Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Nikon Freak61. 寝台特急・・・

2016年10月31日 | diving
 画像は、オーバーヘッドロックの名の通り上部の岩がせり出しオーバーハングの崖を下降してゆく。珊瑚が横に成長している様子は地軸がずれたような感じもする。
 先週は、博士論文の審査に始まり毎日多忙だったが、さて今週は静かだろう。いや退屈な一週間かもしれない。
 こういうとき旅に出るチャンスだが、さてどこへ行くかが難問。出かけたことがない記憶を探すと、島根、鹿児島、宮崎とあるが、京都始発の寝台特急「なは」があったころならば、気軽に飛び乗って翌朝は鹿児島だという気軽な行程もあった。
 寝台列車に乗った記憶を思い起こすと東京から青森へゆく「ゆうずる」や大阪へ行く「銀河」を思い出す。寝台列車は、 夜行バスと違って体を横に出来るので、レールの継ぎ目の音が心地よく眠りに誘ってくれる。ふと眼が醒めると小窓から容赦なく後ろへ飛び去ってゆく朝の風景を眺め、ここはどこだろうと思う瞬間が心地よく記憶に残っている。いま寝台列車は、東京-瀬戸・出雲をむすぶ1本しかない。
 知らない街を訪れるのに寝台列車はなんとも情緒のある移動手段だったが、今は知らない街がないぐらい全国の情報がWEB上に乗せられ、知らない街という概念自体も寝台特急とともになくなってしまった。
 それは全国が皆同じような街になりつつあることだろう。今それぞれの土地の個性は、膨大な商品の違いぐらいの意味しか持たない。ひとは旅ではなくイベントを求めて移動してゆく。
 そう考えると、旅という言葉も死語になりつつある。CS放送の旅チャンネルという番組の終わりは、そんなことを示唆しているのではないだろうか。寝台特急、知らない街、旅、今それらはなくなりつつある概念だといってよい。
 さて今日は、この季節で始めてダウンコートで出勤した。その季節は、秋なのか冬なのかと問われたら、間違いなく京都は冬だと思われる。

沖縄県・万座
Nikon Coolpix AW130
ISO200,焦点距離9.2mm(51mm相当),露出補正0,f4.3,1/30
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Nikon Freak60. 浦添グスクの3DCG復元

2016年10月30日 | diving
 今日の朝は寒いぞ。昼間も最高気温は16°までしか上がらない。ついに最高気温20°以下の日が登場してきた。
 長い冬が来るのかと憂鬱。冬の連鎖がある。気温が下がると体やあしが冷えるので暖かい衣服を出そうに始まり、それで暖を取り戻すとそこからは抜け出せなくなる。次に鍋でも食べて体を暖めよう。そうだ炬燵もだして・・・と次第に動かない暮らし方に変わってゆく。
 そんな閉じこもり型のライフスタイルでは退屈すぎるので、ダイビングのスケジュールを画策している。もちろん体は冬の連鎖にはなじまないから寒がりの日々だ。そのほうが動けないよりはよいだろう。
 ようやく目下制作中の本の出版の目途がたちつつある。あと少しか。この少しが面倒なのだけど。
 次は大学の紀要に書きかけている浦添グスクの3DCGによる建築復元。こちらは、歴史的に少し面白くなってきたところなのだけど学術論文にするにしては論証が足りないし、不足部分がこれまでの文献で補えるものではない。やはり今後の発掘調査を待つほかないが、こんな試論的な論文はどこの学会で扱うのだろうかと考えると、やはり紀要で書いておくのがよかろう。それにしてもデータ一式が大学に置き去りが悲しい。こういう仕事は、休日に家でシコシコといじるのに丁度良いと思うのだが。
 歴史記述の論理.がまとまりだしたので、次章は建築復元という一番面白い所にきた。こうしたやりかたは歴史家がみたら驚愕するだろうが、こちらは歴史学者ではなく建築の専門家である。それも建築史ではなく、都市開発の専門家なのである。まあ建築化の論理があれば、よいではないかという気楽な気分である。
 だから次は、EF28-300mmレンズをかついで、世界遺産今帰仁グスクなどをみにゆこうと目論む。ついでに北部の集落でも見に行こう。

沖縄県・慶良間諸島
Nikon Coolpix AW130
ISO125,焦点距離8.5mm(47mm相当),露出補正0,f4.3,1/400
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Nikon Freak59. 冬が近づいてきた

2016年10月29日 | diving
 ウミウシというのは、どうして綺麗な色をしているのだろう。その色には意味がありそうだが調べていない。
 さて週末は、今週ラストの大仕事。車検で名古屋の大学に置いてある車を、朝の10時迄に京都のディーラーに持ってゆかなければならない。そのために昨日は名古屋泊まりだった。テレビでダビンチコードなんかやっていてつい夜更かしをしていた。
 今朝は5時に起き、所要時間より1時間早めの6時半に大学を出発したのは正解だった。東名阪は四日市-鈴鹿の間で長い渋滞だ。以前は車なんかなく、快適に走れたのだが今は名にしおう渋滞路線だ。第二名神の開通が急がれる。結局3時間かかって予約の10時前にディーラーへたどり着く。
 帰りも第二名神・東名阪経由。だが事故情報がでていたので名神で帰る。ナビを無視して名古屋ICで降り、結局これも3時間近くかかって大学に戻れた。
 やっと今週のラスト仕事が終わったという安堵感。加えて大学では文化祭で賑わっている。緊張から安堵、そして賑わっているという時間の流れがとても心地よい。模擬店のジュースを飲みつつ、キャンパスの緑も色づく気配が漂い、なんといっても今日の午後の透明感ある光が綺麗だ。冷たく強い風が看板をなぎ倒していた。そろそろ冬が近づいてきたようだ。

沖縄県・万座
Nikon Coolpix AW130
ISO200,焦点距離10.1mm(56mm相当),露出補正0,f4.4,1/30
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Nikon Freak58. ひがしのきょうと

2016年10月27日 | diving
 京都人は、今でも都が京都だと思っている。だから「ひがしのきょうと」つまり東京都というのは、東神奈川とか東浦和の親戚で、さらに言えば東久留米とか東長崎といったら何で九州の地名がここで登場したりして混乱しているじゃないですか。
 だから私は東京都から江戸都に名称変更をしたらと思っている。東京駅が江戸駅、東京大学が江戸大学、東京藝術大学が江戸藝術大学なら伝統文化的を扱うのに最適だと思うが。江戸都千代田区1-1・・住居表示なんか個性があってよろしいではないか。江戸都オリンピック・・・よろしゅうおますな。
 歴史区分というのは、都が置かれた都市の名前なのだから、当然今は江戸時代から動いていないのだから江戸都でよいではないですか。つまり今は江戸時代の続きというわけだ。100年後の歴史家は、都市のおかれた歴史区分がある時和暦の区分に変わってしまった。これは体系的ではないといって江戸都でくくってしまうかも知れない。それに江戸っ子という言葉が今も残っているではないですか。
 今日は、その京都からはへんぴな郊外かも知れない東京都へ出張である。もとは東京人だから、この街にさしたる関心はない。
 朝の出張ラッシュで、混んでいる列車が気鬱なのだ。身動きもできないし、気疲れも増大する。窓側でないと電源コンセントにありつけない。当然京都駅から乗るから、新大阪始発列車でも窓側の席にはありつけないときもある。
 そうなると情報がスマホだけでは、退屈だし仕事もできない。そんな難儀な列車で出張だ、就活だなんていうのは、お気の毒というほかない。だから名古屋迄、毎日各駅停車のN700系ひかり号で出勤する。
 今日は、出版社と打ち合わせなので東京迄ゆかざるを得ない。いつもの場合だと、空いているいつもの通勤電車を乗り越して東京へゆくのだが、今日は電光掲示板をみるとその3分前に臨時のぞみがあるではないか。それもN700系だ。煙草が吸える。木・金曜日だけの臨時列車だ。これでゆくと10時頃お茶の水に着くから、浮いた時間で神保町のさぼうるで珈琲が飲める。東京にゆくときは木・金に限る。それに名古屋でもあまり乗り込んでこない。となりのシートも空いている。やはり臨時列車だけのことはある。
 マックでプログの原稿を書きつつ、車窓の撮影などしつつ、気分転換に喫煙コーナーにかけこむ。何をするにしてもストレスのない空いている新幹線がベストだ。東京駅の精算書は混んでいるので、いつものように車内で名古屋-東京間の切符の発券をしてもらう。
 こちらは、それぐらいの余裕がなければ難儀な出張なんかで京都からわざわざでかける勇気はわかない。そんなささやかな喜びをみつけて、くつろぎつつ東京へでかけた。帰りは東京始発だから窓側に座れたが満席状態ののぞみ号だった。一気に疲れがほとばしり出た。やっぱなんか京都の郊外みたいな都市はアカンですね。

沖縄県・万座
Nikon Coolpix AW130
ISO125,焦点距離4.3mm(24mm相当),露出補正0,f2.8,1/60
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Nikon Freak57. 休む暇もない1日

2016年10月26日 | diving
 久しぶりに休む暇もない1日だった。朝京都の銀行用事、名古屋に出向き大学の卒業論文の審査が延々と続き、昼飯は5分、その合間に書きかけの原稿をいじり、その後学生達の実習室の掃除、その合間にソフトのシリアルNOを知らせろ、ならば調べなきゃ、そして卒業制作の打合せ、帰路キャノンへ修理に出したEFレンズの引き取り、京都に戻りクロッキー教室へでかけようやく自宅に戻る。明日は東京出張だ。公私ともに多忙な今週の山場の始めといってよい。
 唯一の癒し系は、EFレンズが修理から戻ったこと。レンズ全面の部品が折れていたから修理。なんとマウントまで歪んでいたので交換になっていた。そんな衝撃とは一体何にぶつけか記憶にない。考えれば、キエフの空港でプロテクターレンズが割れていたから、このときか。その時はリュックで担いでいたが、床に乱暴におろした。なにか底に硬いものがあった。そこへ3kgのEOSシステムがぶつかった。で、壊れた。つまりEOSの自重でダメージをうけたのではなかろうか。重い機材って自重で・・・というのがあるかもしれない。怖いっすねぇー重い機材ちゅうのは。
 次は、この機材かついで沖縄で今帰仁グスクの視察だろうか。

沖縄県・慶良間諸島
Nikon Coolpix AW130
ISO125,焦点距離11mm(61mm相当),露出補正0,f4.4,1/200
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Nikon Freak56. ハナノミカサゴ

2016年10月25日 | diving
 ハナノミカサゴだ。ヒレの先端には毒がある。近づくと岩の間に隠れてしまった。根が臆病なのか、それとも煩わしいものに関わり合いたくないだけか、その根性は私的でもあり、個人としては好感をもっているのだが。色がいかにもお目でた系だし、蟹に変えて今年の年賀状のモチーフにしたいのだが、なかなか撮影させてくれない。
 もちろんお鍋に刺身にと調理できる。ヒレの先端には毒があるから、調理の時は最初に切り落とすようだ。シッポが二つ見えるのだけど、反対側にもう一匹いて交尾中なのではと推測したりするが、それは11月頃なので、まあこちらの判断違いだろう。仰々しい鰭で賑やかな魚だ。絵にするのがちと面倒だな。
 今日は忙しい二日目が終わる。原稿書きと教授会。教授会は毎月のことだけど、今日はいつもより長時間だった。原稿は、歴史系の検証というなんとも退屈な作業だった。やはり今の作業が空間やイメージがわく世界にたどり着かないと我々の分野は面白くない。

沖縄県・慶良間諸島 アリガーケープル
Nikon Coolpix AW130
ISO200,焦点距離10.1mm(56mm相当),露出補正0,f4.4,1/30
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Nikon Freak55. 艶払い

2016年10月24日 | diving
 韓国から戻ってきてどうも寒がり志向になってしまった。ここは寒い土地仕様なのだ。といってここにはまって日本と一緒に冬を迎えるというのも気分が沈んで行くようでかなわん。 冬をじっと耐えてすごすなんて私はやだね。もう韓国の画像は暗いし、私のテイストではないのでパスしよう。だから、来月は口直しに意を翻して暖かい土地、沖縄を目指したい。
 その前に論文審査に本の最終のツメで東京出張にプリウスの車検がある。今週は、土曜日までこれらの仕事でかかりっきりだろう。来週末ぐらいは、これらの仕事をさっさと片付けて週末ダイビング。やはり暖かい土地の方が明るくてよい。
 その頃にはEOSレンズ28-300mmも修理から戻るだろう。私固有のシステム復活で、時間が許せば沖縄の北部あたりをレンタカーで回りたいたいところだ。
 さて気分転換と口直し、或いはうっとうしい気候の露払いに、1日はやくアップさせてしまおう。偶然の誤植だけど露払いを「艶払い」と入力してしまった。こちらの方が華やかでよさげだ。意味は通らないが、こちらを小見出しにしよう。

沖縄県・万座
Nikon Coolpix AW130
ISO125,焦点距離4.3mm(24mm相当),露出補正0,f2.8,1/250
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

EOSな日72. ユーラシア大陸の東の果て

2016年10月23日 | field work

 画像は、市場街からロッテ百貨店に向かって九徳路と光復路の間の路地だろうか。若い人達向けのお店が連なっている。それもリーズナブルだ。市場の徘徊もこんな路地を発見する楽しみがある。こんな光景が、いにしえの韓国の空気なのだろうか。もう少し歩き回りたい韓国である。


 平日だとPeach往復、東横イン2泊、でしめて22,000円位だから、国内を旅するよりも安い。そして関空から1時間と大変近い。でもここはユーラシア大陸東の果てのエキゾチックなれっきとした外国。当然EOSな旅人には、国内の旅よりはるかに満足度は高く、被写体がたくさんあり近くてよい撮影ポイントだ。日本の側にこんなに面白い所があった。治安も良いし、冬の寒い時にでもまたこようか。


 さて昨日は寒い朝で始まり、夜は暑さを感じる気温だったし、今日は北風が吹いて寒い日曜日だった。天気図では、太平洋側を低気圧が通過、そのあと前線がやってくるのとか。どうも中途半端な気候のためか、こちらの体調も気分も今一つ冴えず、だるい週末であった。来週は忙しい仕事に追われるので少しは刺激的なのか。


 


釜山・南浦洞


EOS1DsMarkⅢ.EF16-35mm/F2.8 USM


ISO1250,焦点距離35mm,露出補正0,f6.3,1/160

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Nikon Freak54. スパイガール

2016年10月22日 | field work
 釜山駅前を奥に行くとロシア人街がある。こういう街があること自体釜山が国際港であることの証だと思われる。ガイドブックには、夜は近寄るなと書かれてある。
 こういうところへポケットにデジカメをしのばせ撮影に出かける。看板にスパイガールと書いてあった、彼女達が戸口に立ち並ぶこの世界では、独り身の私は格好の餌食だ。餌食はよいとしても、例え遊んでも言葉が通じないから面白くなさそうだという先入観があり、それにどうもこの辺のお店は法外に高そうな気配が濃厚だ。だから撮影はするがお店はパスする。私は少ばかりこの街を足早に通り過ぎた。
 今のコンパクトデジタル機材は、夜でも難なく撮れる。ダイビングで、旅で、夜の街歩きでと私にとっては随分と活躍しているニコンAW130だ。
 自分のライフスタイルにあったコンパクトデジタル機材を一つだけポケットに入れておくという旅のスタイルをイメージする。そうすると、人それぞれにいろんな機材が登場してきて、その人のライフスタイルを示唆していて、蘊蓄を尋ねてみたいぐらいに面白いと思われる。ライフスタイル機材ですかね。

韓国・釜山市
Nikon Coolpix AW130
ISO400,焦点距離7.2mm(40mm相当),露出補正0,f4.2,1/25
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Nikon Freak53. 出来ない相談

2016年10月21日 | field work
 建築の調査をするから、機材のレンズは広角系の使用頻度が高い。だが時折長いレンズが欲しいときもある。といってたいした使用頻度しかない望遠系レンズを始終持ち歩く意欲は皆無だ。
 そんなときに雨具のポケットに突っ込んでいたイエロー・ニコンAW130が便利。今日の画像は、レンズの画角以上のデジタルズームで解像度は低いが、それでもなんとか使えている。結構コンパクトデジタルカメラは役に立つ。面倒ならこれ1台で旅に出ると荷物はすこぶる軽いだろう。 
 旅というのは、快適に暮らしたい・・・であればあれもこれもで荷物は増える。だが動き回りたいとなると荷物を軽くする努力がいるといった具合に、相反する条件をつなぎ合わせるあたりに、旅のパッキングのこつがある。旅上手な人の荷物をみながら勉強してみたいと思っている。だが旅上手な人から、機材は1台だよと言われると、そりゃ出来ない相談よということになる。
 常時超広角から100mm位までのレンズは、いつでも使えるようにしたい。といって軽くしたいというジレンマがぶり返してくる。今回のEOS広角ズーム+AW130のシステムは正解に近い選択だったったと自己評価している。実際望遠はこの甘泉洞ぐらいしか使わなかったが、でもないと撮れない。そういう難儀なところであれこれと迷うのが、こちらの楽しみなのかも知れない。
・・・とここまでは昨日書いておいた。加筆することもない。

韓国・釜山市
Nikon Coolpix AW130
ISO125,焦点距離30.1mm(168mm相当),露出補正0,f4.9,1/500
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

EOSな日71. 一つ片づく

2016年10月20日 | field work
 さて釜山の散策路は、釜山港とペイブリッジと街をみながら歩くので、どことなく横浜の街歩きと似ている空気を感じる。画像のあたりは昔の元町かと思えなくもない。
 さて昨日は、およそ1年ぶりにクロッキー教室へ出かけた。やはり手で書くことを忘れないためにも、こうしたレッスンが必要になってくる。モデルさんも何回か登場した記憶がある。このモデルさんはダンスをしているため体が柔らかいので難しいポーズをしてくれる。こちらは、あたふたと鉛筆を動かしていた。
 これも画像が不足したときの素材か。いや芸術の秋だし、クロッキー画像をアップさせるのも調度良い季節となってきたか。
 さてさて今日一日は、終日書類書きだった。全く無駄な仕事なのだが、腹立たしくても片付けるほかないようだ。こういう仕事はやだなと思っているうちに来週のスケジュールが全部埋まってしまった。来週は博士論文の審査や出張があるし幸いなことに忙しい幸せ感。週末にプリウスを京都まで車検とリコールのために運ぶというオマケまで付いてきた。
・・・とここまでは昨日書いておいた。そしてその通りになるというなんとも冴えない1日であった。懸案の仕事が一つ片づいたぐらいが幸せなのだろう。

釜山・草梁洞(horyang-dong)
EOS1DsMarkⅢ.EF16-35mm/F2.8 USM
ISO1250,焦点距離33mm,露出補正0,f8,1/250
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

EOSな日70. 釜山港

2016年10月19日 | field work
 釜山駅から市が整備した丘、草梁洞 に向かう散歩道がある。階段に脇に小さな昇降装置のようなモノレールが付いた168段の階段をあがり、さらに坂道を少しばかりあがると街を見下ろす散策ルートにでる。街角に雑貨屋があって眼下に街と釜山港が見えている。多分望遠レンズで引いて海を入れて撮影するといかにも釜山の空気が感じられるような映画のロケ地になりそうな場所である。アップダウンのある街だから、結構良いアングルが多いのだろう。実際釜山映画祭も開催されている。
 映画といえばオタッキーな話題につながる。というのもEOSのEF28-300mmのレンズをロシア出張で鋭利なものぶつけたようで前枠の一部が欠け修理となった。自然故障ではないので保証期間内でも有償修理というのが悲しい。確かこの時はプロテクターレンズも割れていたぐらいの衝撃だったようだが全く記憶にない。
 記憶がないといえば、修理に出した記憶が全くないニコンと比べると、キャノンはよく修理に出す。もちろんニコンフリークだった人間としては、ニコンD5にしたいのだが、何しろニコンのレンズ・システムを持っていない。それに28-300mmの廉価版はあるが高解像度レンズがニコンにはない。大三元レンズを使えとばかりに高解像度のレンズはあるが、私が欲しいレンズがいつも出ていないというのがニコンなのだ。これは待っても出てこないことは経験済み。
 それにオリンパスは売却用にパッケージしてしまったのでE-M1が残るだけである。今は2本のズームレンズで超広角から望遠までをカバーするという私好みのシステム性を全く欠いている。早くオリンパスから12-100mm/F4レンズがでないかな。
 こんな話を書いていると、その辺のプログと大差ない。そう大差ないです。こんな話を織り交ぜながら10年目を書いている。

釜山・草梁洞(horyang-dong)
EOS1DsMarkⅢ.EF16-35mm/F2.8 USM
ISO1250,焦点距離33mm,露出補正0,f8,1/250
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

EOSな日69. 秋の夜長

2016年10月18日 | field work
 もう南浦洞は多彩な市場の空間である。そこへ露店が建ちならび混沌として賑わっている空気が漂っている。とうてい全部は歩けなかったがお鍋飲食店がならぶストリートもある。韓国の肉は豚である。つまり豚鍋料理だ。
 2007年8月16日にスタートしたこのブログも目下10年目に突入している。10年も書き続けた自分にご褒美をだしてもよい位だ。当初できるだけわかりやすい文章で、オリジナル画像を添付してという方針は今も変わりはない。画像については3日分ほど第三者の画像を借りたが、それ以外はすべて私が撮影し、そして3DCGやクロッキーもあるから私が制作した画像ということになる。
 もう一つ節目記録があってダイビングもあと3ダイブすると100本である。寒くならないうちに100ダイブ達成をしておきたい。こちらはあと少しである。あとはプリウスが2年間で2万キロを超えたぐらいか。
 なんでこんなことを思い出したかというと、変に仮寝してしまったのでなかなか寝付かれない。そこで仕方なくブログを書いている。秋の夜長を実感しているわけだ。
 このブログも初期の頃にカウンターを外してしまったので、一体どれぐらいの人が読んでいるかはわからない。ひょっとしたら読者は1名位しかいなかったりして。仮にそうだとしても、10年間書き続けている原動力はなんだろうか。習慣なかぁー。
 文章上手な人のテキストを原稿用紙に書き写したりすると、文章のコンテクストがわかるなど文自体が上達するというのは昔からの文章作法。では私はそうしたかというと、全くしていないから相変わらずの文章である。ただ文章を書くことに変にプレッシャーを感じることはなくなったし、しゃべるように空気の如く書いている。それが10年間書き続けた成果だろう。

釜山・南浦洞(Nampo-dong)
EOS1DsMarkⅢ.EF16-35mm/F2.8 USM
ISO1250,焦点距離33mm,露出補正0,f8,1/250
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

EOSな日68. 屋台街

2016年10月17日 | field work
 沖縄の国際通りから牧志の公設市場に入ってゆくと、左右に迷路のように路地が続く大規模な市場がある。だが商人が高齢化してきたためにシャッターを降ろしている店舗が圧倒的に多い。
 だが釜山の国際通りの界隈は、いたって元気だ。ここには代表的ストリートであるはずの国際通りを街歩きの目印にしようとしたが多くの市場の中に埋没して見あたらず、そんなのはどうでもいいよと言わんばかりに無数の市場がお店を開いている。それも朝、昼、夜、夜中と時間差で営業している。ここカントン市場は24時間やっている市場だからコンビニの比ではない。この狭い通りに不定期に設けられる屋台街ですか。屋台には人気店もあり行列している。そんな人混みをかき分けて通り抜けるぐらいに狭隘で混沌とし活気ある空間が広がっている。釜山の市場は今も生きている。
 さて話題は多いに変わるがオリンパスE-M1mark2は何時発売されるだろうか。バッテリーグリップ付きで、まさに私のポリシーや仕事に合致するM.ZUIKO DG PRO12-100mm/F4.0レンズと一緒に調達したいと目論む。
 多分バッテリーサイズはEM1と一緒の気配濃厚。だとすれば最新の充電器でEM1用バッテリーも充電可能ではと期待する。これは不便が無くて良いのだが。このあたり期待に応えてくれるのがオリンパスである。すでにAmazanではレンズのみの予約受付をしているが、ここはセットで調達した方が得なのだが。さて・・、大変魅力的なPEN Fも買わずじっと我慢の子ではある。さてPEN E-P5とEM5を磨いて売却しよう。目下EOS1Dsシステムがリュックの中でかさばっている。
 今朝は夜来風雨の声で眼が醒めた。激しい雨が屋根をたたいていた。台風でもなし、あれは一体なんだったのか。確かに雨雲が日本列島を縦断してゆく画像はあったが、これだけではわからない。そこで気象協会の天気図でみると低気圧が東北あたりにあった。これか、原因は。

韓国・カントン市場
EOS1DsMarkⅢ.EF16-35mm/F2.8 USM
ISO400,焦点距離20mm,露出補正0,f8,1/320
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

EOSな日67. 移転延期

2016年10月16日 | field work
 この魚は、調べたらタチウオ。EOSの露出が変わるぐらいに輝いている。ダイビングではみかけないが立派な食材だ。味はわからないが蟹といい釜山の市場の魚は大変大きくボリューム感がある。日本海を共有しているから魚が豊富なのだ。そしてとびきり大きな蟹をはじめとして生きている魚が目立つ。
 Googleで釜山をひくと、チャーヨンピルの「釜山港へ帰れ」という演歌が出てくる。今の釜山は、演歌に歌われるほど叙情的な街だとは思わないが、 またブラッと出かけたいところである。
 市場と言えば、東京の築地市場が11月に移転するはずだった。だが豊洲の土壌汚染問題で移転延期となっている。私も経験があるのですが、土壌汚染の除去は2~3年ぐらいの時間がかかるんですね。まあ市場は掘っ立て小屋みたいな物だから、港湾設備や道路さえ整備されていれば3ヶ月もあれば移転できるんでしょう。
 といっても私達が買い出しに行ける場外市場は残ると記憶している。だからあわてて出かけてゆくこともないが。
 しかし本体のない場外市場は観光市場であり、あの車が頻繁に出入りし業者が手押し車で通り過ぎる騒然とした朝の風景が薄れて行くのは京都人としては寂しさも感じる。観光市場なら京都の錦市場もあるしな。築地市場は東京の数少ない個性の一つだった。多分物流機能が果たせないから広い敷地に移転するのだろうけど、それが移転延期ですか。
 いずれ本体の市場があるうちに築地場外市場へ出かけて見よう。宿は市場近くのあそこだろう。朝市場を徘徊し江戸銀・・・ゲッ朝遅いじゃないが・・・ならば市場の中の寿司屋あたりでお寿司を食べ、銀ブラして帰る東京お決まりコースかぁ。昼の新幹線で京都に帰れるな。

韓国・ジャガルチ市場
EOS1DsMarkⅢ.EF16-35mm/F2.8 USM
ISO400,焦点距離20mm,露出補正0,f8,1/320
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする