
 明日も確固たる信念で、論文の執筆にあけくれているのだろう。ただし一人黙々とであるが。それが大学の普通の姿である。

小浜市明通寺,2011年7月24日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正-1/3,f5.6,1/500,iFinish
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私の小さな旅49. 意欲が減退

2011年08月17日 | field work
 論文だ、ブログ記念日だと書いていたら、昨日は京都五山の送り火だった。お盆の行事なのだが、忙しくてて忘れてしまった。帰りに浴衣がけのカップルが多かったので、気がついたときはあとの祭りである。このブログでも何回か取り上げているので、あえて書くこともないが。
 五山の送り火をすぎると、京都も少しずつ気温が下がってゆくようだ。といってまだ昼間は暑いが・・・。
 今日は、ブログを書く意欲が減退している。一つは暑さだろうし、もう一つは仕事が忙しくて、ブログに関心が向かないからだろう。それはそれで結構なことではないかと思ったりする。
 ブログは、精神的にも物理的にも余裕がないと、書く意欲がわかない。まさに余裕の産物といってよい。そう思っていたら、mobilemeのアップデートができない。多分大本がパンクしているのだろうか。時々こういうことがある。まあ、明日のアップかな。

小浜市萬徳寺,2011年7月24日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正-1/3,f7,1/640,iFinish
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私の小さな旅48. 4年間続けてきた記念日

2011年08月16日 | field work
 蓮の葉の正面にいるのは、トノサマガエルだそうである。高校の理科の時間に解剖したあのカエルだそうである。いまでは、数が激減して解剖どころではない。むしろ貴重品種だとか・・・。
 このブログも今日で5周年目に入るところである。2007年8月16日に始めて、今日がこれまで4年間続けてきた記念日なわけだ。セカンドライフの制作記事に始まり、その後いくつかのテーマで書いてきた。カウンターも3万回をすぎて、マックが機能不全に陥ったりで、作り直したりしたこともある。それが表題のver3である。この期間なにかにつけて見てくださった方々に感謝する次第。それにしても、日記嫌いの私がよくも4年間も続いたと思う。持続こそは・・・といいたいところだけど、画像があるから文が書けてきたと思う。
 もちろん世の中には、もっと古株もおる。私も、そんな古株のブログをみながら、途中しばしば休みもしたが、随分書いたと思う。書いた文章だけでも、十分単行本になる位のボリュームであるが、いかんせん、論拠の薄い話が多いので、そのつもりもない。
 長く続けられる理由を問われたら、文章をきちんと書くということだと思われる。長く続くブログは、文章がしっかりしている。短命でおわるブログは、その時々の気分ぐらいしか文書化されていない。これでは、長続きはとうてい無理である。私の場合は、私なりにわかりやすい言葉で、一応文章としての構造をつくってきた。これが長続きの秘訣であろう。
 先日facebookから返事がこないと書いたら、翌日になって友達承認の返事がどっさりきた。もちろん私の友達の友達のさらに友達だから、私には面識がない。さてどうしようかと思案しながら、忙しいので放置してある。
 そかんなことをつらつら考えながら私のブログ記念日は、すぎてゆくようだ。

小浜市萬徳寺,2011年7月24日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正-1/3,f5,1/320,iFinish
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私の小さな旅47. 1日遅れのアップ

2011年08月15日 | field work
 ふと思ったけど、画像のないブログは、退屈だよ。といって画像を借りてくれば、著作権の問題があるから、当然自前調達となる。私のブログなんか全部自前調達なのだから、全く何も気にする必要はない。
 自前調達するには、デジカメをかついで取りにゆくほかない。そんなわけで、1億総撮影者状態になる。それでよいのである。次第にプロカメラマンが不在になる世の中である。今時撮影と入っても商業写真以外では、商売にならないでしょう。商業カメラマンというよりは、画像処理のコンピュータ・オペレータに近いですが。
 だからプロカメラマンといっても、怪しい人種ですね。プロもアマもコンピュータで制御された同じ機材を使っているのですから結果も一緒でしょう。
 などと書き留めて置いてから、仕事で名古屋の大学に出かけ、しかも忙しかったので泊まりだった。1日遅れのアップです。

小浜市明通寺,2011年7月24日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正-1/3,f5.0,1/320,iFinish
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