Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

番外編70. アートモード

2011年07月31日 | Kyoto city
 昨日は、東京で会合があり日帰りで出かけた。会合場所は、新幹線の品川駅港南口のインターシティ。東京では、品川駅というのが、新幹線や羽田空港から京浜急行1本でこられるので、全国から人が集まりやすい大変便利な場所である。便利すぎて、撮影する時間はなかった。
 だから京都駅からの帰り道、デジペンのアートモードを試みた。それは、どこかブログラムで制御されているような印象がして、使い道を考えないとみんな同じ絵になってしまう懸念を感じていた。だから私の場合はあまり必要としないのだが、でもたまには使ってみるか。そこでこのドラマチックモードを試みた。
 京都は暑いから、メットに甚平ですか・・・。
 金村修さん流に街の混沌とした風景を撮るのには、ドラマチックモードは、面白いかもしれない。さしあたり身近なところだと、 一寸気力が必要で疲れそうだが、 大阪の看板などが林立し雑然としている風景だな。既にみんな撮影しているだろうけど。
 風景に合わせてモードが変えられるというのは、面白い考え方だ。ホントにデジタルというのは、なんでも手中に収めてしまうね。

京都駅,2011年7月30日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f/2.8.
ISO1250,露出補正-1/3,f2.8,1/100,ドラマチックモード
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私の小さな旅35. さてどうしたものか!?

2011年07月30日 | field work
 台風通過後京都も、昨年のような猛暑日が続くということはなく、朝晩は風があって少しばかりしのぎやすい。
 つい最近発売されたM ZUIKO DIGITAL ED12mm F2.0というレンズが大変気になる。今日もWEBを見ていてため息をついていた。写りも価格も、ライカマクロエルマリート並み。MTF曲線で見ると、ライカには及ばないが、作例をみるとシャープでボケ方も綺麗でフレアのない高性能レンズだ。
 それにシルバーというスタイリングが、手元のE-PL1に似合うし、秋に発売が予定されているE-P3と同じ描写力を有するペンミニE-PM1のシルバーボディには、当然のことながらよく似合うだろう。
 このレンズにパンケーキとライカマクロエルマリートで構成すると、24mm、34mm、90mm相当の単焦点レンズシステムとなり、E-P3にはマクロエルマリートを、ペンミニE-PM1にこのレンズを付けっぱなしにすると、使い勝手が良い単焦点レンズの軽量高性能システムが完成することに気がついた。さてオリンパスの第三世代システムに乗り換えようかな。
 こういうシステムという言葉に私は弱いのだが、さてどうしたものか!?、

小浜市西津,2011年7月23日
OLYMPUS PEN E-P3,M ZUIKO DIGITAL 9-18mm,f:4-5.6
ISO200,焦点距離18mm,露出補正-1/3,f10.1/200,Natural
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私の小さな旅34. ファーストインプレッション

2011年07月29日 | field work

 デジタルペンのボディをE-P3にしてから、同一レンズで従前と比較すると、やはり画像が少しシャープになっているようだ。新センサーと新画像処理エンジンの故だろう。
 こうした第三世代のデジペンの画像に眼が慣れると、従前の機種を使おうという触手が働かなくなるようで、一寸こまった。早く第三世代の後継機種ペンミニが出て欲しいところだ。私はペーパーに出力しないので、あくまで画面上で比較した話である。
 そのことは、デジペン或いはマイクロフォーサーズという規格が、機能面で日進月歩の進化をしつつある好ましい状態だといえよう。撮影した画像を拡大してゆくと、ピクセルの集合体になり、このどこが高解像度なのかと不勉強な私は、少し不思議な気分になる。
 外付けファィンダーも新タイプが登場するあたりは、いまだに他社が低解像度のもの1種類しかないことに比べれば、撮影者の志向をよく反映している。私の場合、このしっかりした性能の外付けファインダーがあるから、当時先行していたパナソニックからオリンパスに乗り換えたわけだし、結構重要な要素なのである。
 新機種のファースト・インプレッションをまとめると、こんな案配だろう。

小浜市西津漁港,2011年7月23日
OLYMPUS PEN E-P3,M ZUIKO DIGITAL 9-18mm,f:4-5.6
ISO200,焦点距離18mm,露出補正-1/3,f10.1/250,iFinish

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私の小さな旅33. 北帰行

2011年07月28日 | field work
 小浜市西津の漁師街界隈は、 不協和音のない普通の風景なのだが 、生活感があり通りを歩くと味噌汁の臭いがただよい、 とりわけ目立つものはないが撮影しやすいフォトジェニックな場所のように個人的には感じられた。
 だからボディとレンズのテストには、調度良い。今回持参した広角ズームレンズとライカマクロエルマリートの画角に、よくなじむ街のように思われた。
 かつてNHKの朝の連続ドラマのロケ地にもなったことから、どこか映像志向の人間の舞台セット感覚に眼がとまるのかもしれない。
 私が小浜という場所を選んだのも、京都市からほぼ北にあたる唯一の街だからである。その北には、あまり理由がないのだが、しいていえば、これまで北に出かけたことがなかったといのうがその理由だろう。
 それ以上北になると、ロシアのウラジオストックになる。だから、京都市、小浜市、ウラジオストックは、ほぼ北への一直線上にならぶ街である。
 北帰行という古い歌がある。
「窓は夜霧にぬれてみやこすでに遠のく 北へ帰る 旅人ひとり なみだ流れて ...・・」
 都から北の故郷へ帰る人たちの心境を表した歌詞からすれば、かって京都へ鯖を運んできた小浜の人達が故郷に帰る様は、まさに北帰行だよな、と私は街を歩きながら考えていた。ただし歌詞のように涙は流さなかったかもしれないが。

小浜市西津,2011年7月23日
OLYMPUS PEN E-P3,M ZUIKO DIGITAL 9-18mm,f:4-5.6
ISO200,焦点距離9mm,露出補正-1/3,f8.1/320,iFinish
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私の小さな旅32. 夏の日

2011年07月27日 | field work
 小浜の西津港を散策していた。光が綺麗だったためか、E-P3の画像がよくなったためか、大変シャープな描写である。実感から言ってやはりE-P3になってから画像が少しばかり良くなっていると理解したほうがよいだろうか。であれば、このボディでしばらく暮れそうだ。
 今日は、講義、実習、クロッキー教室とフルにスケジュールのある一日だった。今日のクロッキー教室の裸婦のモデルさんも髪の長い二十歳代であり、スタイルは平均的にスリムだ。ここのところ若い美形のモデルさんが続く。やはり二十歳代の体型は圧倒的に綺麗だと思いながら、描いていた。
 今日は、そうかスリムというのは、こんな風に描けばよいのかといった具合に、 少しばかりスリムな体型が私なりに捉えられるように感覚が復活してきたと思われる。
 毎週開かれるクロッキー教室も、忙しくて一寸休むと突然描く感覚がわからなくなり、つまりは下手になってゆくので一定期間は通い続けないと、体型を捉えられるようにはならないだろう。
 今日で15回続いた前期の水曜日の授業が一斉に終わる。どういうわけか随分長く感じた。来週からは、F6号のクロッキー帳を持参して教室へ直行したいと思う夏の日である。

小浜市西津漁港,2011年7月23日
OLYMPUS PEN E-P3,M ZUIKO DIGITAL 9-18mm,f:4-5.6
ISO200,焦点距離9mm,露出補正-1/3,f11.1/640,iFinish
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私の小さな旅31. 漁師町の古い旅館

2011年07月27日 | field work
 福喜旅館の庭の一番大きな松の木に、トビが巣を作っている。いつも雛達の餌くれコールで、親のつがいは頻繁に餌を探しにでかけてゆく。トビは身体が大きいから庭を飛んでいるときは迫力がある。
 でっとっさにデジタルペンE-P3で撮影。オートフォーカスが早くなったので、こうした鳥たちの動きもピントが追えるようになった。ようやくデジペンも、他社のトビのようにずうたいの大きい!(笑)一眼レフの性能に近づいてきた。
 小浜というのは、文化財もあり多くの寺もあり、味覚もよいのだが、観光地客が多く訪れる名所ではない。冬は日本海の越前ガニが福井県の名物だが、それは黄色いラベルを貼ったブランドものであり、すこぶる価格が高く、福井県でも敦賀以北の大きな船を要する港町の話である。
 でも、ブランドものでなくとも越前ガニに変わりはなく、小浜港に陸揚げされる少し形の悪いカニでも食することができるそうだ、という話を女将さんから伺った。
 そんな地味な小浜の性格が、観光客があまり訪れない理由かもしれない。だから、この街は俗化されることもなく静かであり、古い港町の風景がどこかフォトジェニックに、私の目には見えるのだが。そんな漁師町にある古い旅館に泊まっていた。

小浜市福喜旅館,2011年7月23日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f/2.8.
ISO200,露出補正-1/3,f8,1/800,iFinish
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番外編69. ISO12800の世界

2011年07月25日 | Kyoto city
 E-P3は、それまでのE-P2と比べれば高感度画質が随分改善されたと思います。そこで最高感度に設定し、一寸大学からの帰りしなに京都の町を手持ちでスナップ撮影をしてみました。
 この画面は、実際には相当暗いのですが、大分明るめに描写されるようです。またデジタルは夜の曖昧な暗さが苦手なようで、暗い風景だけですとE-P3でも黒とブルーのモアレ模様になります。だから被写体を選ぶ必要があります。
 もう一つ夜の光源は、水銀灯、蛍光灯、白熱灯と 意外に種類は多様です。光源の種類に応じて、こまめに機材の設定を変えることも必要でしょう。
 ほとんど真っ暗な風景では、機材の赤外線で測距しているようですが、ときには赤外線の光源だけがうつるという惨めな場合もあります。こういう真っ暗な風景でもカリッと撮影するのであれば、やはり三脚使用の長時間露光が必要になるでしょう。
 それにしても昔ならば三脚が必須な夜の風景も、デジタルでは少しの明かりさえあれば手持ちで撮影できるというのは、大きな進歩です。デジタルペンも、第三世代でようやくそれが実現したということでしょう。
 スナップ感覚で、夜の街を撮影できるというのは、新しい視点を発見するかもしれません。

京都市不明門通,2011年7月25日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f/2.8.
ISO12800,露出補正+1/3,f2.8,1/40,iFinish
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私の小さな旅30. 再び若狭小浜へ

2011年07月24日 | field work
 週末に、再び若狭小浜へ出かけた。ここは特に人々が集まるような名所があるわけではない。若狭の静かな港町である。ただし鯖街道の出発点であり、これまで京都の味覚には多いに影響力持って来た街である。
 先日調達したE-P3だけを持って、この機材のテストを兼ねて、少しばかり小浜の街を徘徊をしていた。この街は、伝統的建造物群保存地区に指定もされている地区もあり、国宝明通寺があるなど文化財は豊富であるが、人々が訪れれたくなるような観光地ではない。
 そんな少し地味な小浜の街を徘徊すると、生活感が漂い、撮影したくなるようなシーンが意外に多い、フォトジェニックな空気が漂う不思議な街である。
 台風通過後の、気候変動で暑くもなく、むしろ一寸高原にいるような気候でもあり、風もさわやかで、澄んだ青空がひろがっていた。夕方の透明感ある明るい光の小浜の街の散策に没頭していた。
 E-P3は、画像が少しシャープになった感じがする。それが機材の故なのか、透明感ある気候の故なのか、よくわからないまま、この街を散策していた。

小浜市福喜旅館,2011年7月23日
OLYMPUS PEN E-P3,M ZUIKO DIGITAL 9-18mm,f:4-5.6
ISO200,焦点距離9mm,露出補正0,f4,1/2000,iFinish
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番外編68. E-P3

2011年07月23日 | Photographic Equipment
 予約しておいたオリンパスペン第三世代のE-P3です。といっても画像の描写能力は第一世代のE-P2からあまり変わりませんが、AFの合焦が早くなるなど使い勝手が大変よくなり、第一世代から着実に進化しているようです。バッテリー (BLS-1) 充電の間は、いつもこんな撮影をしていて、記念撮影というべきでしょう。
 最初にE-P3を手にしたときに、E-P2のように少しずしりと来る実感はなく、わずかばかり軽くなったという実感。その他、使い方や大きさがE-P2とあまり変わらないので、マニュアルも斜め読みです。だからなんの違和感もなく手にしています。
 モニター画面に手を触れると瞬時にピントが合いシャッターが切れるという機能は、癖になりそうな面白い方法です。今後私の主力機材の2台システムになるでしょう。
 さてこの機材で今週末は、小浜でテスト撮影です。

E-P2とE-P3,2011年7月23日
OLYMPUS E-PL1,M.ZUIKO DIGITAL 14-150mm,f4.0-5.6
ISO1000,45mm,露出補正+1/3,f5.6,1/100,iFinish
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番外編67. 不思議な気分

2011年07月22日 | Kyoto city
 画面は、鉾の前に立ててある献灯用の燭台。蝋燭の濡れた質感などをみていると、 マクロエルマリートらしい上品な描写です。雑然とした街の風景もこんな風に背景が黒くつぶれると、スッキリします。
 オリンパスのズームレンズも便利で大変良い描写力なのですが、ズームレンズ固有の歪曲収差がでたり、長く使用しているとどういうわけか飽きがきます。そこでこのライカ・マクロエルマリートです。やはり単焦点レンズは、使っていて飽きがこない。 言い換えれば長く使い込むといった使い方になるのではと予想しています。
 今日は、夜量販店に立ち寄って予約しておいたE-P3のボディを購入してきました。いつも撮影機材をぶらさげて帰ってくる時の気持ちは、緊張感とワクワク感のある不思議な気分になります。
 オリンパスのデジペンシステムも、ライツのレンズなどを売り払った代金で構築したので、ホントに腹のいたまないシステムです。そんな気分の軽さとボディの軽さが、いかにもペンらしいと、個人的には思われます。

祇園祭宵々山,2011年7月15日
OLYMPUS PEN E-P2,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f/2.8.
ISO200,露出補正-1/3,f3.5,1/160,iFinish
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番外編66. 引きの美学

2011年07月21日 | Kyoto city

 祇園祭で浴衣姿を見ていると、あまり身体のラインを強調しないどころか、むしろ隠してしまう。そんなところに、そぎ落としてゆく心地よさ、 引きの美、 といった日本固有の美学があろのでしょう。


 というのも、昨日のクロッキー教室の裸婦のモデルさんの体型をみていてそう思った。身長は160cm弱、頭が小さく八頭身にちかい。身体の量感もほどよいボリュームであり、特に後ろから見た腰から尻にかけては大変綺麗なボリュームとラインだ。当然私はクロッキーにしたためようとしたが、綺麗すぎて描ききれない。


 胸は、コスチュームの上からだと、あるとはわからないぐらい平らであり、脱ぐと小ぶりだがちゃんと手に包めるぐらいのボリュームがあり、身体とバランスがとれている。久しぶりに現代的な日本人女性の美しいバランスのとれた体型に見とれていた。


 そんな経験をしていると、 コスチュームの上からでも胸が出ているという体型は、外国人体型に近づいてゆくのではと思ってしまう。私の美意識からすれば、それは少し昔のテイストでしょう。


 やはり、コスチュームのときの日本の女性の胸は、平らな方が、或いは存在感する感じさせないぐらいの方が圧倒的にボディとのバランスがとれて美しいと思われる。それこそ、引きの美学なのかもしれない。


 そんなことを考えていたら、夜、量販店から電話があり、オリンパスペンE-P3のボディが入荷したという連絡。少しばかりこころ騒ぐ。夜じゃ取りに行けないぞ---。


 


祇園祭宵山,2011年7月16日


OLYMPUS PEN E-P2,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f/2.8.


ISO3200,露出補正+1,f3.5,1/40,iFinish

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番外編65. うなじ

2011年07月20日 | Kyoto city

 うーーん、首が細長くて綺麗なうなじ!。浴衣を着ると、髪はアップにして、うなじが襟元から凛と見える方が断然美しい、というのが日本人の美意識でしょう。帯のブレスレットが可愛い(笑)。そのための浴衣といっても良いぐらいです。

 今では貸衣装屋さんで浴衣の着付けをつてくれるし、合わせて髪のセットもしてくれるので、お姉さん達は綺麗なのです。そんな姿を撮りたいと思ったが、今年の宵山は、人が多すぎてこうしたシーンはなかなか撮れませんでした。それを見ているだけでも宵山にきた価値が少しあると思いますが。

 日本人女性の和服姿は、見え隠れの美学とでもいったらよいのか、大人っぽく、そしてどこか妙に色っぽい。そういう風景に眼が慣れてしまうと、あの普段の重ね着ファッションが少し雑に見えてきます。まあ実用着(=昔ならば野良着)なのでしゃあないですが。

 それともマドンナのように全身露出度で迫りますか?(笑)。

 

祇園祭宵山,2011年7月16日

OLYMPUS PEN E-P2,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f/2.8.

ISO3200,露出補正1/3,f2.8,1/100,iFinish

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番外編64. 浴衣姿

2011年07月19日 | Kyoto city
 昨日の京都は、祭りの後の静けさが戻り、台風接近の影響か雨も大降り、暑さを忘れさせてくれる一日でした。 
 さて宵山で通りすがりの女の子、うん!、可愛いね!!、と思いながら、レンズを向けたら、なかなかピントが合わない。そのうち相手に気づかれて、苦笑い。カメラ目線になったのはよかったのですが。
 E-P2とマクロエルマリートは、こんな場合が時々ある。AFのスピードというよりは、被写体の僅かな光で捉えられるカメラボディの認識能力の差だと思います。
 夜の暗い風景でも、人間の眼はよく見ているのだが、撮影機材は人間の眼のようには動きません。機材が「何撮るの」と言わんばかりにモサモサしてます。高感度で撮影できるのもメリットですが、やはりセンサーの認知度が上がらないと、暗い中での撮影は少し難儀です。
 こうした人物に遭遇すると私の場合は、デッサンの感覚が働き出してきます。しっかりした骨盤と少し丸みをおびた大臀筋、小柄な上半身から、こんな案配でしょうと裸の姿が描けてしまいます。贅肉がなく、ほどよく丸みがあるというのが、大変心地よいフォルムのようです。一寸全部脱いでくれますかと余計なことを言いたくなる気分です(笑)。

祇園祭宵山,2011年7月15日
OLYMPUS PEN E-P2,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f/2.8.
ISO3200,露出補正0,f2.8,1/60,iFinish
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PEN LIFE209. オールドペン!?

2011年07月18日 | Kyoto city
 最近一寸第二世代いわばオールドペン!?のE-PL1に広角ズームを付けたものが使いやすい。いささかスタイルは、現行機種を見てしまうと、少し古いかなと感じさせてくれる。
 軽いという利点があるので、山行ではこれに14-150mmズームレンズを付けっぱなしだった時もあったし、撮影被写体がないときはパンケーキレンズを付けた当時の最軽量システムがリュックの隅にいつもいれてあるなど結構活躍した。それにライツのシルバーレンズがよく似合うという不思議なデザインである。
 最新のペンE-M1を購入したら二束三文で売り払おうと思っていたが、手元においといても重宝しそうだ。もっとも、そんなこと言っているから機材は増え続けるのだが。
 さて京都の紅葉は、どうなっただろうか。観光情報では、28日現在市内の大半の場所が盛りとなっている。盛りではあるが、どうも今年は色づきが悪いとしか思われないのだが。

府立植物園,2011年7月18日
OLYMPUS PEN E-P2,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正0,f5.6,1/200,i-Finish
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番外編63. 山鉾巡行の日

2011年07月18日 | Kyoto city
 山鉾巡行は、朝からテレビでみていた。実際には、朝早く出かけて席を取らないとみられない場面が、テレビではよく見られるので結構便利な鑑賞の方法である。このまま見ていても良いのだが、近いし、台風の余波の故か風もあり、空も真っ青なので、新町筋へ出かけて一番鉾を待つ。
 一番鉾のいわれは、テレビの解説によると、明治時代四条通が狭かった頃、長刀鉾を建てられると、後ろの鉾が前に出られないから必然的に長刀鉾が一番鉾になったそうだ。
 今年の宵山・山鉾巡行の時ほど、雨に降られなかった年も珍しいそうだ。通年ならば、宵山で雷雨にたたられ、ようやく山鉾巡行で梅雨が明けるのであるが、今年は10日程梅雨明けが早かった。
 こういう狭い場所での撮影では、もう超広角レンズしかない。脚立に乗って、えいっとワイドアングルにものを言わせて撮る。人間の頭だろうか、目の前の機材だろうか、もう関係ない!。そんな捨て鉢の気分の撮影である。
 御池でお稚児さんが降りているので神事はそこで終わりである。従ってこの新町筋ではもう遊びなのである。だからお囃子のテンポが違い、どこか和やかな気分が感じられる。しかしアングルは違えど、去年もこの場所から撮ったよな(笑)。

祇園祭・山鉾巡行,2011年7月17日
OLYMPUS PEN E-P2,M.Zuiko Digital ED9-18mm.
ISO200,9mm,露出補正-1/3,f9,1/400,iFinish
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