Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE136. 雪の大晦日

2010年12月31日 | Kyoto city
 さて今日は大晦日。珍しいことに今年は、朝起きると雪が舞っている。それにどんどん積もってゆくようだ。今年は、海面の温度が高いので、そこへ寒気団がくると温度差が高いので一気に雷や豪雪になるという話を聞いたことがある。
 結局午後3時ぐらいまで降っていたようだ。それを過ぎると雨模様になった。シンシンと冷え込んでいて、古都の冬に相応しい、冬になった。それはそれでいい景色だ。
 夜は客人を招いて宴会である。その後に、「おけらまいり」で八坂神社に出かけるのだろう。いい時間のすごし方なのかもしれない。
 私は、いささか酩酊している。そんななかで次第に時間が、過ぎてゆく。大晦日の時間のすごし方である。 

東本願寺, 2010年12月31日
OLYMPUS PEN E-P2,14-150mm/f4.0-5.6
ISO200,22mm,f4.5/1600,露出補正-0.7,iFinish
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE135. 雪予報

2010年12月30日 | Kyoto city
 今日の京都の街は、大変冷え込んでいる。そういえば、昨年の今日も底冷えとブログに書いてあった。シンと時間が止まったような写真を掲載していたことを思い出した。
 今朝前の家のおばはんが、雪がふるかもしれないといっていた。京都人がいうのだから当たりそうだ。天気予報をみてみたら、確かに京都府南部は明日からお正月にかけて、雪予報がでているではないか。最近は暖冬だから、この時期に雪予報というのは近年では珍しい。雪が降る寒いお正月か。すごく寒そうだけど、それはそれで楽しみだ。
 今日のように冷え込むと、 なにか強力なお誘いでもあればでかけるが、自ら外に出ようという元気はなくなってくる。むしろ家にこもっているほうが心地よい。ようやく年賀状もほぼ出し終えたところで、今晩は早くお風呂に入って、お酒を飲んで寝てしまおう。もう寒くて何もしたくない。そんな気分だが、雪が降れば古都の街を出歩きたいと思う、複雑な心境でもある。

河合神社, 2010年12月8日
OLYMPUS PEN E-P2,14-150mm/f4.0-5.6
ISO200,20mm,f8,1/250,露出補正-1,iFinish
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE134. 仕事納め

2010年12月29日 | Kyoto city
 昨日は、大学で打ち合わせだった。すでに冬休みに入っており学内は静かだが、研究の仕事は休みとは関係なくやってくる。
 来年早々に5本の論文をださなければならないかぁー。秋に学会が開催されると、論文の方は半年前に締め切りがくるので、いつも1月~3月が忙しくなる。それに査読論文が加わって新年早々どうなることやら。まあ来年のことをいうと鬼が笑う、というやつかな。
 昨日は、仕事納めというわけで、大いに食べ飲んだ。おかげで、名古屋泊まりになってしまった。おもむろに京都に戻り、ああっ、まだ年賀状を書いていなかった。そんなこんなで、バタバタしていると、なんとはなく年の瀬が近づいてくるようだ。

河合神社, 2010年12月8日
OLYMPUS PEN E-P2,14-150mm/f4.0-5.6
ISO200,20mm,f4.5,1/640,露出補正-1,iFinish
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE133. 忙中閑あり

2010年12月28日 | Kyoto city
 京都も風が冷たく底冷えがする毎日になってきた。今日は、錦市場へ買い物につきあわされた。要は荷物もちである。まだ年末の人混みにはいたらないが、それでも人は多いようだ。この時期にしか出ない野菜の飾り物をはじめ、時折珍しい産品を見かけた。
 次第にお正月が近づいてくる。そのお正月のために年賀状を書いたり、家の掃除をしたり、普段はしないPC周りの配線を直したり、諸々の買い物にでかけたりと、どこか宴会準備のような慌ただしさを少し感じさせてくれる。むしろ何もしない寝正月のために、今あわただしく雑事をかたづけている。
 だらだらと書いているが、実は今日はこれをブログのテーマにしようと思っていたら、そのテーマを忘れてしまった。毎日何かしら一つはテーマを思いつくのだが、師走の慌ただしさの中に消えてしまったようだ。
 「忙中閑あり」という古語を思い出す。忙しい中にもブログを書くぐらいの暇があるという意味であり、今の季節にふさわしい言葉だが、テーマを忘れてしまっては書きようがないですね。お正月は、ブログも休もうと考えている。
 
東福寺即宗院, 2010年11月28日
OLYMPUS PEN E-P2,14-150mm/f4.0-5.6
ISO200,25mm,f5.6,1/100,露出補正-1,iFinish
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE132. 小・軽・安・便

2010年12月27日 | Kyoto city
 今年の大きな変化の一つは、 デジタルペンシステムにしてから、手元にあるEOSとかFUJI(つまりニコン)といった従来の大きなボディとスタイルをもつデジタル一眼レフを全く使わなくなった。わたしだけかと思ったら、朋友が、「従来の大仰なデジタル一眼レフシステムがあまり売れないそうだ」、と言っていた。
 そんな状況だと、C社とかN社などの一眼レフシステムは、いずれなくなるか縮小するのではと思われる。例えばニコンもD3でおしまいということになる。それは寂しいことだが、最近では私自身あまり使わないシステムなので、特に感慨もない。
 それに事件やイベントがあると、けたたましく大きな機材をジャリジャリと持ち出してくる写真労働者の姿をみると、あれって格好悪いし、それにださいよ。今は写真記者が多いから、撮影よりは取材の方に力点が置かれる時代だし。どうも大仰な撮影機材を持ち歩いている姿は、どこか20世紀的時代の姿におもわれ、ずれを感じてしまうのは、私だけだろうか。
 情報伝達手段が格段に発達している今の時代の写真記者の姿をイメージすると、携帯電話で撮影し、iPadで写真と原稿を送るといった小さく軽い取材スタイルを思い浮かべるが。きっとiPhonの後ろに○○新聞社などとロゴが入っていたりして(笑)。そう普通の人と変わらない忍者のような写真記者の姿を思い浮かべるが。
 朋友が、小型パソコンにグーグルのソフトで、テキストを書いたりオブジェクトを制作していた。つまり市販のアプリケーションソフトを全く使用していないわけだ。そうなるとあのofficeやAdobeなんていうのもあまり必要なくなってくる。安易で便利な方へシフトしている。
 時代は次第に、小さく軽く安易で便利なほうへ変化しているのではないだろうか。そんなことを感じさせてくれた1年であった。

東福寺, 2010年11月28日
OLYMPUS PEN E-P2,14-150mm/f4.0-5.6
ISO200,14mm,f8,1/160,露出補正-1,iFinish
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE131. 寝正月礼賛

2010年12月26日 | Kyoto city
 昨日は、新幹線で米原を通過したら、外気温0℃という表示が出ていた。新幹線に乗っていても窓から外気の冷たさが伝わってきた。まだこのあたりは、雪が積もっているわけではないが、それでも遠くの山々はしっかり雪化粧であった。 
 京都市内も本格的な冬到来を思わせるような、すこぶる冷え込んだ一日であった。家の中も暖房をつけなければ、シンと冷たい空気を感じさせてくれる。今年もいよいよ厳冬が来たかという思いがする。
 クリスマスを過ぎているのに紅葉の画像とは、我ながら笑えるのであるが、その後撮影をしていないし、それに今の時期の風景はあまり美しいとも思えないので、秋の風景を懐かしむという気分だ。
 今日は、大学で仕事兼ゼミ生らと一年の納会だ。さらに今年のお正月は外で食べようというので、あまり正月準備にかり出されないのは正解だ。むしろこの静かな年末を淡々とすごしたいと思う。そして寝正月を決め込む、それはなかなかよい案ではないかと思う。寝正月礼賛というわけだ。

東福寺, 2010年11月28日
OLYMPUS PEN E-P2,14-150mm/f4.0-5.6
ISO800,120mm,f5.6,1/200,露出補正-1,iFinish
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE130. 寒波到来

2010年12月25日 | Kyoto city
 あれっ!、さっき書き上げた原稿は、どこのDomainから読み込んだのだろうか。MacのDomainファイルは、HD→ライブラリー→Documentation→Application→iwebのなかに入っているはずだが、そのDomainファイルがない。
 コピーしてあったファィルを所定の位置のフォルダーに入れたので、結局昨日の分からつくりなおさなければならない。このブログもクラッシュから立ち直ったものの、少し混乱が続いている。再度書き直しである。
 それにクリスマスイブは、iweが混んでいるのだろうか、なかなかアップデートできないようだ。
 昨日は、寒波がきており寒いクリスマスイブだった。夜半にベランダに出るとすこぶる寒かった。今日は京都府の北部では、雪が降る予報が出ている。だが市内に雪が降るまでには、いたらないだろうと思っている。
 ところで紅葉以後撮影にでかけていないので、画像は相変わらず紅葉時である。この調子だと新年になっても紅葉の画像だったりして(笑)。
 このブログにアップさせた一連の紅葉の画像は、デジタルペンの撮影モードをiFinishに合わせ、スポット測光を用い、露出は-1/3~1絞りマイナス補正している。その結果実際の見た目より少し派手に色鮮やかに撮影されている。それがFUJIのFinepixS5と比較しても、デジタルペンのiFinishモードは、良い発色をしてくれる。
 ブログラムが進化したのか、眼がなれたのもあるが、この小さなボディであるにもかかわらず、デジタルペンの色彩は少し癖もあるが、大変優れていることを紅葉の撮影で実感した。

東福寺, 2010年11月28日
OLYMPUS PEN E-P2,14-150mm/f4.0-5.6
ISO800,120mm,f5.6,1/200,露出補正-1,iFinish
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近のドローイングから130.

2010年12月25日 | drawing
 モデルさんは、こうした後ろ姿のポーズをよくする。私が何を描きたかったかといえば、骨盤だよ。自分では見ることができにくい腰から尻に欠けての量感は、大変魅力的なフォルムだ。そんな柔らかな量感のなかに大きな骨盤がドサッとはいって体を支えている。そういうギャップが面白いのだが・・・。・・・とここまでは、昨日書いておいた。今日もクロッキー教室だった。
 寒く、そして人並みに忙しい師走である。疲れたのでブログを書く意欲もない。お休み。

クロッキー帳NO14.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE129. クラッシュから立ち直る

2010年12月24日 | Kyoto city
 今年は11月11日に起きたG5のクラッシュは、少し痛かった。このブログも結構アクセス数も伸びていた頃だから、突然なくなり、アレッと思われたビジターもいたことだろう。
 結局ブログそのものを、手動で作り直すとともに、ホームページの構成も変えてしまったので、UPLの末尾が少し変わったようだ。Macであればブックマークが生きるが、Winでは無理だろうと推測。過去3年間のブログデータは復旧したが、万事振り出しに戻った。
 ブログの開始に当たりiMacを購入したので、G5は治らずじまいになりそうだ。Macのサポーターとの話では、ロジックボートのクラッシュではないかという話になり、HDは使えるかもしれないそうだ。だがデータの大半は、mobilemeと外付けHDを使用していたので、ブログを手動で回復させた今となっては、あまり必要性がなさそうだ。価格の高いデータ復旧には、躊躇する。
 当時30万はした23インチの液晶モニターが漫然とデスクに置かれている。使い道を考えなきゃ。テレビにするか、Macminiでもつけるか思案中だ。いずれ仕事の内容によって決まってくるだろうという思いがあり、放置状態だ。
 MacminiでもクラッシュしたG5より性能が上がっている。まったく日進月歩のPC世界だ。そうなると3DCGの制作に不安は残るものの、リーズナブルな機種を使いまくって、壊れたらさっさと新しい機種に乗り換えるという方法がよさそうだ。それにブログも含めデータをすべて初期化するというのも、今時のPCとのつきあい方だなと思った。
 今日は冷え込んできそうなクリスマスイブ、明日の京都の天気予報には、雪の模様が(嬉)。ホンとかなぁー。

東福寺, 2010年11月28日
OLYMPUS PEN E-P2,14-150mm/f4.0-5.6
ISO800,120mm,f5.6,1/200,露出補正-1,iFinish
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE128. 美の頃合い

2010年12月23日 | Kyoto city
 美術の専門書或いは保健のテキストなどをみると、年齢ごとの人体のプロポーション比較というのがある。つまり0歳の4頭身から5歳刻みぐらいで変化が大きい時期の二十歳まで6~7頭身の人体が描かれている。二十歳になると大人体型で完成され、その後はない。
 つまり人体というのは二十歳までは大いに変化するが、その後のプロポーションは、あまり変わらないということである。もちろん美学的に私が美しいと思うのは、12歳から二十歳までなので、つじつまが合っている。
 さてその美学的に美しい年代に何をしているのだろう。部活で毎日真っ黒になってテニスです、或いはお受験でそれどころではないです、といった言葉が返ってきそうだ。つまりもったいない話だが、美学とは無縁の世界でもっとも美しい時間が、知らず知らずのうちにすぎてゆくのが一般的といってよいだろう。美の頃合いに気づいたときは遅いよ!、というわけだ。
 ところで、私の目からみてもよくわからんという場合もある。例えばファッションモデルの山口小夜子だ。彼女は、20世紀日本のスーパーモデルといって良いだろう。当然個性的なフェイスとともにスタイルは抜群によいのだが、どうも体型が私にはよくわからないわけだ。個人的には、限りなく二十歳前半の体型に近いのではと想像しているわけ。彼女のことをブログで検索したら、3年前に57歳で孤独死したと書かれてあった。
 人体には美の頃合い、という瞬間がある。それは常にうつろいゆく可変的な存在だからだろう。

東福寺天徳院,2010年11月26日
OLYMPUS PEN E-P2,14-150mm/f4.0-5.6
ISO1600,14mm,f4,1/13,露出補正-1,iFinish
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE127. 女二十歳は熟女の始まり

2010年12月22日 | Kyoto city
 最近クロッキー教室に再び通い出して裸婦を描いている。昔のデッサン感覚を取り戻そうという意図なのだけど、果たして年齢を超えて戻るだろうかという、個人的好奇心もある。
 だが美意識の方はぶれることなく、確かなようだ。裸婦を描いている経験からいえば、一番美しいのは二十歳まである。後ろから見ると腰から股にかけて圧倒的に皮下脂肪が少ない。つまりスラッとしているわけだ。
 二十歳を過ぎるお尻から股にかけて皮下脂肪がついてきて、大人の体型になってくる。当然腰からから股にかけてのラインが大いに違うわけだ。もちろん二十歳過ぎても格好はいいので、グラビアアイドルなどでもてはやされるし、街のお姉ちゃん達は、私は美しいという自身をもって肩で風きって闊歩しているのだが、私からいえばそうした大変な勘違いが大いに笑えるのである。
 フィギャースケターをみたまえ。安藤美姫さんは、二十歳をすぎてから四回転は飛ばないし、浅田未来さんは随分皮下脂肪がついて大人体型になってきた。昔のようなスリム感覚はもう見られない。
 二十歳を過ぎれば立派な大人体型だが、それが三十になろうと、四十になろうと、五十になろうと、デッサンをする立場から見れば、プロポーションはあまり変わらないといってよい。もちろん歳をとれば努力して体型を維持しなければならないが。
 つまり女二十歳は熟女の始まりといってよい。言い換えれば格好良いのは二十歳までである。京都の舞妓さんが二十歳でおしまいというのも、理にかなっているのであろうか。
 私の見立てからいけば、女として美しいのは12歳から二十歳までだと確信できよう。それを過ぎたら大人体型となり、みんな一緒くたですよ。

鳥居本, 2010年12月9日
OLYMPUS PEN E-PL1,9-18mm/f4.0-5.6
ISO200,14mm,f4.9,1/250,露出補正-1/2,iFinish
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE126. 師走疲れ

2010年12月21日 | Kyoto city
 昨日は、家に帰ったのが23時を回っていた。そのわりには、一日スカスカと空回りしているような仕事漬けの1日であった。何をしていたのだろうと思い返しても、思い出せない。そうなると疲れも倍加してくるようだ。それが師走の空気だろうか。
 いささか一年の疲れが溜まっているのかもしれない。だからお正月はなにもしないですごす、それが最高のすごし方でしょうという説があったが、その通りだと思う。今年の正月は何もしたくないと思うほどに、疲れた一年だったのは、私だけではないようだ。
 まだ忘年会のつきあいも少しあるし、年賀状も書いていない、そうだ医者に薬をもらいにゆかなければ、などなどと考えると、腰が重たくなる昨今だ。
 少し師走疲れなのだろう。

東福寺, 2010年11月28日
OLYMPUS PEN E-P2,14-150mm/f4.0-5.6
ISO200,22mm,f6.3,1/160,露出補正-1,iFinish
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE125. 食文化の街

2010年12月20日 | Kyoto city
 最近撮影にでかける時間もないので、先月の画像をアップさせている。もう師走だが、原稿書きの仕事が淡々と続いているので、撮影徘徊もできもない。
 総務庁の家計調査年報からパンの消費量を県別に集計したデータがWEBにあった。それによると京都府の1世帯あたりの年間パン消費量は62.1kgと算出され、全国平均値44.7kgを上回り全国一位である。それだけパン屋さんが伝統の街京都市内には多いようだ。その理由は自営業が昔から多く、手軽に食べられることがパン屋の多い理由だそうだ。
 京都市内でパンの老舗といえば進々堂であり、私も植物園や情報センターに足を運んだときは、ほぼこの店でパンのお昼、トルティーヤね。その他にもおいしいパン屋が市内には多いことも事実だ。
 ちなみに事業所統計調査によると、蕎麦屋をのぞく日本料理店が多いのが東京、ついで京都となっており、和と洋をためらいもなく食する京都人の新しい物好きの気質が、伺えるようだ。
 また私の仕事先である名古屋は、古い物好きという超保守気質だから、私はこの二極を毎日往復しているわけだ。さて食べ物は名古屋と京都とどっちがうまいかといえば、そりゃ京都だよ。和から洋まで圧倒的に種類が多いし、味もよい。それにお総菜文化が発達している。「おばんざい」ということばも京都独自だ。京都は食文化の街なのである。
 そういえば昨日のお昼は、朝はマフィンで昼は百貨店で売っている下鴨茶寮のお弁当だったな(笑)。

即宗院, 2010年11月28日
OLYMPUS PEN E-P2,14-150mm/f4.0-5.6
ISO200,60mm,f5.6,1/160,露出補正-1,iFinish
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE124. 15年目のアクロス

2010年12月19日 | Kyoto city
 福岡市を訪れると必ずその前を通りたくなる建築にアクロスがある。デザインはエミリオ・アンバースである。
 世の多くの建築は、まあ一度見れば私としては満足なのだが、年を経るごとに見たくなるのがこのアクロスである。なんといっても多くの植栽で覆われた傾斜テラスの樹木がどれぐらい育っただろうか。そしてそのときの風景はどうなのだろう、という好奇心時とともにわいてくる。このように、時間の経過がしっかり建築のデザインとして取り込まれている。だから時間の経過とともに訪れたくなる。そういう時間の中で生き続けるという点では、他の現代建築と異質なコンセプトである。
 竣工後15年を経て訪れたアクロスは、樹木が紅葉するなど、少しずつではあるが、次第に緑が濃くなってきていた。こういうランドスケープな建築がもう少し現代都市には欲しいように思う。

天神中央公園, 2010年12月18日
OLYMPUS PEN E-P2,14-150mm/f4.0-5.6
ISO200,14mm,f8,1/400,露出補正-1/7. iFinish
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE123. 九州国立博物館

2010年12月18日 | Kyoto city
 出張で福岡市の九州産業大学まで出かけていた。翌日帰りに少し時間があったので、太宰府まで出かけた。太宰府天満宮は、学問の神様である菅原道真公を祭ってあるので、まあ仕事柄日々の学術研鑽に感謝するとかの理由もあるのでお参りした。実は目的は九州国立博物館である。
 九州国立博物館は、菊竹清訓と久米事務所の設計になる建築である。菊竹清訓晩年の作品である。太宰府境内の小高い山の中にあるので、なんとも外観が見えず、写真に撮りにくい建築だ。多分この建築は断面図でみると格好がよいのかもしれない。でもそれは見えませんなぁー。
 九州国立博物館は、国宝級の展示物もあり見られる展示になっている。iPadによる展示説明を試験的に行っていた。それ自体は面白い試みなので早速借りたのだが、デモ版というだけあって、画面の表示名称が展示スペースになかったりと、iPad解説と展示とを一致させるのに苦労する。その展示場所にゆくと、自動的に画面が切り替わるなどというのは、システムを開発したメーカーの詭弁に近い。優れたapple機材をベースにしているのだから、もう少しシステムコンテンツを向上させてほしいですね。それに画面表示と説明が幼稚でマックのテイストに合わないよ。
 最後にエレベータを下りてきたら、博多の置き山笠が展示してあった。博物館には場違いだか、まあ面白いではないかというので、本日の画像になってしまった。

九州国立博物館, 2010年12月18日
OLYMPUS PEN E-P2,14-150mm/f4.0-5.6
ISO1000,45mm,f5.4,1/100,露出補正-1/7. iFinish
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする