夕方翠が帰り支度をして給湯室でお茶していると、同僚の結菜さんがやってきた。
結菜「これから出勤ですぅー」
翠「救急は深夜勤務が大変だねぃー」
結菜「深夜は急病に交通事故に、その他で忙しいよ」
翠「なにその他って?」
結菜「いっちゃおうかな!。この間ねぇー深夜に急患で運ばれてきた患者さん。ばかにデカいと思ったら、若くて綺麗な女性の上に若い男性が入れ込んで重なった状態で運ばれてきたの。でっ体中に血がついているわけ」
翠「心中でもやり損ねたか?。救急じゃなくて警察じゃないの?」
結菜「先生が救急隊に確認したら、笑いながら戻ってきてプレイ用の血糊なんですって。急患で来たのは血糊付けてプレイに興じていたら、あまりにもリアルで興奮しすぎて射精した後、ウトウトしたんですって。でっ眼が覚めたら勃起したままで抜けなくなったんだってさ・・・」
翠「はっはぁーん、疲れマラとか朝立ち状態」
結菜「そうなの。疲れていてもカテコールアミンサンという神経伝達物質が分泌されると性的刺激がなくても勃起するでしょう。だから多分最初は性的刺激、それでウトウトしていていたらカテコールアミンサンが分泌され、そして、体液同士が凝固してくっついたままになったらしいよ」
翠「つまりアドレナリンとかドーパミンの過剰分泌!」
結菜「そうなのよ。それで先生と二人で反対方向に引っ張ったら、あのお肉同士がびょーーん伸びて患者さん達は『痛い!!』と叫ぶのよ。先生も呆れてオイルでも塗るかといったけど、ぴっちりとお肉とお肉がひっついていてオイルを入れる余地もないの。つまり体液同士が凝固していて剥がせないというわけ」
翠「じゃあ筋肉弛緩剤もダメなんだ?」
結菜「体液同士が凝固しているから洗浄ですね。先生もあきれはてて君やっといて!、だもん。私患者さんの膣のまわりに石鹸をスプレイで噴霧し続けたもん。そしたら次第にしみこんで体液が溶け始めて無事離れたわけ」
翠「勃起したら縮まないというのも大変だね!!」
結菜「そうよ!!、でっ二人とも裸で運ばれてきたじゃん。帰りの衣服もお金も持ってないの。でね手術着を着てもらって病院のチケットが使えるタクシーでお帰り願いました。もろん全部後払いよ」
翠「治療費は石鹸の噴霧かぁー。その格好でカップルでタクシー!、運転者さん怪訝な顔していただろうね」
結菜「そりゃそうよ。もう恥ずかしくてうちの病院の周りは歩けないよねぇー」
翠「そりゃ!、超恥ずかしいさぁー」
(*^▽^*)
・・・
小樽は、冬間近をしらせるかのような秋の夕陽だった。